うれぴっプル♪

ゲーム大好き店長のオタブログ

「瀬里奈」感想

2024-05-31 16:30:24 | ゲーム感想【サ行】


アトリエかぐや/2004年

アトリエかぐやの「瀬里奈」感想です!
抜きゲーに分類されるようですが、シナリオもしっかりと作られていて好感の持てる一本でした。
攻略対象が双子の姉妹とその母親と、血縁関係のヒロインのみですがそれぞれ全くキャラが違っていてそこも◎です。




世間一般の大学生活というものにあまり馴染めていない青年、高阪直人。そんな直人も民俗学には興味がありました。
研究室の田中教授とともに熱心に研究に取り組んでいましたが、突如として教授が蒸発してしまいます。


夏のある日、教授から直人のもとに手紙が届きます。上森村という、山奥の農村に面白い研究材料があるとのこと。
興味を持った直人はバスに揺られて上森村へやってきました。
車内では周防瀬里奈という同じ年頃の美少女と知り合います。手紙に書かれていた直人の居候先は周防家。瀬里奈はそこの娘でした。


瀬里奈もまた、長い間離れて暮らしていた周防の父から手紙を受け取り、訪れるところだったのです。


村人達は余所者である直人を疎み、そして瀬里奈を値踏みするように眺めまわします。
小さな違和感を覚えながらフィールドワークに勤しむ直人でしたが、村に着いた頃から不思議な幻覚を見るようになります…。




もう初っ端から面白そうな雰囲気満載じゃないですか?
村人のジイサン達がほんとにやだ!!(笑)

「因習村」って今流行ってますよね。この「瀬里奈」は思いっきりそれです。伝奇やらサスペンスやら盛りだくさんなのでシナリオ重視の人も楽しめます。
謎がところどころ散りばめられていて、最初はモヤモヤしながらのプレイを強いられますが最終√で綺麗に回収してくれるので要オールクリア。謎の見せ方、解き明かし方が上手いです。無理がある展開や急すぎる展開があると萎えますが、そんなことありません。最終√は不覚にも感動します。
ガチガチの伝奇ものや泣きゲーと比べるとそりゃシナリオの粗さはありますけどね。
ちなみにホラー展開もありそうな雰囲気ですがホラー要素はありません。


あくまでメインはエロです。プレイ開始時、シーン回想のページ見てびっくりしましたよ。どんだけシーン数多いんだよ!って。
そうそう、作風的に輪姦のシーンがやたら多いです。輪姦好きな人には嬉しいですね。私は普通の和姦ばかりだとマンネリになっちゃうので、時々こういうのがあると楽しいです。


三人のヒロインのうち、メインの瀬里奈のシーンがめちゃくちゃ多いです。プレイの内容も多彩だし。
だから瀬里奈を好きになれるかどうかで熱中度は変わっちゃうと思います。


瀬里奈はなんだかとっても分かりやすいキャラです。最初はお嬢さんっぽく猫かぶっているのですが、直人と打ち解けて本性を現すとツン10%デレ90%くらいのツンデレになります。
飾らない性格で昆虫好き、中でも蝶が大好き。実はやきもち焼き。
うむ…私は好きですね…ちなみにCV青山ゆかり。
で、この瀬里奈は瀬里奈√のバッドエンドでこそ本質が分かるんです。こーれがけっこうキツイ!!でも絶対見た方が良いです。良くも悪くもものすごく印象に残るので。実はこのエンドが一番好きです。いわゆる胸糞展開なので苦手な人もいると思う…。ツラい中にも瀬里奈の美しさが輝いています。


というわけで推しヒロインは瀬里奈ですが、もう一人好きなキャラがいます。
それは周防家の家政婦、チヨさんです!チヨさん、最初は何もかも謎のババアですが背景が分かってくるとどうもね…気になっちゃいますね…。
周防家の遠い親戚で居候の茂二はね。クソすぎて好きとは言い切れないです。それでもなんか存在感あって忘れられないギャル男ですね。叔父の立場で瀬里奈を口説くお前は一体何なんだよ…。




「シナリオがしっかりしている抜きゲー」としては完璧に近いかもしれません。絵もM&M原画なので安心。黒髪美女ばっかりです。
男性キャラにも立ち絵があったりモブがしっかり描かれているCGがあったり、そこも抜かりなくて素晴らしい。
既読未読判定もちゃんとしていてスキップも早くて…なんか突っ込むところが見つからないな…。


