子宮体ガン治療体験記

生理不順をきっかけに、ガンを告げられ、手術しました。このブログは患者側からの子宮体ガン治療体験記です。

術後2日目

2010-07-09 16:40:55 | 入院
体の状態にたいして変化は感じられない。
ほんとうに、回復しているのだろうか??

午前中だったか、看護師さんに体拭きをしてもらった。
手術前にはいたきっつ~~いストッキング。
これは術後しばらくはいていないといけないのだが、
この体拭きのときは、唯一脱がしてもらえる。至福の一時。


昼から、飲水がOKとなった。
だが、のどの渇きはあまり感じていない。
それより腸が動いていない状態で食事をすると腸閉塞になるかも、ということが不安のたねだった。

手術直後から、傷口をみると同時に、
看護師さんは、おなかに聴診器をあてて、腸の動きを確認していた。
ガスはでた?、と聞かれるたびに、まだ、と答えた。
が、とある看護師さんが、聴診器をあてる場所を何ヶ所か変えた後、
首をかしげながら、腸の動きが弱いね、って言ったのだ

そっか、聴診器を何度もあてていたのは、なんとか腸の音を確認しようとしてたってわけね。
それほどまでに、聞取りにくかったのね。
すなわちそれは、腸が動いていないってことなの??

どうしよう、腸はまだ麻酔で寝てるの?
この状態で水飲んだり、食事したりしたら、腸閉塞??
ひぇ~~

腸を動かすべく、歩いたり、寝返りしたりした方がいいといわれ、
言われた通りにしてみたが、ガスがでることもなく、その日は消灯時間をむかえた。

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当然、消灯時間を過ぎても、もんもんとしていた。
だが、ようやく、
ようやく、夜も12時を過ぎていたと思う。

おなかがグルグルと音をたてはじめたのだ。

そして、

やっと、やっと、ガスがでた。


やった~!!!


たったこんなことで、ほんとうれしかった。


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