うれぴっプル♪

ゲーム大好き店長のオタブログ

「好き好き大好き!」感想

2024-03-18 19:17:39 | ゲーム感想【サ行】

13cm/1998年

一昨年の夏にAndroid版をプレイしました。
色んな意味で思い出に残る作品。


まず主人公が意中の女の子を誘拐・監禁し、ラバースーツを着せるところからスタートするんだけれど、調教とか凌辱とかそういうエロゲっぽい展開は始まりません。
何もしないんです。
何もしないって言ってるのに女の子がずっと怯えてるんです。そばで見てるだけなのに。怖いことなんて何もしないのに。ねえどうして?怖くないよ怖くないよ怖くないよ怖くないよ怖くないよ怖くないよ怖くないよ怖くないよ怖くないよ怖くないよ怖くないよ怖くないよ怖くないよ怖くないよ怖くないよ怖くないよ怖くないよ怖くないよ怖くないよ怖くないよ怖くないよ怖くないよ怖くないよ怖くないよ





ヤンデレというジャンルが確立していなかった時代のヤンデレゲー。
いやーーーーーこれはツボったなぁ…大好きなゲームの一つです。
主人公が重度のラバーフェチに陥ったきっかけである出来事の回想、そこの文章を読んでいる時「これ、もしかするとすごいゲームかも…」って感嘆したもんですよ。ほんとこっちまでフェチに引っ張られそうになる!
文章がすごく綺麗なんです。ものっすごいドロドロしたお話なんですけどね。
アコギ1本なBGMもシナリオの暗さに合っています。
長いお話ではないのでプレイしやすいのもオススメポイント。既読スキップも早いし。


複数あるエンディング、どれもほとんど救いがありません。
ネタバレになるから詳しくは書かないけど。でもその救いの無さが逆に心地良いっていうか…小さな町で起こる小さな悲劇の結末ってこんなもんだよな~と…。


主人公の長瀬とメインヒロインである蒲乃菜の組み合わせが好きです。蒲乃菜って実は天然だよね?
最後に解放される√はめちゃくちゃ萌えた!そこまでの全ての苦しみがあの√によって浄化されました…
あとみるくはネタとして好きです笑


唯一不満なのは蒲乃菜が制服を着ているイベントCGが1枚も無いこと!
ラバースーツに特化したゲームってのは分かるけどぉ!!
逆にみるくのエロCGは多すぎwww


タイトルの元ネタである戸川純氏の「好き好き大好き」も名曲です。

評価:92点


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「THE 恋愛シミュレーション2... | トップ | 「学園ハンサムRevolution」感想 »

ゲーム感想【サ行】」カテゴリの最新記事