ファイヤーフォーメーション

連敗ストップ!!

10/9 LxSB プレーオフ1st Stage 第3戦 最後で俺達クオリティ全開!の巻!!

2006-10-09 22:14:08 | ライオンズ観戦記
先発
ソフトバンク 寺原
西武     西口

現地ベンチサイドシートで観戦。
今日の西口は今年一番じゃないかってくらい完璧だった。ハンパねぇよ。
ストレートは走りまくりで、スライダーも良かった。三振なんて多すぎて数えてられない。
「かすりもしねぇよ」そんな感じだった。

寺原は150キロ近い速球だが、相変わらずの荒れ球で結構甘いところにも来ていた。
しかし西武打線は捉えられずに、実にしょっぱい展開。

5回裏 西武攻撃
エンドラン失敗で「なにやっとるんだ(´・ω・`)」と思っていたところで、
中村のソロホームラン!先取点だ。
今日の西口の出来からして、この1点は大きい。

7回表 ソフトバンク攻撃
スタミナを無視して飛ばしまくっていたツケがきて、チェンジアップを多投し始める。
ここで西口がつかまり、同点となる。う~ん稲嶺に打たれるとはねぇ。
てくてくとベンチに戻る西口に対して、ベンチサイドシートはスタンディングオーベーションだった。
西口の気迫の投球にオレは感動したよ。
しかしここから、今年の西武の課題がモロに出た。

この緊迫した場面で出せるリリーフがいない。

打者大村(左打者)ってことで、星野が登板した。

伊東監督の左右病発動。ここでこの試合の勝負が決まったと思った。

予想通り星野はテンパりまくりで、初球から大村の顔面狙いの凄い球を投げる。
結局大村は凡打して逆転はできなかったが、ベンチに戻るときに西武ベンチに対して汚い言葉を吐いたようだ。
「おっ乱闘か!?」と思ったが結局何も起こらず。
西武の若い選手たちにも、あれくらいの気迫が欲しいものだし、西武ベンチもあれくらいで浮き足立っては、セリーグのチームとは戦えないぞ。
あっちはヤジがハンパねぇ。

8回表 ソフトバンク攻撃
星野続投。回をまたぐとやっぱりダメで、すぐにつかまって山岸に交代。なんとまぁ頼りない先輩だこと。
なぜ回の最初から山岸を使わないのか?
昨日回の最初から投げたの山岸は良かったじゃないか。
山岸は落ち着いて投げればできる子なんだよ。

同点で無死ランナー1、2塁で打者ズレータ。最悪だ。

こんな大事な場面で、2年目の投手を出さざるを得ない西武リリーフ陣のショボさ。正津や宮越はなにやってんだ?
若い山岸では、この場面は荷が重すぎる。
得意の縦変化の球は、変化しすぎてバウンドしてしまいボール先行。
見せ球のハズのストレートを投げざるを得なくなり、カウント1-3からバカ正直にど真ん中。
ズレータに3ランHRを浴びる。

予想GUYデス

みんなそう思った?オレは想定の範囲内だった。
山岸の自信をなくさせる結果となったが、オレは来年の山岸に期待している。松永とともにローテーション入りしてくれ。

その後的場にまでタイムリーを打たれて、三井は大村にぶつけちゃうしグダグダだった。

これがAクラスチームの試合ですか?
最後の小野寺の思いで登板にも笑ったけどね。
どうせなら大沼だろ。
「最後に笑おう、一緒に笑おう」by伊東監督

ベンチサイドシートは一同苦笑する結果となった。

試合が決まる大事な場面で星野や山岸なんてこころ優しい子に投げさせたら、そりゃテンパるよなぁ。
オレは総力戦を見に行ったわけだが???
リリーフ涌井の方が打たれても悔いが残らないわけだが、まぁそれは結果論だな。涌井でも打たれていたと思うし。
涌井は「どうしてボクに投げさせてくれないですかすか!!顔も見たくない、絶対に許さない」 とか言いそうで怖いな。m9(^Д^)プギャー!!

