石裂山（栃木県）・いざ！ハシゴ地獄へ

２０１１年５月２１日

前回は高所と岩に慣れるため「乾徳山」を目指し

相変わらずのへっぽこ振りをさらした「へっぽこ隊」ですが・・・

今回は高所と梯子に慣れるため「石裂山」にやって来ました

下記の緑で囲んだ道を時計周りに歩きます。

コースタイムは４時間弱だそうですが、心配ご無用

いつもの様に１.５割増の時間を予定してますからね（笑）



隊長はここに来るまで爆睡していましたが

２号はネットで確認した住所が間違っていたため

４０分も多く車で彷徨いやっとここの目的地に辿り着いたそうです。

お・・お疲れでした



そんなに険しいのか？？？

では、ここでトイレ済ませ、もう少し先の駐車場まで走ります。



広々とした駐車場です。そしてとても綺麗です



今日はこのコースを隈なく歩きます。





先ずは神社から・・・



すご～い



こんな大きな木、久しぶりに見ました。



見上げて同じポーズ



今日一日の無事を祈ります。



そして、２号が「ドラえもんの鈴だ」といったこれ



しかし隊長は、カッパのような龍の方が気になるっす

さぁ今日は簡単なおやつしかありません。

パンやご飯類は無いのでサクサク行きましょう神社を後にして



登山道へ向かいます。



ここはしばらくの間、沢のホトリを歩きます。



冷たい風が運ばれて、とても爽やかで快適です



コンクリートの橋を渡り



清滝を見ながら



まだまだ歩きやすい道を



眩しい新緑と共に



トコトコ歩きます。



すると・・・現れた標識



そして、またまた物々しいこれ



そこまで問われると、なんだか自信が無くなってきました

「ね、２号・・あたし、ここを登っていいのかなぁ」

「大丈夫だよ槍にだって行ったでしょ」

「いや、槍の肩までだし」

「だからここを頑張って、この夏は槍の天辺まで行くんだそのための訓練だよ」

「ここを登るための訓練は無かったなぁ・・・」

「・・・ヲイヲイ」

不安は残るモノの、一つずつ色んな山をクリアして行くことが夏までの目標です。

さ、頑張ろうお約束のケルン積み。。。



ここは石ではなく、支えに枝を置きましょう。



月山との分岐です。始めに石裂山を登るので左に進みます。



帰り道に右側からここへ戻ることになるのですね。



この山は標識がとても親切で、至る所に設置され、道に迷う事もなさそう。

また、間違って落ちる心配も無い程危険箇所にはロープが張られ整備されています。

裏を返せば、多数の滑落事故あってのこの整備。気を引き締めて行きましょう



「千本桂」です。その脇を抜け



カエルの合唱を聞きながら



一緒になって「ゲコゲコ」歌い



姿の見えぬカエルさんを、カエルの鳴き真似しながら探し歩く隊長

しかし、一匹も姿を見つけられず



「ねぇ２号、あたしの鳴き真似、超上手いよね」

「うん」

「じゃあ、何でカエルさんは出て来ないんだろ」

「・・・いや、出ては来ないでしょう」

「う～ん悔しいなぁ」

「・・・しかし、そんな事しててカレコレ３０分のタイムロス」

「そんなにっ」

「しかもまだ1/5も来てないし」

「ありゃ～っ」

こりゃ先を急がねばなりません



流れる汗を「ねじり鉢巻き」で止め、ついでに気を引き締めます

「ぎゃははもーれつア太郎」２号よ、それ古すぎじゃ



あぁ先に進みたくとも、つい数々の楽しいオブジェに突っ込みを入れてしまう隊長

そして・・・つい釣られてしまい一緒に立ち止まり、笑いに引き込まれてしまう２号

そんな・こんなで。。へっぽこ隊のコースタイムは当てになりませんあしからず



んで、立て看板またも発見





奥ノ宮・・・どんな所だ？？？



おぉ～これかぁハシゴやら鎖やらが・・・やっと、第一アドベンチャー到着です

「ねぇ２号・・あたし別に<奥ノ宮>には興味ないよ」

「いや、興味の問題じゃないから頑張ってくれ」

「ぬわっやはりか・・・」



「へぇ～行者帰シ・・・かぁ、行者さえも帰す・・・かぁ」

「お・おい、２号勇気出して登ってる後ろから、変に呟くのはやめろ～～っ」



鎖に取り付くと始めに登ったハシゴは全く見えません



そして「奥ノ宮」と言うだけに、結構「奥」にあるようで、なかなか姿を現しません



「く・・・鎖のチェンジだっ」



「ま・・・まだかいな？？？」



ふぅちょっと一息。　　んがっ・・・



破損って何？？？十分な注意？十分な注意ってどうやればいいのおおぉ～



一体この奥に、どんな素敵な金銀財宝が祭られているっていうのよ？

「あはは・・・さ、頑張ってくれ」

うぅ頑張るけどハシゴは怖いのよ。。。



ここ、思った以上に長い長いハシゴですたぁ～！フルフルしながら、やっと到着。



やはり、金銀財宝はありませんでしたが・・・登ったことが宝になっていくんだね



しかしまぁ、下りるのは更に怖かった！
、


どうなの、これ！！！

（注）ハシゴは手すりではなく、足を掛ける所を持ちましょう
　　　良い子の皆は隊長のマネをしちゃダメだよ



次回に続く



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