うれぴっプル♪

ゲーム大好き店長のオタブログ

「MinDeaD BlooD~麻由と麻奈の輸血箱~」感想

2024-07-25 20:06:07 | ゲーム感想【マ行】

Black Cyc/2004年(DVD版2006年)

マイブラのファンディスク「麻由と麻奈の輸血箱」感想です!
MinDeaDBlooD本編で登場した豊富なヒロインたちに、ついに個別√が!それと本編ではありえないアナザーストーリーやギャグシナリオが楽しめます。
新テーマソング、それに大半のヒロインと主人公に新規立ち絵が用意されていてファンディスクってこんなに充実してるもんなの!?あんまりやったこと無いからワカラン…


園原姉妹、那津美、今日子、芳江、ありさの六人に個別√を作ってくれたのが本当に嬉しいですよね!私はこのファンディスクで特に芳江が好きになりました。本編では明かされなかった彼女の私生活がね…ネタバレしない方針なので特に語れないんですけどあれは良かったなー。
そうそう芳江の新規立ち絵も良いです!あの水着みたいなホットパンツwww


六人の新シナリオはまぁオマケというか、かなり短いです。あれ?もう終わり?ってくらい。それでも作ってくれただけで嬉しいですよ~。


本番は「支配者の為の狂死曲」√ですね!
これは本編とはまた違ったテイストの、しずるが千佐倉を支配するお話です。本編ではやり切れなかったことをやり尽してます。こっちはこっちで熱い展開が待っています!
しかしメインヒロインの二人(悠香・沙希)に新しい立ち絵があるのに園原姉妹に無いのは…公式サイトによると大人の事情らしいのですが…。


新規立ち絵といえばイメチェン後のしずるはあれどーしちゃたんですかね?当時はあれがかっこよかったのか?
何か他の作品に影響されてる感じがするのですが、色合いが強烈でチープに見えるんだよなぁ…このファンディスクで一番不満な点はしずるですね。全然かっこよくねぇ。イメチェン前の白髪の方がずっと良いです。


相変わらずエッチシーンはグロいのもたくさんありますが、現実味が薄いので見れます(笑)
リョナってファンタジーだよね!


ギャグシナリオはちょっとねー面白くないこた~ないんですけど、ちょっとテンポ悪かったですね。お料理対決のとこなんて先が読めるし…。
悠香の弾けっぷりは良かったしオチも好きですよ。


そして最後に解放されるシナリオ!陰の人気キャラが主役になるエンドがあります。これが文句なしにいい!夢のカードなんですよ。マイブラ本編ファンなら絶対好きになると思う…いや~分かってるわぁ…!
これ見てマイブラ格ゲー化したら面白そうだな~って考えました。
絶対ありえないけど…いや夢見るくらいはいいか。ニトロみたいにブサイクキャラの共演格ゲー出してほしいです!




「MinDeaD BlooD」は本編もファンディスクも最高でした!ゲームによっては本編は面白いのにFDが地雷ってこともあるらしいのでね…。
う~むこれで私のマイブラは終わりか…寂しいですね(;_;)楽しかったなあ!!


評価:81点

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「MinDeaD BlooD~支配者の為の狂死曲~」感想

2024-06-25 15:30:08 | ゲーム感想【マ行】


Black Cyc/2004年(DVD版2006年)

ブラックサイクの「MinDeaD BlooD」感想です!
ブサイク作品は10年以上前に「ゴア・スクリーミング・ショウ」をやったくらいですね~。この「マイブラ」はまとめ買い常連で、けっこう評判が良かったので買ってみました。
大当たりでしたね!めちゃんこハマりました!退勤時間が迫ってくると「もうすぐマイブラができる~♪」って毎日思ってました。
ストーリーが面白い抜きゲーという、私が好きなやつです。




舞台は島に造られた人工都市「千佐倉」。
町にそびえる洋館「佐伯邸」の地下で目を覚ました七瀬しずるには過去の記憶が一切ありませんでした。
しずるの傍らには吸血鬼姉妹の麻由と麻奈がおり、しずるの首筋にその牙を立てます。
そして麻由に強制され麻奈と体を交わらせました。


自分が何者かもわからないままに吸血鬼としての人生を歩み始めるしずる。
姉妹と「この千佐倉を吸血鬼の力で支配するのも面白そう」というようなことも話し、獲物を探すことにします。


ある夜、千佐倉の町に吸血鬼ハンターである一人の少女が現れました。
彼女の名は榊悠香。悠香は吸血鬼に対し並々ならぬ恨みを募らせており、街にはびこる吸血鬼を夜な夜な狩っていました。


しずると悠香、お互いの立場を知らずに桜の木の下で出会う二人。本来なら相容れるはずの無い二人が歩む道は…。


というお話ですね。
面白いんですよ、面白いんですけど難易度!!