今年は月3~4回のペースで頻繁に見に行っていたわけで、
涌井や片岡の成長、新星福地の登場、小野寺が1年間押さえを続けられたことなど、
チームの成長が感じられて本当に楽しかった。
ザル守備でファイヤーフォーメーション(炎上守備)とバカにされまくった去年から、1年でだいぶ守備はマシになった。今年のオフは若い投手を鍛えまくって欲しい。
今日無理矢理連れて行った会社の同期は、普段野球を観ないが大分興味を持ってくれたようだ。これも嬉しいことだ。

プレーオフでの松永、山岸起用は、選手とファンに対するスパルタ投資と思いたい。ときどき球場に足を運ぶ人たちには、たぶんこの起用は理解できないと思うけど、それだけ西武の投手陣のショボさは深刻だ。そろそろ荒木さんの進退について考えてもらえませんかね?

松坂は来年はヤンキースだな。もうやってられないでしょ?
西武はBクラス濃厚になるが、彼にはその方が良い。

スコア↓
SB 0 0 0 0 0 0 1 4 1計6
L 0 0 0 0 1 0 0 0 0 計1

10/8 LxSB プレーオフ1st Stage 第2戦 松中サン男泣き!!の巻(西武ドーム観戦)

2006-10-08 21:11:39 | ライオンズ観戦記
先発
ソフトバンク 和田
西武     松永

西武に相性の良い新垣は不調らしく、ソフトバンクの先発は和田。
西武打線は対左投手用で佐藤友や江藤、平尾がスタメンだった。

西武の先発は新人の松永。
さんざん甘やかした涌井はソフトバンク戦では使わないらしい。
涌井はソフトバンク戦では打ち込まれているが、
勝てば2nd Stage進出の大事な試合で、この起用がどれだけの人に理解されるだろうか。

今年の実績からして、短期決戦なら松坂、涌井、西口、ギッセルだろう。
目先の1勝よりも、「エース候補に早めに大舞台を経験させておきたい」と言う気持ちはよく分かるが、
こういう起用法は長期政権が確定している伊東監督でなければできないだろう。

1回裏
いきなり中島のソロホームランで先制点!
「これはいけるね!」誰もがそう思った。ソ0-西1

4回表
松永は3回までは良い投球だった。三振が4つはあったと思う。
しかし、4回にランナーを2人出したあたりから制球力が無くなる。
ズレータに対して四球。これは2死だったため作戦だとおもうが、
次のカブレラ(黒)に対しての押し出し四球。その後仲澤に適時打を打たれて計4失点。
松永はこの悔しさを忘れずに今後に生かして欲しい。
「荒木コーチがマウンドに一声かけに行くと必ず打たれる」という呪いは
今日も健在であったことも書いておかなければならない。ソ4-西1

5回表
本来先発で使うギッセルが登板した。試合を立てないそうとテンポ良く投げる。
考える暇を与えずにアウトの山を築く。

5回裏
西武は細川からの連打でチャンスを作る。
ソフトバンクは和田から柳瀬に交代したが、中島の犠牲フライで1点。
カブレラ三振で和田がレフト前適時打でもう1点。
ソ4-西3で1点差まで詰め寄るが、同点にできなかったのがこの試合のポイントだったようだ。

6回表
軽くヤバいかなってところでギッセルが降板させられる。
これが涌井や松永だったら、どんなに打たれようが投げきらせるんだろ?
本来この試合の先発のはずであったギッセルは、本当に悔しそうだった。
次に出てきたのは星野。
「左打者殺し」として有名だが、松中ほどの打者には通用しないことはシーズン中に証明済み。
松中の適時打で1点入りソ5-西3となる。
右打者には右投手、左打者には左投手。
2chでは「伊東は左右病」なんて言われているが、まったくその通りだ。
左右の投手の切り替えで細かく繋ぐ作戦は、いいリリーフ投手がそろっているチームでないとできませんから!!
ギッセル続投でしょ!!彼の今シーズンの活躍は何だったのさ!!

