
アイアンジャイアント」をテレビで観ました。
なんで、ロードショーで観なかったんだろう!!
って後悔しました。
いくつかの名画がそう出来るように、潜在意識に住み着いて、何かを感じたり見つけたりする時に影響を与えられる映画です。
この映画の持っている色彩を気持ちに持っていることは幸福なこと、そんなふうに思えるほどよく出来ていて、正直ビックリしました。
この映画がアニー賞9部門を獲得したのはもう記憶の彼方。
(ちなみにアニー賞はアカデミー賞にアニメ部門がなかったころ、アニメ作品に与えられた栄冠の最高峰!)
作品、監督、エフェクト、キャラクター、音楽、ストーリーボード、脚本、プロダクション・デザイン、声優 … 他にどんな部門があるんじゃい??ってカンジでしょ(笑)
「賞をいっぱいもらったからって楽しいアニメとは限らないよね。」
そんなふうに自分に思い込ませて、見た目の「こてこてアメリカンキャラ」に食わず嫌いをしたのは愚かだった~!
予告編程度にストーリーを。
ある日、空から未確認物体がアメリカの田舎町に落ちてきます。
隕石か何かだろうと大人たちは納得しましたが、好奇心旺盛な主人公の少年は、その正体を突き止めに森に入り、そこで、今まで見たこともない大きな鉄のロボットに出会うのです。
少年は、この感情と知能を持ったロボットの隠し場所を探し、コトバを教え、一緒に遊び…そんなふうにしてすっかり親友になってゆくのですが、実はこのロボットには重大な秘密があったのです。
ロボットの作風もストーリーも、宮崎アニメや鉄人28号、鉄腕アトム、個人的にはガンダムあたりの影響も受けているような気がしますが、設定は、冷戦と核と銃とロックの50年代、ちょっとせつないです。
画像でもおわかりでしょうが、ロボット自体はちょっと威圧感があるので、小さいお子さんは魘されますよ、ご用心。
泣きたい方にはサイコーです。
ラストも良かった(^^)
とりあえず今は、スターウォーズよりオススメの映画です。