基本的には場所選択で進めていくのですが、主人公のしずるだけでなく麻由麻奈の行動も決めなくてはなりません。ノベル系のエロゲにしては自由度が高く、難しい!油断してるとすぐ死にます。
私がプレイしたのはボイス追加などの新要素が色々あるDVD版です。
すごく詳しい攻略サイトさんがあるのですが、このDVD版だと攻略サイトさんと若干違っている箇所があるんですよね。抜けているところは自力でフルコンプしました。それでもちょっと難しかったです…。
だからイチから自力でやろうとしたら相当大変です。




でもフルコンプする価値があるんですよー!!
病院や女学園etcに個性豊かなキャラがたくさんいて、それぞれ色んなプレイを見せてくれます。主人公は吸血鬼ですが吸血するしないも都度決められて、その判断によって展開が変わって…楽しいんですよね。テンポがよく、また1シーン1シーンが程よい長さで退屈しないです。膨大な数のエロシーンも埋めていくと達成感があります。抜きゲーですがストーリーも面白いし、何より主人公がかっこいいので女性にもオススメ。そうそう辛うじて(?)BLっぽい展開もあります!!片方女体化してますが、元々男同士の親友同士だった二人が心通わせてエッチするシーンがね…あるんですよね…あれはモエタァ…
攻略サイトさん通りの順番でクリアしていくと、最初は純愛が多く後半になるにつれグロ・リョナシーンが増えていきます。
私は正直リョナはあまり得意ではないのですが、マイブラのグロリョナは有りえな過ぎて逆に見れましたwww
鬱展開は個人的にあんまりなかったかな…なんかスカッとする(二重の意味で…)ゲームでした。
これは主人公の性格のおかげですよね。


というわけで好きなキャラは主人公のしずるですね。ていうかしずる×悠香に萌えまくった!!
あの二人のデートシーンはギャルゲー…いや乙女ゲーか…?すごく可愛かった…。悠香も可愛い!あの乙女悠香を見た後に拷問シーン見ると心が痛みますねぇ…。
攻略キャラではありませんがメイドのありさも大好きです。ありさの嘔吐ボイスからはかなり本気を感じます!普段大人しくてか細い声で喋るのに…www
あ、まりかも好き!ピンク髪眼鏡のキャンキャンうるさいレズ!まりか、ゴアでも出て来てた気がするけどレズじゃなかったよ…。






ただこれはライターさんの性質なのか…ストーリーの伏線の回収があんまり…?シンって何だったんだろ…。
和泉万夜さんのゲームは「Dark Blue」をプレイしていますが、あれも謎を散りばめといてよく分からない締め方だったんですよね…。
でも基本的にはずっと楽しい気持ちでプレイしましたし、沙希√なんかはとても上手いこと纏めていたのでOKです!


Dark Blueといえば私は真岡さんの早口ヘタレ言葉責めが忘れられないのですが、「MinDeaD BlooD」にもいましたよ!!
東先生!!まぁ東先生は中の人が普通に上手かったので真岡さん程変じゃなかったんですけど。でもキャラは強烈でした。真岡さんに負けないくらい…真岡さんより上かも!?
和泉万夜さんは潔癖そうな眼鏡がキモい言葉責めをするシチュエーションが好きなのかな?東先生関連のエロシーンはエグいの多いです。そういえば東先生も息切れしてた!やっぱ真岡さんのお兄さんかもしれない!




「ゴア・スクリーミング・ショウ」が面白かったので期待しながらプレイしましたが、期待以上に面白かったです!キャラが多彩なエロゲって楽しいですよね。
絶対無理だけどアニメ化してほしいくらい。しずるの声優のJ・ベロアさんのファンになりました。最近の作品には出てないみたいですね。。。炎多留Ⅱやるか…
実はファンディスク現在プレイ中で、こっちも楽しいです!ブサイクの他のゲームも欲しくなってきた…。

評価:96点


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「胸キュン! はぁとde恋シ・テ・ル ~お兄ちゃんもっと大好き~」感想