でもって今度は山岸が出てきた。涌井と同期の若い投手だ。
オレが西武若手でもっとも期待している投手だ。
110キロ台のもの凄い縦変化(カーブ?)の球と、120キロ台の鋭く落ちる球(フォーク?)を持っている。
ストレートは140ちょうどくらいで、緩急と縦変化が凄い。
これはなかなか打てるもんじゃないが、制球力が甘くて見せ球のはずのストレートが甘く入り打たれることがよくある。
細川とよく話し合って配球を勉強し、下手に横変化の球を覚えようとせずに制球力をつけて欲しい。
持ち味を伸ばせば十分先発入りできるぞ!
山岸は7回をきっちり抑えて試合を立て直した。
「まだ2点差だ!」そんな気分だった。

しかし、西武打線は柳瀬を捉えきれずに無得点が続く。
8回表
ここからは三井が登板した。
正直この辺からはよく覚えていないのだが、だめ押しの1点を取られた。ソ6-西3

9回表
石井貴が出てきた。
松中に3ランを浴びて、その直後にズレータにソロHRを打たれた。
あれよあれよとソ11-西3。ここはバッティングセンターですか?
9回裏
守備堅めでソフトバンクの野手が入れ替わり、抑えの馬原がでてきてゲームセット。

ソフトバンクを勢いに乗せてしまったこのゲーム。
最近ずっと不調だった松中は、お立ち台で男泣きだ。
この人が打つと選手もファンも盛り上がるんだよね。
あと西武は死球が多すぎる。男泣き、王さんの件とあいまって格好のマスゴミの飯の種だぞ。また悪役西武かよ。
新人育成の代償は大きい。
エース左腕の育成が西武の急務だが、その前にピッチングコーチをどうにかする方が先じゃねぇか?

スコア↓
SB 000401015計11
L 100020000計3

10/7 LxSB プレーオフ1st Stage 第1戦 両エース熱投!!の巻(CATV観戦)

2006-10-07 16:30:26 | ライオンズ観戦記
先発
SB  斉藤和
西武 松坂

2勝で勝利の短期決戦。
このエース対決は避けられない。

斉藤は初回からナイスピッチング。
西武打線の外角フォークの空振りを見ていると打てる気がしない。
三振の山を築き被安打わずか4。

松坂はあまり良くなかった。
変化球を多投したが、すっぽ抜けが多く死球を4つも当ててしまっていた。
的場に当てたときは、2chでなぜか批判がなかったのは・・・がんばれ的場!!
小さいピンチがいくつかあったが、要所はきちんと抑えるピッチングを見せ被安打6。
無得点が6回まで続く。

7回表SB攻撃
松坂は連打を浴び満塁のピンチ迎えるが、大村を内野ゴロに打ち取り無得点に抑える。

7回裏
いままで外角に空振りしまくっていた中島がようやくヒット
カブレラ(白)も難しい球を上手く打ってヒット
和田得意の引っ張りで二塁打。
ついに先制点!!
もう一点欲しいライオンズだったが
リーファー内野ゴロ
おかわり三振
片岡三振
斉藤は崩れることはなかった。

8回表
この試合の要所だったが、松坂はいつものように後半になるとストレートを多投し
カブレラ(黒)三振
松中三振
ズレータ三振
凄すぎ!

その後の下位打線を松坂はサクッと抑えて試合が決まった。
パリーグでは珍しい投手戦にだった。
こういうのも悪くないね。

スコア
SB 000000000計0
L 00000010X計1

Palm Z22

2006-10-02 01:01:20 | 雑記
昨年あたりからPDAなんてデジタルなものを持ち歩いているワケだが、
こういうニッチな電子機器ってのは完成度が低くてカタログが当てにならない。
使ってみないと、各機能がどの程度使えるのかが分からない。
PDAってのは年中パソコンの前にいる(Outlookを使う)人間でないと、なかなかメリットを享受できないってことはよく分かった。

