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キャベツマラソン走って、そしてAOMORIマラソン

2009-07-03 22:39:24 | ランニング(全般)
キャベツマラソン前日に、嬬恋にある友人宅入りをしました。まずホテルグリーンプラザ軽井沢の温泉に入りに行きました。これまでは、レース後ゆったりと温泉に入るという発想はありましたが、レーズ前日の温泉もこれはこれで非常に意味があると思いました。何となくたまっていた疲れが吹き飛んで、爽快な気分になれました。爽快になったついでにバーベキューも楽しんで、たっぷりと栄養補給をしました。

当日は友人の車で会場に向かいました。途中からこれから走るコースの下見ができました。コースの特徴はある程度把握していたのですが、残り4kmからの上りはやはり強烈で、内心わくわくしました。この日の目標は欲張らずに、最後の上りをゆっくりでもいいので、走って登ること、にしました。

というわけで、スタートはじっくりと後ろから(いつものことですが)、制限時間も3時間とたっぷりあるので焦る必要もありませんでした。スタートから4kmまでは大嫌いな下り。勾配もきつくて、走りにくいことこの上ない。なんか、野辺山でひざが痛かったことを思い出して、そろりそろりと走ることになりました。コースの雰囲気は何の変哲もない山中の自動車道でした。その景色が一変したのが5km過ぎでした。広大なキャベツ畑と浅間山をはじめとする山々が雄大でした。高原を吹き抜ける風、ではなくて巻いているような感じの風で、なぜか冷たい風と生暖かい風が入り混じっているのが面白いと思いました。6km辺りだったでしょうか、ブドウ糖を渡してくれました。硬い角砂糖や氷砂糖ではなく、口の中ですぐに崩れるタイプのキューブ状のブドウ糖はランナーにとって非常に親切だな、と思いました。このエネルギー補給がずいぶんと効いたような気がしました。
結局4kmを過ぎても、あまり平らな部分はなくて、勾配は緩いものの、ずーっとアップダウンが続くコースでした。だらける部分がなくて、実に楽しいコースでした。相変わらず下りは嫌でしたが、練習にもなるだろうし、それなりに楽しめたと思います。
折り返し地点で、ちょうど1時間。あれだけ下りがあった割にはかなり遅かったです。最後の上りのことを考えて、セーブ気味に走ることができたのだと思います。折り返し後は同じ景色を楽しみながら走りましたが、また気がきいたことに、残り5kmの手前あたりで、水スポンジのサービスがありました。暑い日のレースではいかに体を冷やすかが重要ですが、あいにくこのコースに木陰は少ないのです。自分でも給水所の水をいろんなところに掛けながら走っていましたが、一番冷やして効果があるのが首筋です。コップの水をうまく首筋に掛けるのには技術(と運)が必要ですが、スポンジなら確実に首筋を冷やせます。うれしい心遣いでした。
そしていよいよ上りにさしかかりました。残り4kmでタイムは1時間36分20秒ほど。「頑張れば2時間を切れるか?」と気合を入れてみたものの、どんなに力んでもスピードが上がりません。脚にきているわけでもないのに、全然だめです。これでは何のためにここまで抑えてきたのか分かりません。それでも歩くことだけは避けたかったので、ひたすら走り続けました。周りのランナーはほとんど歩いているので、どうしても歩きたくなる気持ちが出てきてしまいそうでしたが、何とか耐えました。途中平坦、下りがあってほっとできましたが、ゴール直前がこれまたすごい勾配でした。よくもまあこんなコース設定をしてくれたもんです。主催者に感謝です。
ゴールタイムは2時間2分40秒。最後の4kmは26分以上掛りました。ハーフで2時間以上掛ったのは久しぶりでした。これはそれだけ攻略しがいのあるコースだということなのでしょう。今回の反省点としては最後の上りを恐れるあまり、残り4kmまでを楽しすぎたことだと思います。いつかはこのコースでゴールで力尽きるような走りをしてみたいです。
この大会は第2回ということですが、よく考えられたレースだと思います。アップダウンのある強烈なコース設定も、ランナーというのは「きついきつい」と言いながら走るのが大好きだし、ブドウ糖やスポンジのサービスやそのタイミングはランナーの特性をよく理解してのことだと思いました。コースの変更がなければ、また出ます。絶対に!
参加賞にもらったキャベツは早速友人宅に戻ってバーベキューで食べました。今回のレースはこの友人のおかげで楽しさ倍増でした。感謝してます!

そして今週末はAOMORIマラソン(ハーフ)です。申し込んでみたものの「まいったなあ」と思ったのはその関門時間です。制限時間は2時間30分なので、標準的なのですが、なんと2kmの関門が12分、10kmの関門が1時間となっています。10kmはともかくとして、2kmが12分ということは、「トイレ行きたくなったので遅れてスタートしまーす。」なんてことは許さないということだし、ロスタイムが3分ぐらいあったら結構きつくなっていしまいます。「何を考えてるんだ」と憤慨しそうになりましたが、おそらくこのレースはもともと競技性の高いものとして始まったレースなのだ、と思いました。「スタートしてちんたら走るようなランナーは出てくるな」という意思表示なのでしょう。申し込んだからにはルールは守るつもりです。いつものハーフとは違う走りになりそうです。


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