あー一つあった、個人的に瀬里奈√のハッピーエンドがあんまり好きじゃないです。具体的に何が好きじゃないかはネタバレなので詳細は伏せますが。
なんか、バッドエンドと比べてハッピーエンドの瀬里奈は彼女本来の良さが薄いんだよな…。散らかってるし…。
ハッピーエンドなら雪奈のハッピーエンドがキレイで印象的です。


今のところHEARTBEATの作品は当たりしかありませんね。
牝奴隷や人妻コスプレ喫茶2も楽しみです!

評価:80点

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「姫様限定!~Princess Limited~」感想

2024-05-28 17:28:47 | ゲーム感想【ハ行】


Princess Sugar/2011年

お姫様ゲー特化ブランド・Princess Sugarの「姫様限定!」の感想です!
これは男装女子のジャン(本名ジャンヌ)目当てで買いました。思った通りジャン、良かったよ…攻略できないけど。
攻略対象外のキャラが好きですね!対象の三人は…それほど…(汗)




母子家庭で妹と三人暮らしの朝倉悠のもとに、メルベリ公国のお姫様『セリナ』がやってきました。悠の遠い親戚であるセリナは、悠を日本に留学している間の執事に任命します。
母親は仕事でほとんど家におらず、悠・妹の美久・セリナ・セリナのお付きであるジャンの四人での生活が始まります。
セリナと美久は悠に対して並々ならぬ愛情?を持っていて、何かと彼に纏わりついててんやわんや。
ある日、マルアランドのお姫様であるオリビアが悠達の通う学園にやってきます。クーデターにより両親と引き離されたオリビアは、やむを得ず日本の学園に身を隠すことにしたのでした。
顔見知りであるはずのオリビアの態度はなぜか冷たく、セリナはオリビアを心配していました。そんなオリビアを悠がたしなめたことがきっかけで対立するセリナとオリビア。
二人のお姫様が悠を奪い合う図が完成してしまいました…。




サブキャラが良い味出してるんですよねー。この異常な状況にサブキャラがブレーキかけてくれるので、100%甘々ではないです。
言ったら主人公以外皆頭おかしいです…www

シナリオライターである尾之上咲太氏は、萌えゲー制作で有名な方のようです。
私はこの「姫様限定!」が初尾之上ゲーでした。


無難に纏まったごく普通のエロゲでしたね!設定は変わっていますが、シナリオは可もなく不可もなく…本当に普通ですwww
絵買いキャラ買いだったのでシナリオに期待はしていませんでした。期待しなければそれなりに楽しめます。日常のドタバタ感は十分に味わえますし、攻略対象の三人が主人公を奪い合う様子が見ていてけっこう面白かったです。ゲームとはいえ、プレイヤー(主人公)を巡って美少女がピリピリしてるとなんか嬉しいですね( ´∀` )
主人公、そんなにカッコいい行動してないと思うんだよなー…なんでこんなにモテるんだろう…。


私的には何といってもサブキャラの存在が「姫様限定!」の魅力でしたね。
まずはジャン!彼女はある理由から男装してセリナに付き従っているのですが、日本のBL文化にかぶれたせいで主人公と疑似BL体験をしたがるんですよね。い、痛い…!!現実にいたら痛すぎるけど可愛い!!
男装女子と腐女子キャラが大好きな私にとっては、ジャンはおいしい存在でした。エッチなシーンでジャンヌに戻ることなく、男装したジャンとして致してくれます。これは嬉しい!!
それと生徒会長の高津涼子さん。貴重な眼鏡っ子!眼鏡っ子大好きだ!!気弱な性格らしいんですけど、テンパりやすくてピーピーうるさいですwwwうるさい眼鏡っ子とか私的に最高なんですが…。
最後にオリビアのお付きのメイド・フラニーちゃん。この時代にクレイジーサイコレズっていうスラングあったんだろうか…フラニーはそれなんですよ。ビシッと決めるところもありますが基本的にギャグ要員です。泣いたり怒ったり恍惚に浸ったり、声優さんが色んな台詞を真剣に演じてくれています!
以上の3人のサブキャラ達は、皆にエロシーンが用意されています。攻略できないのは残念ですが、それだけでけっこう救われますww
メインの3人娘は…ぶっちゃけシナリオ弱くてよく分かんなかったですね…辛うじてセリナが可愛いなーと思ったくらい…。


そういえばフラニーが「売女」を「ばいじょ」と読むシーンがあって、ばいじょ!?と思ったのですが、調べたらばいじょとも読むらしいです。勉強になるね!




