車の調子を伺うとエンジンオイルが減るようになったらしく(゜Д゜;) 5000キロのオイル交換とは別にオイルの補充をしているそうです(^^;)
ニッサン セレナ HFC26 2014年式 107700キロ

それにしてもセレナ、、、定期的なオイル交換をしてきてても距離が進むとオイル消費をする個体が多いような(゜Д゜;)

まずは発煙筒、ワイパーゴム、エアコンフィルターの交換。

バッテリーは2つ搭載されてますが2つとも問題なし。

ファンベルトは若干ベルト鳴きがあったので

取り外し~

左が新品。取り外したベルトは明らかに山が細くなって溝が深くなってます(>_<)

取り付け完了♪

問題の?エンジンオイル。
レベルゲージに付かない状態(ノД`)
交換シールを見ると前回の交換は他店でやってるんですが8000キロ走行してますね。しかも途中2回に分けて2Lほど補充したそうです((((;゜Д゜))))

下廻りに漏れた形跡はないので燃料と一緒に燃えて消費しているのは間違いないかなと(^^;)
ピストンやシリンダーの消耗、ピストンリングの固着などエンジン内部の問題でオイル上がりやオイル下がりを引き起こしている可能性もありますが、プラグホールのガスケット不良によるオイル漏れからくる燃焼室へのオイルの混入の可能性もあります。
一般的な横置きエンジンであればイグニッションコイル、スパークプラグを簡単に取り外せるので、プラグホールのガスケット点検がすぐに出来るんですが

日産のエンジンはインテークマニホールドを外さないとそれらを外せないので、ちょうど10万キロでプラグの交換時期だったのでタイミングが良かった?です(^^;)

というわけでインテークマニホールドとスロットルボディを取り外し。

続いてイグニッションコイルとプラグを取り外し。
ガスケットからのオイル漏れはありませんでした!って事はエンジン内部に問題ありってことになります(^^;)

ちなみにですが~スキャンツールでのOBD点検でP0302 2番シリンダー失火が過去ログで残ってました(๑・౩・๑)

プラグは交換です。



ネジ部にスレッドコンパウンドを塗布してから取り付けます(*・ω・)ノ


ガスケットを交換。

エンジン側のインテークマニホールド当たり面を綺麗にして

取り付け~

スロットルバルブは汚れの蓄積でアイドリング不調等を引き起こすので、外したらついでに綺麗にするのが定番?ですね~

エンジンコンディショナーを使って

綺麗になりました♪

復元完了(*・ω・)ノ

エンジンオイルを排出。

エレメントも交換して

オイル消費の改善を狙ってSOD-1プラスを添加します(*´∀`*)ノ
添加した瞬間に効くわけではないので、いきなりオイル消費が無くなるわけではありません(^^;) 暫く様子を見る必要があります(*・ω・)ノ

オイルはプロステージS♪

冷却水の機能回復にクーラントブースター、インジェクター・燃焼室のデポジット除去にフューエルワン、予防と排気ガスの改善にフューエルツーを添加(≧∇≦)b
ここでエンジンを掛けるわけですが、先ほどスロットルバルブの汚れを取り除いてしまったので、アイドリング回転数が上がったまま下がらない且つハンチングします(^^;)
アイドル吸入空気の再学習へ(*・ω・)ノ

整備書ではスロットルボディを取り外した場合に実施しなさいとなってます。

整備書ではスロットルボディを取り外した場合に実施しなさいとなってます。

アクセルペダル全閉位置学習

スロットル全閉位置学習

アイドル吸入空気学習

空燃費初期学習
では各学習スタート(*´∀`*)ノ
アクセルペダル全閉位置学習はエンジンを掛ける前に実施してるので割愛m(_ _)m



スキャンツールを使わない方法もありますが、ファミコン時代の隠しコマンドのような操作をするので(^^;)
スキャンツールを使ってスマートにいきますよ~スロットル全閉位置学習は一瞬で終了(^^)


アイドル吸入空気学習はいくつかの条件があり、それらを充たしていないと学習しません(>_<)が、無事終了(*´∀`*)ノ


空燃費初期学習も終了!
で、一通りの学習が完了♪

続いてはフロントブレーキ。

スライドピンは古いグリースを取り除いて、ワコーズのスーパーシリコングリース(SSG)を塗布して組み付け。

ブレーキパッドはブラケットとの接触部やキャリパーとの接触部にワコーズのディスクパッドグリースを塗布。
SSGよりも高粘度です(^^)



リアブレーキも同様に清掃&グリースアップして組み付けました~


ブレーキフルードは1Lを使ってしっかりと交換してます♪
エア抜き程度しかしてないのに交換しました!って言ってたり、1L相当の料金を貰ってるお店があったり、、、します(^^;)

タイヤを取り付ける前にスタッドボルトにもスレッドコンパウンドを塗布してます。
締め付けトルクの均一化や取り外すときのカジリ防止ですね(^^)

最後はヘッドライト。
ほぼ真っ白です(ノД`)
見た目も悪いけど、それ以上に問題なのは~光度が足らず車検が通らないことですね(゜Д゜;)
すなわち夜間走行で視界が悪いはずです(^^;)

磨いてコーティング施工。
めっちゃ綺麗になりました(≧∇≦)b
基本的に当店で車検整備をした場合はサービスで磨きと簡易コーティングを施工しています。
あくまでも簡易コーティングなので保ちはそんなに長くありません(^^;)
より綺麗に、より強いコーティングを求められる場合は有料で実施してます♪
ちなみに今回のセレナは有料バージョン。
曇りが酷くコンパウンド&バフだけでは取り切れなかったのでペーパー磨きから始まり、コーティング剤もワコーズのハードコート復元キットを使用してます。
高耐久とはいえ持続期間は半年から1年ですかね~(^^;)
もっと高耐久なものを!って言われるお客様にはヘッドライトプロテクションフィルムをオススメしてます(^^)
コーティング剤と違い物理的なフィルムを貼り付けるので、紫外線や雨による劣化(剥がれ)が無いからずっと綺麗なままですよー
皆様からの整備のご依頼をお待ちしています。