鈴木大拙さんは、日本の仏教学者・文学博士です。
禅についての著作を英語で著し、日本の禅文化を海外に広く知らしめた方です。
パンフレットには…
国内外において数多くの講義・講演を行い、東洋・日本文化や考えをひろく伝えるとともに、直接的な語り合いによって、さまざまな人に影響を与えました。
大拙の語りを直接聞いた方からは、共振ともいえる「ふるえ」を通じて体感したものがあったと書かれています。
展示計画の方針には…
単にものを鑑賞する場とせず、来館者が自由かつ自然な心で鈴木大拙とであうことにより、そこから得た感動やこころの変化を自らの思索につなげていくことを方針にしているとのこと…
大拙を「知る」空間、心や思想を「学ぶ」空間、自ら「考える」空間で構成されています。
それを建築で表現されていて…私は「ふるえ」を感じました。
すばらしい建築です。
設計者は谷口吉生です。
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