絵柄が良いですよね!ちょっと90年代の少女アニメを思い出しませんか?セーラームーンとかウェディングピーチとか。
お姫様装束もプリキュアの変身後っぽいです。そういえばあったなープリンセスプリキュア…。


これはあくまでも私個人の感想なんですが、BGMが変でした。笑
各キャラにテーマ曲があって、ジャンが喋ってるシーンでジャンの曲が流れるんですがなんかそれが…序盤は特に日常シーンでよくその曲が流れています。ムーディーな感じの曲なので日常の雰囲気と合ってないです。今これ書いてる瞬間、頭の中で流れています…やっぱり変わった曲だ…。
オリビアのテーマもちょっと…変なような…。


全員クリアすると、誰ともくっつかなかった場合の主人公のその後が描かれたシナリオが解放されます。ハーレム√ですね。これはアホです。
アホだけど楽しいですよ~!

評価:71点

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「Clover Heart’s」感想

2024-05-23 16:50:55 | ゲーム感想【カ行】


ALcot/2003年

今回は双子ゲーの金字塔「Clover Heart's」です!
プレイしてみて意外としっかり恋愛してるなぁと感じました。プレイ前、莉織・玲亜のことは小●生だと思ってたので…。


双子の兄弟・南雲白兎と南雲夷月は、過去のある出来事がきっかけですれ違いの日々を送っていました。広い屋敷に執事のロベルトと白兎、そして滅多に帰宅しない夷月…寂しく、無味乾燥な毎日。
しかしある日、海外で仕事をしている父から「屋敷で双子の姉妹を預かってくれ」と頼まれます。
白兎・夷月と同じ年齢の御子柴莉織・玲亜姉妹はロシア人と日本人のハーフで、何か訳ありのようでした。
御子柴姉妹が連れてきたメイドの久遠も加わり、屋敷の空気は一気に変わります。
賑やかな雰囲気に慣れない南雲兄弟は、はじめは戸惑いますが御子柴姉妹の人柄に触れて徐々に心を開いていきます。
一緒に学園に通ったり、食事をしたり…そんな日々の中で誰からともなく芽生えた恋心は、白兎の幼馴染や夷月の先輩との関係をも変化させていくのでした。


…っていうね。
冬から春に向かって、空気も人間関係もあたたまっていくのが伝わってきます。

最初の選択肢で白兎目線になるか夷月目線になるかが決まります。
白兎編ならお相手は玲亜、夷月編ならお相手は莉織と固定されています。


なんか少女漫画っぽいな~と…本編の中で玲亜が「ママレード・ボーイ」的な漫画を読んでいる描写がありましたが、ライターさんが少女漫画っぽいドロドロが好きなのかな?と思いました。
三角関係や思春期特有の性欲が意外とリアルで、絵柄から受ける印象とは違います。良い意味で裏切られたというか。
私はガチオタになる前は少女漫画読んで育ったので、この感じ懐かしかったです。一人の男を二人の女が奪い合ったり、意外なキャラから意外なキャラへの恋愛感情が発覚したり…。
楽しいばっかりじゃなくて、息苦しい展開もあるんですよね。白兎編も夷月編も、4つのチャプターで成るんですがどちらの√もChapter1、2が特に面白かったです。
戦闘シーンは…正直いらなかったですねー。恋愛と人間ドラマだけで十分ハラハラしましたから。




