散歩の途中に、ふらっと立ち寄るお店に本屋があります。
「えっ本屋?」
そう思う方も多いかもしれません。
カフェならともかく書店という人はそれほど多くはないかもしれません。
でも、書店の品ぞろえは、街によってさまざま。
昔、浅草で専門的なスポーツの雑誌を買おうとしたところ、何軒回っても発見できない経験がありました。
翌日、仕事で成城学園に立ち寄ったところ、すぐにその雑誌を発見。
というか、成城学園では、浅草で一冊もみなかったテニス系の雑誌が山津になっていて、街でここまで取り扱う本が変わるのかと驚いたことがあったんです。
そんな街の特徴を教えてくれる書店も、今ではどんどん無くなってきています。
確かに、目的の本を買かうのなら、どう考えてもアマゾンの方が便利ですから、そんなお客さんをターゲットにしていては街の書店がやっていけなくなるのはあたりまえ。
でも、本好きの人って、知らない本と出合うことを目的に本屋に行くことの方が多いはずなので、そんな人をターゲットにすれば、街の本屋さんは生き残れるはずなのですが、いかんせん、それまで書店の体力が持たずに、今では「銭湯と本屋はどちらが早く街から無くなるか」というような目で見られる業種になってしまいました。
そんな時代にほんろうされて変わりゆく書店が、新たに目指すべき姿を、なんとコンビニが提示してくれました。
それが、スリーエフの雑誌コーナー。
コンビニ業界の中では、売り上げでは第5位、店舗数では第8位と中堅どころとして頑張ってはいるスリーエフですが、最近ではローソンに吸収するのが既成事実かのように言われていて、日に日に影の薄くなっているのが現状。
しかし、もともと独自路線を走っていたスリーエフですから、それでも日々新しい形へと進化(?)する努力は忘れていないようです。
もともとスリーエフは、書店をチェーンん展開している『文教堂書店』と共同で、書店とコンビニの融合形態を模索している店舗自体が14店舗ほどありますが、それとは別に、コンビニの雑誌コーナーを充実させた店舗が50店以上あるそうで、コンビニのもつ『便利』を、他のコンビニとは違った視点で目指しているようです。
書店とコンビニでは、取り扱っている本のジャンルが違うのは当たり前ですが、スリーエフの書籍コーナーは、見た目からして違います。
その一番の違いが『平台』。
書店などで書籍が平積みされている場所を平台と呼び、ここが、書店一押しの本が並ぶコーナー。
スリーエフは、本の売り場にこの平台が設置されているんです。
そして、その平台のわきには、今では書店の定番となったPOPが飾られている店舗もあるそうで、そこまでくると完全に本屋さん。
品ぞろえも、売れ筋を置くコンビニ視点からは少しだけずれて、実用書やビジネス書に力を入れているようです。
コンビニ業界は、商品力で勝負する王者セブン・イレブンに対して、店舗に魅力を持たせるような形で対抗するローソン、ファミリーマートという図式がありますが、この店舗の形をさらに突き詰めていったのがスリーエフ。
実は、もともとスリーエフはコミックなどが他のコンビニよりも充実していたので、散歩の途中に見つけると必ず立ち寄っていたのですが、私のようなお客さんが、これからはどんどん増えていくのではないでしょうか。
「えっ本屋?」
そう思う方も多いかもしれません。
カフェならともかく書店という人はそれほど多くはないかもしれません。
でも、書店の品ぞろえは、街によってさまざま。
昔、浅草で専門的なスポーツの雑誌を買おうとしたところ、何軒回っても発見できない経験がありました。
翌日、仕事で成城学園に立ち寄ったところ、すぐにその雑誌を発見。
というか、成城学園では、浅草で一冊もみなかったテニス系の雑誌が山津になっていて、街でここまで取り扱う本が変わるのかと驚いたことがあったんです。
そんな街の特徴を教えてくれる書店も、今ではどんどん無くなってきています。
コンビニが教えくれる本との関係
確かに、目的の本を買かうのなら、どう考えてもアマゾンの方が便利ですから、そんなお客さんをターゲットにしていては街の書店がやっていけなくなるのはあたりまえ。
でも、本好きの人って、知らない本と出合うことを目的に本屋に行くことの方が多いはずなので、そんな人をターゲットにすれば、街の本屋さんは生き残れるはずなのですが、いかんせん、それまで書店の体力が持たずに、今では「銭湯と本屋はどちらが早く街から無くなるか」というような目で見られる業種になってしまいました。
書店の進化形かコンビニの新形態か?
そんな時代にほんろうされて変わりゆく書店が、新たに目指すべき姿を、なんとコンビニが提示してくれました。
それが、スリーエフの雑誌コーナー。
コンビニ業界の中では、売り上げでは第5位、店舗数では第8位と中堅どころとして頑張ってはいるスリーエフですが、最近ではローソンに吸収するのが既成事実かのように言われていて、日に日に影の薄くなっているのが現状。
しかし、もともと独自路線を走っていたスリーエフですから、それでも日々新しい形へと進化(?)する努力は忘れていないようです。
もともとスリーエフは、書店をチェーンん展開している『文教堂書店』と共同で、書店とコンビニの融合形態を模索している店舗自体が14店舗ほどありますが、それとは別に、コンビニの雑誌コーナーを充実させた店舗が50店以上あるそうで、コンビニのもつ『便利』を、他のコンビニとは違った視点で目指しているようです。
平台のあるコンビニ
書店とコンビニでは、取り扱っている本のジャンルが違うのは当たり前ですが、スリーエフの書籍コーナーは、見た目からして違います。
その一番の違いが『平台』。
書店などで書籍が平積みされている場所を平台と呼び、ここが、書店一押しの本が並ぶコーナー。
スリーエフは、本の売り場にこの平台が設置されているんです。
そして、その平台のわきには、今では書店の定番となったPOPが飾られている店舗もあるそうで、そこまでくると完全に本屋さん。
品ぞろえも、売れ筋を置くコンビニ視点からは少しだけずれて、実用書やビジネス書に力を入れているようです。
コンビニ業界は、商品力で勝負する王者セブン・イレブンに対して、店舗に魅力を持たせるような形で対抗するローソン、ファミリーマートという図式がありますが、この店舗の形をさらに突き詰めていったのがスリーエフ。
実は、もともとスリーエフはコミックなどが他のコンビニよりも充実していたので、散歩の途中に見つけると必ず立ち寄っていたのですが、私のようなお客さんが、これからはどんどん増えていくのではないでしょうか。
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