ホンダ バモス HM2 2013年式 100700キロ

左リアタイヤの奥に見えるエキゾーストパイプから排気漏れしてるみたいなんですが、周辺も錆びが酷いとのことで、確認をしてから部品の手配となります。

タイヤを外して確認。
確かに錆びが酷そうな気配(^_^;)

触媒後のエキゾーストパイプのO2センサー周辺が白くなってるのは

過去の排気漏れを止めていたであろうマフラーパテなんですが、広範囲にてんこ盛りw(°o°)w
パテ修理の限度を超えてるような、、、(^_^;)

そして今回、排気漏れをしているのはパテ盛り箇所よりも後方の遮熱板に覆われたところでした。

エキマニ側のフランジは触ると崩壊しそうなぐらいペラッペラになってます(>0<;)
エキゾーストパイプだけでなくエキゾーストマニホールドも交換が必要ですね〜
触媒付きなので高そうですが(^_^;)

盛り盛りのパテを壊して


O2センサーを救出。

触媒前のO2センサーも


取り外して再使用となります。

エキマニの遮熱板やステーを取り外して

エキマニのナットを確認しましたが、一筋縄ではいかなそうな錆具合。
元々、工具が入りにくい造りになってる上にナットがやせ細って微妙にサイズダウンしてるようなので、このままでは外せないですね〜┐(‘~`;)┌
そして改めて周りを見てみると








シリンダーヘッドカバーからのオイル漏れが酷い(^_^;)

このエンジンはタイミングベルトを交換する時にヘッドカバーを外さなきゃいけないので、2000キロ前にヘッドカバーの脱着でガスケットを交換してるはずなんですよね〜
それなのにオイル漏れしてるって、、、作業ミス?
とりあえずガスケットを再交換してみるしかないかな(゜o゜;
と、その前に!
と、その前に!
エキマニのナットに対して確実に工具を挿入するために

エキマニを切断しました〜

切断するのもなかなか苦労しましたが

その甲斐あって無事?にエキマニも取り外し完了(^^)/

エキマニを固定していたボルト&ナットの6本中5本はスタッドボルトも外れましたが、1本だけナットが外れず折れてしまい

いくら炙っても全く回らず

最後の手段のエキストラクターで

なんとか取り外し成功。

外れはしたものの

6ヶ所ともタップでネジ山を修正して

ガスケットの残りカスを取り除いておきます(^^)

エキマニを取り付ける前に

ヘッドカバーを外してみました〜

これは取り付けミスではないですね〜
明らかにガスケットがヘタっているので、ガスケットを再利用したことによるオイル漏れですね〜┐(´д`)┌

プラグホール部分のガスケットにも液状ガスケットが(^_^;)

ガスケットとフィラーキャップを交換します!

せっかくなので

エンジンコンディショナーを使って

こびり付いたスラッジを落として綺麗に♪

新品のガスケットを取り付けて、指定された箇所に液状ガスケットを塗布して

エンジンに取り付け(^^)

エンジンサイドにある円形のタペットサーキュラーからもオイル漏れをしていたので

取り外し

新旧を比較すると古い方はOリングがぺっちゃんこですね〜

Oリングにシリコングリースを塗布してから

取り付けてます(^^)/

外した部品を元に戻してオイル漏れ修理完了!
作業はエキマニ側に戻り〜


シリンダーヘッドに新品のスタッドボルトを

取り付けて

リビルトの触媒と一体になったエキマニを取り付けるんですが〜その前に

スタッドボルトにスレッドコンパウンドを塗布しておきます。

で、取り付けてO2センサーも取り付け

エキゾーストパイプとO2センサーも取り付けて全ての作業が完了(^^)/
作業完了後にエンジンを暫く掛けたままにして、排気漏れとオイル漏れが止まっていることを確認して整備完了となりました〜(。・ω・。)ノ
古い車だったり錆びが酷い車は予定外の作業が追加になったりするので、標準の工数で終わらないことが多々あります。でもそれらは誰が悪いわけでもないので、しょうがないのかなと。
ですが、再使用不可部品の再使用による再作業は完全に無駄な工賃が発生します(^_^;)
たかが1000〜2000円程度の部品代をケチって、その数倍の工賃が再び掛かるって、、、ねぇ(>0<;)
エンジンオイルのドレンプラグに使われているガスケットも再使用されてることがよくあります。まぁ1回程度なら再使用できなくもないんですが、そういう再使用してるお店ってずっと再使用してるので1回程度じゃないんですけどね(^_^;)
見た目ではわかりにくいんですが1回の使用でコンマ何ミリか潰れてるので交換は必須です!
皆様からの整備のご依頼をお待ちしています。
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