ちょっと厳しいことを言いますが、双子主人公のうちお兄さんの「白兎」は私的に全く受け付けないキャラでした。
エロゲでは中性的な見た目の主人公というのはよくありますよね。でも中身までナヨナヨしてるのは見ていて嫌です。白兎は「~だもんっ」とか「えへへっ」とか、女の萌えキャラみたいな口調なんですよ…き、キツイ…。そのくせ性欲が猿並みで、すぐ勃起するのでなんかそのちぐはぐさが不愉快でした。
そんな白兎にベタベタする玲亜のことまで変な子に思えてきました。このキモいナヨナヨマンに何の魅力があるのかと…。
双子の弟・夷月は、こっちはこっちで中二くさすぎて笑えますwww中二主人公には抵抗無いので大丈夫でした。
でも多分、夷月の性格が合わないプレイヤーもいると思いますよ。けっこう癖強いです。


だからカップリングは夷月&莉織が好きですね。莉織は不良を更生させたという大きな功績があるのでw
しかし一番好きなキャラはちまりですね!ちまりは白兎編でストーリーに大きく絡んでくる白兎の幼馴染です。ちまり個別√が一番スリリングな展開でした。金田まひるさんのシリアス演技最高!まあでもちまり√に入るときの白兎が一番うざいのですが。
それと夷月編で登場する賢治とかいうヤバ男も嫌いじゃないですね。こいつに関してはネタバレになるので何がヤバいかは言及しません。
なんか間寺司さんってショタ?情けない男の役多いなー。




この絵柄でエロシーンの描写が濃密というのも良い意味で裏切られましたね~。テキスト読んでいて、他のゲームと一味違うと感じました。男性向けのエロさとは違ってる気がするんですよ。
なんか00年代前半に流行っていたエロい少女漫画(新城まゆとか水波風南とか)を思い出しました。
ただ4人いるヒロインのうち円華以外は皆小●生に見えるので、好きな人は好きだろうけど…って感じでしたねww

評価:75点
結局のところ、一番心震わされたのはOPというね…。
本編にOP以上の感動は期待できないっす。

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「まほこい~エッチな魔法で恋×濃しちゃう~」感想

2024-05-21 15:12:11 | ゲーム感想【マ行】

アトリエかぐや/2004年

アトリエかぐやの「まほこい~エッチな魔法で恋×濃しちゃう~」感想です!
タイトル通りの魔法少女モノかと思いきやなんかすごい方向性の作品でした。
楽しくはなかったです。


主人公の誠志は、義理の妹・日菜乃とともに故郷に帰ってきました。編入した学園で幼馴染の葵と再会し、さらに学園のアイドルの茜と知り合います。放課後、葵の提案により四人で荷解きをすることに。
作業がひと段落したところで誠志はデリバリーピザを電話注文しますが、天井を突き破って届いたのはなんと魔法少女。それも魔法使いとして半人前の「半熟魔法少女・ショコラ」でした。
とりあえず天井の穴をショコラに直してもらおうとしたら、半熟魔法が暴走。その場にいた全員に魔法がかかり、三人の少女はショコラと同じく半熟魔法少女に。そして誠志はエッチなハプニングを引き起こす特殊体質になってしまいました。
誠志の特殊体質は予想外に深刻で、二週間以内に誰かを一人前の魔法少女にしないととんでもないことが起こるとのこと。
さらに特殊体質とはいえエッチな出来事に身を委ねすぎると、誠志の心が闇に堕ちてしまうらしく…!?




アホな導入ですねー。
このあらすじを読んで受ける印象からはだいぶ外れた展開になるので…ほんとに…。

毎日の場所選択で目当てのヒロインがいるところに行くと好感度が上がり、個別√に入るタイプのゲームです。
理性的な選択をし続けると純愛系の「恋ルート」に、反対にスケベな行動をしまくると鬼畜系の「濃いルート」に入るのですが…なんか濃いルートの充実ぶりが半端なかったです…。
濃いルートはオマケ程度かと思ってたら逆に恋ルートのほうがオマケだったのでは?と思ってしまうくらいバランス悪かったですね。
実際はそんなことないんでしょうけど、プレイし終えた今振り返ってみるとひたすら鬼畜シーン回収をしていたような気がします。
そしてその鬼畜シーンがね…変なんですよ…どう変なのかは説明できないんですけど。これ読んで興奮する人いるの!?と感じました。怖いです。かと言ってマジの鬼畜ゲーと比べると単調です。
純愛√と鬼畜√、両方楽しめるゲームももちろん存在します。でも「まほこい」はなんか違うんだよ…!キャラクターの背景や世界観について、説明不足の状態でヒロインが酷い目にあってもなーんかさっぱり楽しめないです。主人公も「欲望に負けたダメなヤツ」としか思えないし。


