そこで自分でブースターケーブルを繋ぎエンジンを掛けたところ、メーターに警告灯がわんさかと表示され😲走ってみたところスピードメーターも動かないという😵💫
というわけで、そんな車の修理依頼です。
ホンダ シビックタイプR FD2 2008年式

まずは現状確認からしていきます!

エンジンを掛けた状態で警告灯はABS、パーキングブレーキ、エアバッグが点灯。

エンジンを掛けた状態で警告灯はABS、パーキングブレーキ、エアバッグが点灯。
逆に他は正常というよりも作動してないのかなという感じ😟
そしてエンジンが掛かっているのにタコメーターは微動だにせず😲

上段のスピードメーターも当然の如く動きませんが「0」は表示してますね〜
右上にある燃料計は残量を表示せずに点滅状態。
一旦スキャンツールを接続してみます🫡

ん?コード数のところが「!」に😵💫
通常はDTCの数が表示されるんです💦

そのままDTCを確認してみると表示されました〜
個別の内容は
個別の内容は
U0155 CAN通信(コンビネーションメーターユニット通信)未確定
61-1 コントロールユニット電源電圧異常
62-20 右側シートベルトバックルスイッチ短絡
61-20 左側シートベルトバックルスイッチ短絡
かなり嫌な感じがしますが、、、
コンビネーションメーターかCAN通信できてないみたいですね〜
それに伴ってシートベルトバックルスイッチのDTCが入っていると思われます😱
点検していくとやはりコンビネーションメーター不良が原因であることが判明⤵️
恐らくバッテリーが完全に上がってしまった状態からブースターケーブルで繋いだことでサージが発生して、コンビネーションメーターユニット内部でショートしたんではないかと推測されます😭
現在の車はCAN通信でコントロールユニット間やセンサーなどを繋いでおり、色んな情報をやり取りして作動しています。その中でもコンビネーションメーターは重要な役割をしてることが多いみたいで、今回は確認しなかったんですがメーター不良でエアコンが作動しなくなったりもします💦
修理方法としてはコンビネーションメーターの交換になるわけですが、交換するとオドメーターが0になるということでお客様に了承を得たうえで作業開始となりました🙇

気を取り直して今回の発端となったと思われるバッテリーの点検。


実測値121CCAということで当然ながらSOHは計測不能😟
充電して復活するレベルではないと思われるので交換です。

予備電源を接続してから

バッテリーを取り外し

今回はピットワークのストロングXシリーズをチョイス🙋

交換後の測定では388CCAというこでバッチリです🙌

交換後の測定では388CCAというこでバッチリです🙌
もちろんオルタネーターの点検もしてますが問題なし🙆

次にコンビネーションメーターを取り外します。
下段のタコメーターの方になります。



取り外し完了。

新品のコンビネーションメーター。

一部の部品を付け替えて

一部の部品を付け替えて

元に戻します。

とりあえずエンジンは掛けずにスイッチオンしてみると〜賑やかに色々と表示されました😁
そしてドアを開けたまま作業をしていたのでピピピピッていう音が出るようになったんですが、そういえばさっきまでしなかったな〜と😲

エンジンを掛けると無事にメーターが動き出しましたがエンジン警告灯が点いてますね〜

内容的には入庫時と変わらずなんで、新たに点灯したというよりもエンジン警告灯の表示というか点灯ができてなかったみたいです😗

消去すると

全てのDTCが無くなりました✨

そしてオドメーターが0になりました😱
まぁ当店とお客様とで管理してる間は特に何も問題はなく、お客様も車を売却するつもりはないみたいなので〜
新車を購入したとしても0キロの表示を見ることはできないので、お客様は記念にと0キロの表示を撮影してました🤣

全然乗ってないので走行距離は前回の車検時からほとんど増えてないんですが、月日はかなり経ってるのでついでにオイル交換となりました〜


エレメントも交換。

オイルはワコーズのプロステージSにスーパーフォアビークルを添加して充填。
修理が無事?完了してお客様にお返しとなりました🫡
一時期、パナソニックのナビがサージが原因で壊れるってのが流行ったのを思い出しました💦
あんときは酷かったな〜😮💨
とりあえずお客様ができることはバッテリーを上がらせないことです😅
定期的にエンジンを掛けたり、シーテックの充電器をずっと繋いでおくかって感じですかね〜
まーその他の部品のことも考えると定期的に乗るのが一番良いんですけど!
皆様からの整備のご依頼をお待ちしています。