大きさの比較用にX50v、Palm Z22、ipod miniと並べてみた。
初めて買ったPDAはDellのX50v(写真左)。
無線LAN、BlueTooth、SD、CFスロットありでVGA表示もできる。動画再生も余裕。電車で2chが読める。Operaブラウザも使える。
しかし、デカイ、重い、値段高いで怖くてとてもポッケに入れる気にはなれない。
いちいち鞄から出して使うんだ。ダルくてしょうがない。
X50vに載っているWindows Mobile2003SEってOSは、電池が切れると「すべてのデータ」が消えてしまうという恐ろしい仕様になっている。
すべてのデータってのは入力したデータはおろか、WindowsフォルダやProgram Filesフォルダもだ。

買った直後の状態に戻るんだよね・・・

バックアップソフトとかあるけど、そういう手間がかかる時点で手帳以下。
どのPDAも無線LANを使っていると2時間半くらいで電池が干上がる。
手帳の代わりに使うものが、入力したデータがすべて消えてしまう恐れが日常的にあるってのはどうしたもんかね?
この問題はスマートフォン向けに設計された次のWindows Mobile5.0で解消しているが、
代償として動作がかなりもっさりになってしまったらしい。
ポッケから出してすぐにスケジュールが見られなければ不便でしょうがない。
電池が切れたらそれすらできない。これも手帳以下だ。
PDAの高機能化は本末転倒。

出先でGPS地図やインターネットが使えればさぞ便利だろうが、オレにはそんな機能は必要なかったようだ。
手帳の代わりなんだから、スケジュール、ToDo、小遣い帳くらいにしか使わないわけで、電池の残量を毎日気にするなんてのもダルすぎるわけ。
超使い勝手重視で機能切り捨てまくりの割り切った設計のPDAを探してみたら、すごくピッタリなのがあったわけだ。

Palm Z22(写真真ん中)

かなり気に入っている。値段も17,000とNintendo DSやiPod nanoと変わりなく「乱暴に使ってもいいや」って値段。
買ったばっかりでオレが使いこなせていないこともあるが、基本的に手帳以上のことできませんから!!
無線LAN、Blue Toothなし、SDやCFのような拡張スロットなし!!
充電とOutlookと入力したデータの同期を取るために使うUSBポートのみという割り切りっぷり。液晶もショボい!
ストラップホールくらいは欲しかったな。

Palm Z22は小型軽量でポッケに余裕で入る。
iPod風味なオシャレなデザインで、電車でさっと取り出して予定をチェックしても、もう恥ずかしくない。
電池の消耗が神懸かり的に少なくて、1週間使っても電池がMAXから減っていない。

「これこそ手帳の代わりに使えるものだ!!」

と、なかなか良い買い物にご機嫌なオレ。
しかしこの程度もの、シャープやカシオあたりならカード電卓サイズで9,800円くらいで出せそうだ、ともおもう。メリケンさんにしては頑張ったなって話ね。

スマートフォンってのが世界の携帯電話の流行だが、果たして日本で流行るのかね?
日本の携帯電話は小型で恐ろしく高性能。
スマートフォンはデカイんだよな。Zero3にしてもesにしてもhTczにしてもTreoにしてもさ。
日本人男性ってのは世界的に見れば、かなりオシャレを気にしている方らしい。
ポッケがモッコリしたり、ポッケからはみ出したりするのはかっこわるすぎ。
デカイ重いじゃぁ、おもいっきりシルエットが崩れて格好良く着られないのは致命的。

Nokiaの携帯電話が全然売れない摩訶不思議な極東の島国日本。
PDAが日本でいまいち流行らなかったおかげで、オーストラリアの有袋類のように独自の進化をしてしまった日本の携帯電話。
メーカーごと機種ごとに仕様が違いすぎてわけわからん。サポート窓口のおねぇさんマジで尊敬する。
技術力があり高性能だが、使い勝手はイマイチだよなぁ。
しかしみんなこれに慣れてしまった為、いまさら大がかりなインタフェースの変更も無理。
技術力の無駄遣い。勉強だけできる要領の悪い子供のようだ。これはNTTドコモの陰謀だ!

ていうかさ、PDAと携帯電話を一緒にしてしまったら、電話しながらどうやってスケジュールを見るんだ?
BlueTooth?電話がかかってきてからイヤホンに電源入れて耳にかけてって・・アホか!
と、オレはスマートフォンは日本では流行らないと勝手に予想。