しかし純愛路線である恋ルートは短いながらも良かったです。特に茜√は面白いですね!ある有名なゲームのシナリオをパクってるのでは…と思いながら進めていたら、ラストが予想外でした。
他のヒロインにもけっこうしっかりとしたストーリーを用意してくれていました。もうちょっと掘り下げてほしかった気もします。特にサブヒロインの二人ね…。
だからテキストそのものが駄目というわけではないんですよね!キ○ンディーズネタ笑いましたwww


原画はあの有名な「choco chip」氏です。キャラデザが多彩で、イベントCGはハッとするくらい可愛い!魔法少女の衣装も一人一人作りこまれていて◎です。
しかし一点だけ…あるキャラの立ち絵、指六本ありますよね…!?これ指摘している人見たことないです…皆気づいてるよね…?イベントCG一枚だけでのミスならあんまり気にならないんですけど、プレイ中ずっと見続ける立ち絵で指六本はさすがに気になるよぉ!!


好きなキャラは夕姫ですね!青山ゆかりのクールキャラ好きだ~~~~!!魔法少女の衣装もダーク系でとっても可愛いです。
サブヒロインだからシナリオ短いんですけど、他のヒロインのシナリオで夕姫が存在感出してくれるから助かりました(何が?)。
メインヒロインなら茜一択でした。学園のアイドル様…とのことですが、親しみやすいアイドル様です。推しの子のOP以前にアイドル様っていう表現あったんだなぁ…。
世間では幼馴染の葵が人気なようですね。確かに葵√は葵の心の揺れ動きが繊細に描写されていて魅力を感じました。


「恋ルート」「濃いルート」どちらも中途半端なんですかね?魔法少女モノの割に敵との戦闘シーンも少ないし…そもそも敵についての説明がほとんど無いし…。
キャラが良かったので勿体なかったです。

評価:66点
一言で表すならば「変なゲーム」。Wikiにまほこいのページが無いのも頷けるぞ(; ・`д・´)

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「装甲悪鬼村正 贖罪編」感想

2024-05-18 15:59:41 | ゲーム感想【サ行】

Nitroplus/2016年

今回は「装甲悪鬼村正 贖罪編」の簡易レビューです!
こちらは装甲悪鬼村正の公式サイトで公開されているフリーソフトになります。公式のコンテストで募った二次創作の中で、最も優れている作品をゲーム化したものだそうです。




主役は湊斗景明ではなく、本編で景明の面倒を見ていた「菊池明堯」、その家人の「牧村楓」が主役です。
本編ラスト後の物語です。ストーリーについては何書いてもネタバレになりそうなので省きます。

普通に読んで2時間弱のショートストーリーですね。それでも満足度は高いです!新規立ち絵やイベントCGがけっこうな枚数登場します。
そして本編と比べても遜色ない完成度の文章!私「贖罪編」プレイ中にぐぐってこれが二次創作って知りました(早漏だから公式の説明文を読まずにダウンロードしました)。
本編シナリオライターの奈良原一鉄さんが書いてると思ってました…本気で…。


お馴染みのキャラクターが続々登場して、ファンとしてはテンション上がりましたね。本編で立ち絵すら無かった牧村さんの絵が出てくるのは嬉しかったです!なんか想像とだいぶ違ってました…私の想像の中の牧村さんはもっと…(略)


これは散々言われてると思いますが声無しは痛いですね!!一貫してキャラクターのイメージを崩さない台詞回しだったので声があれば更に良かったろうなぁ~と…。無料だから仕方ないんですけどね、それならお金取ってもいいですよ!この「贖罪編」は本編のファンしかプレイしないはずなので、ちょっとくらいなら出しますよ。


正直私は本編での真エンドは多少なりとも不満がありました(もちろんあれはあれで受け入れてますよ!受け入れてますけども…!)。
でも、あのエンドがあったからこそこの「贖罪編」という素晴らしい二次創作が読めたんですよね。
「装甲悪鬼村正」と「装甲悪鬼村正 贖罪編」は、二つで一つの物語かもしれません。




ショートストーリーなので今回は採点無しで終わります。
しかし大和って落ち着かない国だなぁ(遠い目)


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