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はだの丹沢水無川マラソン完走

2005-12-04 17:02:04 | ランニング(全般)
小田急線秦野駅に到着して、会場まで歩こうかどうしようか迷っている時に、案内係の方と目が合って、「シャトルバスはこちらです」と言われてしまったので、そのままシャトルバスに乗ることにしました。その時に感じたのは、関係者の方たちは皆活き活き、元気いっぱいで、この大会をぜひとも成功させてやろうという意気込みが強く感じられて、第1印象で「この大会に参加してよかったなあ」と思いました。大会が終了した今でもその気持ちは変わっていません。
バスの窓から外を眺めると、大体地形の感じが掴めました。コースは水無川沿いを上り下りするコースが中心で、全体的に軽くアップダウンが続くようです。日頃坂道ばかりで練習しているので、それほど気にする必要もなさそうだ、ということで安心しました。
運営の中心は中央運動公園にある陸上競技場や総合体育館という立派な施設で行われているので、大会規模を考えると十分で、大きな混乱はなかったようです。トイレも運動公園内にはたくさんあって、特に長い列はできてませんでした。

今にも泣き出しそうな空でしたが、スタートまでは何とかもってくれました。スタート前に濡れるとさすがにテンション落ちるのでヨカッタヨカッタ。それでも日が出る気配は全くなく、ゆっくりランナーにはちょっと寒すぎるので、長袖を着ましたが、もちろんこれは正解でした。それよりも手袋をしなかったのが、スタートしてすぐに悔やまれました。走っても走っても温まらず、これは完全に失敗でした。
それでも、順調に川沿いのコースをこなしていくと、8km過ぎぐらいから上り勾配がきつくなり始めました。坂の感じからして、どうもペースを落として体力を温存するより、一気に駆け上がったほうがよさそうな気がしたので、ぐいぐいと上っていきました。登りは確かに苦しいのですが、丹沢の山々を正面に見据えながら、山に吸い込まれていきそうな錯覚を覚えて、なかなかこれが爽快な気分でした。苦しい登りも9km地点でほぼ終わり、上りきったところに待っていたのが秦野戸川公園の名物”風の吊り橋”という絶景ポイントを渡るコース。なかなか憎い演出でした。欲を言えば、もうちょっと天気が良ければなあ・・・。

そこから11km辺りまでは下り勾配がちょっときつくて、走りにくかったのですが、それ以降は順調に進めました。その後、ついに雨が降り出してしまいましたが、ちょうど体もほてって来た所なので、特に問題は(手は相変わらず冷たかったですが)ありませんでした。今日の目標は(も)気持ち良く走ること。ラスト2kmぐらいになると周りのランナーがペースを上げ始めて、どんどん抜かれてしまいましたが、自分としては風を切りながら、すいすい走っている感覚で、ゴールまで走り切りました。タイムは2時間5分。今の走力なりのタイムではないでしょうか。とにかく、気持ち良く走れて満足です。

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