マイナス金利について

デンマークでは３年半前からマイナス金利政策を実施しており、住宅ローンを利用すると「利息」がもらえ、住宅を買い求める人が急増しているそうです。

半年ごとに見直す変動型の基準金利がマイナスになり
2016年上半期は６１００人以上が毎年117クローネ（約2000円）の利息を受け取ることになるとのこと…。

お金を借りて、利息がもらえる？
ただ銀行に払う手数料を加えた実際の金利は0％を少し上回るようです。

いいことがあるようで心配事も…

住宅ローンの金利が低いのはいいけれど、逆に年金の受取額が減らないか心配している人も多いようです。

住宅建設が大きく増えたことを除けば、景気が急に良くなったわけでもなく、生活への影響はほとんど見られないとか…。

日本銀行・・・・-0.1％
欧州中央銀行・・-0.3％
デンマーク・・・-0.65％
スイス・・・・・-0.75％
スウェーデン・・-1.1％

日本は、銀行から企業へ融資が増えることなどで消費が上向き、物価が上がることを期待しているのでしょうが…。

デンマークでは住宅建設は増えたということで我々は期待したいところではあるのですが…。