2024-06-17 15:30:33 | ゲーム感想【マ行】


UNiSONSHIFT/2003年

今回はユニゾンシフトの「胸キュン!はぁとde恋シ・テ・ル ~お兄ちゃんもっと大好き~」です!またすげータイトル…
「胸キュン!はぁとふるCafe」の続編ではありませんが、一応胸キュンシリーズ第二弾ということで今作もやきいも(やきもちいもうと)ゲーです。




大学受験に落ち、浪人生活を余儀なくされた裕太のもとに神主の父から手紙が届きます。
再婚するので神社を裕太に任せるとのこと。
仕方なく実家の神社に向かうと、そこには可愛い三姉妹がいました。それは父の再婚相手である女性の娘たち。話しているうちに、三姉妹が裕太の幼馴染ということを思い出してきました。
三人が三人とも裕太が大好きで、事あるごとに裕太を取り合います。
神主代理&お兄ちゃんとしての裕太の新生活は一体どうなるのでしょうか?




…う~~~~~~~ん、前回「さよならを教えて」感想で最高点100点を出したのですが、今回は最低点!50点です!
ほんっとにつまんなかった!!

それでも意地で完クリ目指してマウスカチカチやりましたよ。。。


「はぁとふるCafe」と同じシナリオライターさんということで覚悟はしていましたがここまでとは…。「はぁとふるCafe」では、双子それぞれの√でキャラを挿げ替えただけの同じイベントを見せられましたが起承転結の「転」からは違ったお話になりました。それなりにシリアスな展開があってすれ違い→両想いという流れがあったのでエロゲとしての体を成していたのですが、この「はぁとde~」では個別√の流れが全部同じです。全部!!同じイベントが三回!!相当鍛えられた妹スキーでないと耐えられないと思います。私は無理矢理耐えました。
で、ストーリーもあってないどころか『『『無い』』』んですよね。三姉妹と一年間をともに過ごすんですが、春はお花見やGW、夏は七夕に海水浴…と言う感じで四季折々のイベントを妹と楽しんで、一年後に父と再婚相手が神社に帰ってきて、個別√に入っている妹とくっついて終わりです。
いや~~~~~~~~初回プレイはまぁそれなりに楽しかったんですが、最後の一人は流石に苦行でした。それでもキャラが良ければここまでツラくはなかったと思うんですが、私が最後にクリアしたのは末っ子の「あずき」でして、、このあずきがまぁ普通にウザいんですよね…。しんどかった…。


シナリオが薄いゲーム自体が駄目なわけではありません。シナリオが薄かろうと「初代炎多留」や「SHUFFLE!」、前作「はぁとふるCafe」のように楽しいゲームもたくさんあります。
しかし同じものを三回繰り返しプレイさせられるとなると話は別ですよね。この「はぁとde~」、プレイ時間はそう長くないのですが途中から苦行すぎてめちゃめちゃ長く感じました。
んでこの平坦なテキスト中に「たおやかに微笑む」と「苦笑いをこぼす」が何回出てきたことか!途中から「出た!たおやか!」って声に出しながらプレイしてましたよ…




前作同様女性キャラはフルボイスですが、三姉妹それぞれ無名の声優さんをあてているようです。特に長女の「はるか」の棒読みはスゴイ!!なんかどっかで聞いたことあるな~と思ったらJR四国の今は亡きパン屋さん「ウィリーウィンキー」の移動販売の放送に似てるんですよ!!子供の頃に聞いていた声なので断片的にしか覚えてないんですが「なんちゃらかんちゃらのウィリーでーす!なんちゃらかんちゃらのパンを工場から直接皆様のお手元までなんちゃらかんちゃらー!」みたいなことを放送しているトラックが走ってたのよね…張りがあって滑舌は良いけど棒読みで、ちょっと低めの女性の声…。
いや知らんわって方が大半ですよね。ていうか香川在住の人でも覚えてないかな…へへ…


パン屋の話はおしまい。


棒読みでもはるかが一番好きです。ていうか次女いづみと末っ子あずきはなんかうっとおしかったのに、はるかにやきもち焼かれるとちょっと嬉しかったのはなんでだwww
やっぱ眼鏡っ子は強いです。ピンク髪眼鏡萌え~
…初回プレイがはるかだったのが影響してるかな…さっきも言った通り初回プレイはそれなりに楽しかったんですよ…。
あと主人公のじいちゃんがクソジジイで笑えました。このゲーム、全体的にギャグが全然面白くないんですがじいちゃん関連のギャグは例外でした。




