いつかは・・・アルピニストと呼ばれ隊

我儘放題のあたし(へっぽこ登山隊・隊長)と
それを叶える
王子(へっぽこ登山隊2号)の四苦八苦な山登りを面白くお届!

日向山(山梨県)登山編

2011年05月02日 | 登山2年生
2011年4月26日


じゃ~んいつもの様に、早朝からお出かけ。

中央高速でやって来ました

ここで、100円自販機がずらりと並ぶ「ハッピードリンクショップ」なるもの発見



それ越しに見る「甲斐駒ケ岳」に、2号は入たくお気に入りの様子。

てかさ、折角なんだから綺麗に撮ってよね



うふふっ鳳凰三山と甲斐駒ケ岳めちゃカッコいいじゃん

で、後ろを振り向くと・・・



ちょっぴりウスラとぼけて「富士山」が見える。

う~んなんて気持ちイイんだっ

で、山道に入る前に最後のトイレタイム



ここ「道の駅・白州」とても綺麗でした。



さ、登山道までの荒れた林道を、途中落っこちた大きな枝や石など

2号が車から降りて道路整備しながら登って行きます

林の中に見え隠れする数頭の鹿さんや、テン?のような動物に会いながら

車にいながらの、なかなか楽しいアトラクションです。

そして、トロトロと車で登ること数十分矢立石登山口到着

駐車場一番乗りだいっただいま7時20分です。




      
ここから登ると急登もなく、のんびり登っても1時間半ぐらいらしいです・・がっ

2号は、あえて暫く林道を歩く「激坂コース」を選択

ハイキングコースと書かれた矢印に背き、真っ直ぐ林道を進みます



殺伐とした道も、お花の彩りでウキウキ気分になるね~



通行止って・・でしょうね

まだ本格的シーズンではない為か、道はまだ整備されておらず

崩壊寸前の落石だらけこの道は「戦車」などがお勧めです



ケルンか・・



やっぱ積むよね



荒れた林道の



色んな表情を見ながら



とにかく歩く



歩く



・・と、甲斐駒ケ岳の悠々たる姿や



手がキレそうになるぐらい冷たいお水に出くわし



沢山のご褒美をもらいながら、次に着いたところは・・



「滝」のある、日向山のもう一つのハイキングコース入口。



ヲイヲイ

「2号~っあたし、大丈夫かな??」

「大丈夫だよ。そこに書いてあるように、十分注意すればいいんだよ

「・・マジかぁ



「錦滝」を横目に、さぁ気合を入れてイザ進め



う~ん・・すでにキツイ登りです

あ、時間を見るの忘れてたね。



今8時15分林道だけで約1時間かかりました。

で、のっけから「鎖登場」かいっ



やれやれ・・鎖やらロープやら、



果ては、自ら四つん這いになる急こう配



高所恐怖症の隊長はプチ鬱な感じで・・更なる崖のトラバース



ここまでも結構なアドベンチャーですが、アトラクションはまだまだ続きます



やや垂直気味の階段いや、ここまで来たら登るしかないですがね。



「ぎゃ~2号、そんな落ちそうな写真の撮り方は止めて~っ

見てる方がクラクラします。が、そんな危険地帯もそろそろ終わり。



しかし、ここをハイキングコースって呼ぶか???



隊長が見上げた先には、凍った滝かプチ雪渓か・・まだまだ山は寒いんだね。



そして「キタ~~っ」  隊長の大好きなキノコ発見

写真じゃ分かんないけど、大きな木に大きなキノコでしたキノコらぶ



ここからは、今までのような危険はなく



ちょっぴり切れ落ちた道をトボトボと



ちょっぴり急な登り坂をガシガシと行けば



ほらまたまた隊長の好きな「霜柱」も登場



で、9時7分。ここから目的地の雁ヶ原までは、あと30分ですって。



頑張れ自分



ほら、もう見えて来たんじゃない



ここを上がり切れば山頂です



そんなに激坂には見えないんですが、実は結構な角度があり



万が一転ぼうものなら、そりゃもうアンタ・・

どこまでも~限りなくぅ~」ってな感じです



山頂に続く砂浜に、足が潜り込み結構きついです

で、ここで脳裏に浮かんだ曲がこれだ

「月のぉ~、砂漠を~遥々とぉ・・月のラクダは~ゆっきーまっしたぁ~

・・・月??月のラクダじゃね~なぁ・・・でも一度こうなってしまったら

何度歌っても「月のラクダしか思い浮かばない

「2号~月じゃなくて何のラクダだっけ???」

「・・・月でもいいんじゃない

「そっか。じゃお言葉に甘えてもう一度月のぉ~さばっくおおおぉ~



あははっ楽しく歌ってたら



結構登ったじゃありませんか



花崗岩、どれだけの時を越えて来たのでしょう。。

風化して出来上がった「奇岩」を目の当たりに



暫く言葉を失うふたり



山の天辺が



まるで異国の地のようです。では、もう少し頑張って頂上へ向かいましょう。



振り返ると急坂なのがよく分かります



ひょえ~~っしかし、いつまでも初心者でいる訳にはいきません



「怖くない・こわくない・・コワくないよ~っ」って呪文のように唱えます

すると、そこにはほら



素敵な眺望が待っていました



山頂です。



隊長の後ろに聳える「甲斐駒ケ岳」も、何とか雲に隠れず待っていました



おぉ~で、只今の時刻は・・・



9時40分ですね。よく頑張りました



ばんざ~い!では・・ちょっぴり遊んでみましょうか

ここら辺でいいかなぁ



落ちないようにっと



足を伸ばして



2号~早く撮って!高所に慣れる訓練だよ

そんな頑張る隊長に2号が声をかける

「あ、ほらほら見てごらん」



・・・こぼれそうなお目目をしている隊長ですが、乱視に近視で何だかよく見えません

「カモシカだよニホンカモシカだ」2号珍しく大ハシャギ



ほほ~っこの画像で始めて納得これじゃテンションも上がるわな



では、たまには山頂でゆっくりコーヒーを頂いて下山しましょうか



10時21分下山開始。



こちらのハイキングコースは、登って来た道とは全く違い 何とも優雅です。



が・・予報通り天気が崩れてきました。晴れてるうちに山頂へ行けてよかったです。



登る時は誰にもすれ違わず、寂しいコースでしたが

こちらは結構な登山者とすれ違いました。



あはは



何だか木から足が出てるみたい・・・ちょっとセクシー 



穴を発見したにょ



「おぉ~い誰か居ませんかぁ~

「居たら怖いだろっ



へへへっやっぱ誰も居ませんでした。



ふぅ・・11時15分、無事下山しました

いやいや、またこの日も楽しいお山を満喫しました。日向山さんどうもありがとうでした。

帰り道の悪路



万が一のすれ違いをしないで下りれるよう、2号は祈りながら運転してました(滝汗

3号の皆様も長い時間のお付き合い、ありがとうございました~

おしまい



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