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ゲーム大好き店長のオタブログ

「胸キュン!はぁとふるCafe」感想

2024-04-25 10:48:25 | ゲーム感想【マ行】


UNiSONSHIFT/2001年

ユニゾンシフトの「胸キュン!はぁとふるCafe」です。なんちゅうタイトル!
えーとこれは「妹ゲーム大全」で知ったゲームです。


主人公はカフェマスター見習い。ある日、店主であり雇い主のマスターが「新しいコーヒー豆を探してくる」と言い残し旅立ってしまいました。
カフェの経営を任されたものの、主人公の淹れるコーヒーが未熟なせいか毎日が閑古鳥。
そんな時、父の再婚相手の連れ子…ちより・チカ姉妹がカフェに転がり込んできます。
期間限定で双子の世話を任された主人公。お兄ちゃん大好きな双子の間で主人公の気持ちは揺れ動きます…。


…的な。
ジャンルは「やきいも(やきもち+いもうと)アドベンチャーゲーム」になります。
エッ!?

「温故知新」という四文字熟語が好きです。
このゲームが発売されたのは2001年6月…約23年前ですね。環境周りは快適とは言い難く、シナリオも短い。CG枚数も少なくて…正直今更プレイする必要性は薄いです。
けど当時のはっちゃけた萌え文化や元気だったエロゲ業界の雰囲気が、この「胸キュン!はぁとふるCafe」からは伝わってきます。
2001年ってシスプリが流行ってた頃で、空前の妹キャラブームだったんですよね~。
「みずいろ」が出たのも2001年か…。


女の子たちとイチャイチャしながら選択肢を押していって、最後にちょっとシリアス展開があって、ハッピーエンドといういわゆる萌えゲーの王道タイプです。
タイトルに「Cafe」と入ってますがカフェ経営シミュレーションなんかは当然ありません。ていうかカフェ要素ほとんど無い!!笑
双子のどちらを優先するか?を節目節目で選ばされます。選ばれなかった妹はやきもちを焼きます。罪悪感!
そしてどちらの√に入ってもキャラを挿げ替えただけの同じイベントを見せられます。これがシナリオの薄さを決定づけていますね…流石に山場は違った展開になりますけど。


でも私このゲームはけっこう好きな方に入ります。
どこが好きかというとまず絵!ロリっぽい絵柄で、CGはどれも安定してキレイです。特にチカがローラーブレードでジャンプしてる絵なんて相当画力高いですよ!しかし全体的に塗りはイマイチ。当時ってこんなもんかなぁ…当時でも「AIR」なんかは塗りもキレイだけどあれは特別か…。
テンポの良さも◎。
このくだり終わり!はい翌日!って感じでサクサク進みます。ダラダラダラダラ何クリックも似たようなやり取り見せられるよりよっぽど良いです。
テキストの少なさが必ずしも欠点になるわけではないですからね。


あーそれとEDの「Promenade」がほんっっとうに良い曲で…!
プレイ終えた今でも時々起動して聴いてます。YouTubeとかで聴けないかな?なぜか懐かしい気持ちになる不思議な曲です。
ちなみにOPの「ふたごのクリーミーカフェ」も色んな意味で頭に残る曲です。微妙なクオリティのムービーも必見。


好きなキャラは双子の妹の方・チカ!パッケージ画像のロングヘアの子です。
街のショーウィンドウに飾られたウェディングドレスに見とれるチカが可愛くて可愛くて!多少の暴力とかお料理が下手とかは許せるので。
双子の姉・ちよりも割とすき。やきもち焼く様子が可愛かった…。
妹じゃないキャラも攻略できます。
個人的にはそんなに好きなタイプではなかったので略。






2001年のエロゲ資料としてプレイし始めましたがなかなか楽しめた一本でした。
双子が着ているカフェの制服がでじことうさだっていうのがもう、「00年代だァ~!」って感じで萌えるし燃える。

評価:68点
このゲームが人に貶されているのを見たら多分悲しくなると思う…。かと言って人にオススメできるかは「?」。

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