シリーズものはどうしても前作と比べてしまいます。
前作は粗いながらも愛せる要素が多数あったのに今作はどうしてもかばえませんでした。。強いて褒めるなら絵が可愛いかな…でもその絵もバランスに違和感覚えるものがちらほら…。
あーあと絶対読んでるとこで既読スキップが何回も止まるのがほんっとにめんどくさかった!つまらん文章何回も読ますな!
今更だけど他のゲーム買えばよかったぞ…。

評価:50点


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「牝奴隷~犯された放課後~」感想

2024-06-12 17:53:55 | ゲーム感想【マ行】

アトリエかぐや/2005年

今回はアトリエかぐやの「牝奴隷~犯された放課後~」です!
かぐや10本まとめ買いの4本目ですね。なんとなく古いものからプレイしています。
規制のため今は「原罪の教室」というタイトルで販売されていますが、この記事ではもともとのタイトルである「牝奴隷~犯された放課後~」を使います。


これなーーーー瀬里奈が面白かったから、同じテイストを期待していたら若干パワーダウンを感じました。
主人公にポリシーが無くてカッコよくないのはちょっと…。




郊外にそびえる進学校「辰陵学園」の創立者の血族である高宮姉弟。姉弟は支え合い、愛し合って二人きりで生きてきました。


ある日、姉の紗月は弟の遼に「学園に通う三人の女性を奴隷として跪かせ、私の前に連れてきてほしい」と命じます。
指定された三人は遼もよく知る女性たちでした。意図は全く不明ですが、姉に心酔する遼は従うしかありません。
さて、遼が最初にターゲットとして選ぶのは…。



っていう。
お姉ちゃんの命令に何か深い理由があると思うじゃん?

ところがそうでもないんだよなぁ…。
謎に包まれたストーリーのゲームって、最後に開放されるトゥルー√をプレイする時の爽快感が楽しみなんですよ。
でもこの「牝奴隷」はトゥルー√やってる時も「なんじゃそりゃ!!」としか思えませんでしたね。


先にプレイした瀬里奈とどうしても比べてしまいす。あっちはトゥルーでものすごく納得のいく終わり方をしてくれたので、同レベルの感動的な終わり方を期待してしまいました。
感動は一切ありませんので…。


まぁまず主人公がね。ずっと姉さん姉さんうるせえ!!!!
自分自身が無さ過ぎてこの主人公はあまり好きになれませんでした。それに後ろ盾がしっかりしていて、主人公がそれに甘えているのも面白くないよ~。学園創立者の血縁ってだけで教師や生徒が高宮姉弟を恐れているんですよ。てことは高宮姉弟が何してもお咎めなしでして、ここまで酷いことをしている主人公に失うものが無いのは安定しすぎていて…ダークな雰囲気なのに波乱が無くてつ、ツマラン…。




エロ成分は十分なんですけどね。色んなプレイがあって面白かったです。特に獣姦シーンはここ最近やったゲームでは見られなかったのでなんか…女の子可愛いな!かわいそかわいい
あとある√で見られる食ザーシーンは不覚にも笑いました。遼バカタレ!!
そういえば18禁ゲーで獣姦・食ザー見るのって「裸執事」以来のような気が…裸執事、女性向けでかなり攻めた内容だったなー。


これまでのM&M作品と比べると女性キャラの顔が丸くなった?太った?M&M氏の絵、人妻コスプレ喫茶の頃の方が良かった気がします。体は相変わらずキレイですが。




好きなキャラはいるっちゃいる。学生会会長の明日香さんですね。
彼女いい性格してます。言ったら明日香√が一番意外な展開で面白かったです。
高宮姉弟の幼馴染であるみなとも面白いです。みなとの性格は…ありえね~!!
楽しみにしていたサブキャラは残念ながら印象が弱かったです。瀬里奈の茂二ぐらいパンチのあるキャラがいればなぁ…裏写真部の部長は弱パンチくらいあったけどwww




そもそも抜きゲーにシナリオ期待するなって話なんですかね?
でも前にプレイした「人妻コスプレ喫茶」「瀬里奈」は、どちらも抜きゲーなのにシナリオが良かったんですよ。同スタッフということでね…期待するじゃないですか…。
ハラハラする展開がちょっとでも盛り込まれていたら評価は変わっていたかもしれません。


あ、場所選択画面で流れてるBGMがやたらカッコいいです。

評価:70点

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「まほこい~エッチな魔法で恋×濃しちゃう~」感想

2024-05-21 15:12:11 | ゲーム感想【マ行】

アトリエかぐや/2004年

アトリエかぐやの「まほこい~エッチな魔法で恋×濃しちゃう~」感想です!
タイトル通りの魔法少女モノかと思いきやなんかすごい方向性の作品でした。
楽しくはなかったです。


