おもい出し日記

お風呂、今・昔

6/13(土)はパナソニックのショールームに行ってきました。

打ち合わせしていたプランの方向性が決まるとCAD図にて再度プランの確認を行います。
その過程で、システムキッチン、洗面化粧台、ユニットバス、トイレなど実物を確認するためにショールームを見学します。

今回は、unスタイルの標準仕様の確認です。
キッチンはオープンタイプに変更し、食器棚(カップボード)と2階の洗面化粧台も選びます。

契約後に仕様打ち合わせがあり、外・内部の色や仕様を決める打ち合わせはあるのですが…。

住設は、初めて見学した時に色までも仮に決めていきます。
契約前ですが…。




工事が着工するまでに色等を確定すればいいので、それまでの間、いろいろ検討することができます。

意外と…最初選んだ色が確定しているようです。
瞬間的に感じたものが…でしょうか。

家族でいろいろ考え、検討します。

ユニットバスでは、どんな浴槽がいいのか?自分の体に合うのか?
お子さんがいれば、一緒にお風呂に入ってもらいます。





小さい時から暖かい家で…。
スイッチ「ポン!」でお湯が出て…。
清潔な、お風呂に入れて…。
うらやましい~。



私の小さい時は…。

薪でお湯を沸かし、浴槽は桶のようなものでした…。
昭和30~40年代の話です。

その当時、風呂やトイレは、母屋から離れて建っていました。
それは、「水・湿気の問題」があり早く劣化するので、建て替えが容易なように母屋と切り離して建ててあるのです。

その年代は、どこの家もそうでした…。

自宅内に作業場があり、木の加工をしていたので、燃料になる端材の木は、たくさんありました。

浴槽の隣にある焚口に端材を入れて、どんどんお湯を沸かします。

焚口に端材を入れることを「くべる」といいます。

夏はちょっとしたアウトドアで楽しいです。
冬の湯加減調整は、雪を入れたりして楽しいのですが…。
やっぱり寒い!

熱い浴槽から出てきても、母屋が離れているので、そこに行きつくまで冷めてしまいます。
やっぱり、体には悪い…。
血圧が上がったり、下がったり。

幼い日の記憶にあるのは…。
明るいうちに、お風呂に入るのは特別なことと思っていて、「贅沢な時」と感じていました。

職人は外仕事の時、雨が降ると休みになります。
そんな時は、いつもより早くお風呂を焚き、入るのです。

父がいつも風呂を焚いていて、私が入っていると、いつも聞いてきます。
「ぬるいが~? あついが~?」

「ちょうどいいよ!」
「そうが~!」と言いながら端材をくべます。

翌日も「ぬるいが~? あついが~?」と聞いてきます。
「熱いよ!」と言っても端材をくべます。
まるで蒸気機関車に石炭を投入するように…。
熱くても、どんどん火を増やしていきます。

「ぬるい」「ふつう」「あつい」と言っても、作業は同じだったのです…。

今はエコキュートがお湯を沸かしてくれます。
ボタンを押すと「お風呂の栓は閉めましたか?」とモニターが話します。

お湯が満杯になると、また話します。
「お風呂が沸きあがりました」音楽付きで話します。

入浴中は湯温が下がると自動的に追い焚きをしてくれて便利です…。
そんな時、小さい時のことを思い出すのがこの言葉です。

「ぬるいが~? あついが~?」

エコキュートも、そんな感じで聞いてくる機能が追加されるかも…。
モニターが話したら面白いな~、そんなことを妄想してみました。
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