輸入車の場合、ちょっとした電圧の変化でも警告灯が点灯することもあるので、DTCを確認後消去して、再び点灯したところでお預かりとなりました。
フォルクスワーゲン ザ・ビートル 16CBZ 2019年式 37800キロ

数ヶ月前に当店で車検整備をした車両になります。
当店では車検整備や12ヶ月点検の時に必ずスキャンツールを使ってDTCを確認してまして、当然その時には関連したDTCは入ってませんでした。
普段からそういった点検をしておくことで、少なくともいつからなのか?を確定することができます(^^)

メーターにはESCとABSの警告灯が点灯しています。
スキャンツールを繋ぐと


たくさん現れましたw(°o°)w
こういった場合、発生源から派生して記録されてることが殆どです。

今回はその中で発生源と思われるのは右フロントのスピードセンサー。
ABSセンサーとも言いますね(^^)


静止状態では異常値は出てません。
このあと走行してみましたが、その時も特に異常値はなく、常時異常が発生しているわけではなさそうです。

リフトアップ

タイヤを外し

センサーのケーブルに外傷は無さそうですね〜


センサーからカプラーを外して

カプラー側を点検。
で、問題なし。

他に異常が無かったのでスピードセンサーで確定ですね〜ってことで取り外し。


先端に鉄粉などが付着している場合はそれを取り除くことで解消する可能性もありますが、今回はそんな感じではないですね〜


先端に鉄粉などが付着している場合はそれを取り除くことで解消する可能性もありますが、今回はそんな感じではないですね〜

新品を取り寄せました〜

ぱっと見で同じに見えますが


太さや形状など変更されてました〜

センサーが入る穴?を軽く掃除して

取り付けました〜

センサー交換後はスキャンツールでDTCを消去。
交換前も消去はできて走り出しても暫くは警告灯が点灯しなかったことから、交換後は10キロほどテストドライブをして再点灯及びDTCが記録されてないことを確認して修理完了となりました(。・ω・。)ノ
皆様からの整備のご依頼をお待ちしています。
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