主人公の誠志は、義理の妹・日菜乃とともに故郷に帰ってきました。編入した学園で幼馴染の葵と再会し、さらに学園のアイドルの茜と知り合います。放課後、葵の提案により四人で荷解きをすることに。
作業がひと段落したところで誠志はデリバリーピザを電話注文しますが、天井を突き破って届いたのはなんと魔法少女。それも魔法使いとして半人前の「半熟魔法少女・ショコラ」でした。
とりあえず天井の穴をショコラに直してもらおうとしたら、半熟魔法が暴走。その場にいた全員に魔法がかかり、三人の少女はショコラと同じく半熟魔法少女に。そして誠志はエッチなハプニングを引き起こす特殊体質になってしまいました。
誠志の特殊体質は予想外に深刻で、二週間以内に誰かを一人前の魔法少女にしないととんでもないことが起こるとのこと。
さらに特殊体質とはいえエッチな出来事に身を委ねすぎると、誠志の心が闇に堕ちてしまうらしく…!?




アホな導入ですねー。
このあらすじを読んで受ける印象からはだいぶ外れた展開になるので…ほんとに…。

毎日の場所選択で目当てのヒロインがいるところに行くと好感度が上がり、個別√に入るタイプのゲームです。
理性的な選択をし続けると純愛系の「恋ルート」に、反対にスケベな行動をしまくると鬼畜系の「濃いルート」に入るのですが…なんか濃いルートの充実ぶりが半端なかったです…。
濃いルートはオマケ程度かと思ってたら逆に恋ルートのほうがオマケだったのでは?と思ってしまうくらいバランス悪かったですね。
実際はそんなことないんでしょうけど、プレイし終えた今振り返ってみるとひたすら鬼畜シーン回収をしていたような気がします。
そしてその鬼畜シーンがね…変なんですよ…どう変なのかは説明できないんですけど。これ読んで興奮する人いるの!?と感じました。怖いです。かと言ってマジの鬼畜ゲーと比べると単調です。
純愛√と鬼畜√、両方楽しめるゲームももちろん存在します。でも「まほこい」はなんか違うんだよ…!キャラクターの背景や世界観について、説明不足の状態でヒロインが酷い目にあってもなーんかさっぱり楽しめないです。主人公も「欲望に負けたダメなヤツ」としか思えないし。


しかし純愛路線である恋ルートは短いながらも良かったです。特に茜√は面白いですね!ある有名なゲームのシナリオをパクってるのでは…と思いながら進めていたら、ラストが予想外でした。
他のヒロインにもけっこうしっかりとしたストーリーを用意してくれていました。もうちょっと掘り下げてほしかった気もします。特にサブヒロインの二人ね…。
だからテキストそのものが駄目というわけではないんですよね!キ○ンディーズネタ笑いましたwww


原画はあの有名な「choco chip」氏です。キャラデザが多彩で、イベントCGはハッとするくらい可愛い!魔法少女の衣装も一人一人作りこまれていて◎です。
しかし一点だけ…あるキャラの立ち絵、指六本ありますよね…!?これ指摘している人見たことないです…皆気づいてるよね…?イベントCG一枚だけでのミスならあんまり気にならないんですけど、プレイ中ずっと見続ける立ち絵で指六本はさすがに気になるよぉ!!


好きなキャラは夕姫ですね!青山ゆかりのクールキャラ好きだ~~~~!!魔法少女の衣装もダーク系でとっても可愛いです。
サブヒロインだからシナリオ短いんですけど、他のヒロインのシナリオで夕姫が存在感出してくれるから助かりました(何が?)。
メインヒロインなら茜一択でした。学園のアイドル様…とのことですが、親しみやすいアイドル様です。推しの子のOP以前にアイドル様っていう表現あったんだなぁ…。
世間では幼馴染の葵が人気なようですね。確かに葵√は葵の心の揺れ動きが繊細に描写されていて魅力を感じました。


「恋ルート」「濃いルート」どちらも中途半端なんですかね?魔法少女モノの割に敵との戦闘シーンも少ないし…そもそも敵についての説明がほとんど無いし…。
キャラが良かったので勿体なかったです。

評価:66点
一言で表すならば「変なゲーム」。Wikiにまほこいのページが無いのも頷けるぞ(; ・`д・´)

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