自分が人と平等に接することができない人は
自分を基準にして物事を考えているからです。
自分にできて他人にできないということは、
他人が自分よりも劣っているとも考えてます。
自分の考えが間違っている場合でも
間違いに気がつかず、
他人のほうが誤っていると考え、
上から目線で説教をしてきたりします。
このような人には正論を言っても
何の効果もありません。
そして、そのような人は皆から敬遠され
人と仲良く生きるのが難しくなります。
釈尊は人と立場を同じくすること、
すなわち平等を意味する同事(どうじ、samānattatā)の
大切さを説かれています。
常に人と平等であることは人付き合いの上で
とても大事なことです。
誰にでも欠点も長所もありますので
決して見下すことなく
相手の長所も見つけ平等に接し、
人生を豊かにしましょう。
*仏陀の慈悲についての教えである四無量心の慈悲喜捨の捨ウペッカー(upekkhā )は、
自分を捨てて相手と同じ心・境遇になって、ほとけ心をはたらかせることであり平等と同じ意味合いがあります。
---------------キリトリ ----------------
私の生き方考え方「語録」 http://blog.goo.ne.jp/genkideluzo/e/dd326ab491d1945597a540ae2dedd619
影山 元気