街歩きが探検だっていうことを忘れてませんか?
お散歩を散策と表現したりしますが、知らない街で何かを見つけるのは楽しいものです。
そんな散策が一番楽しめるのが路地。
テレビの街歩き番組でも、最初は路地に入っていくことに躊躇していたタレントさんが、街歩きに慣れてくると、おもしろそうな路地を見つけると必ず入っていくようになります。
路地の魔力
山の手の路地の代表格は三軒茶屋に太子堂
路地といえば下町をイメージしがちですが、東京という街は路地だらけで、山の手と呼ばれる街にも路地はたくさんあります。
今や日本を代表する住宅街といってもいいほどの世田谷区も、実は路地だらけ。
カーナビ開発秘話として有名なのが、世田谷の街でカーナビ上で道が消えてしまったという話。
できるだけ道が真っ直ぐな地域でのテストからスタートしたため、基準となった地図が北海道の地図だったために、道路の表示基準となる道幅が広ずぎて、世田谷の道路を「道として認識しなかった」ために、画面上が巨大な空き地となったそうです。
そんな路地だらけの世田谷区の中でも、特に路地が魅力的なのが三軒茶屋と太子堂。
太子堂は迷宮への入り口
特に太子堂は、高低差、緑道、商店街と、人を幻惑するアイテムがそろっている路地のラビリンス(迷宮)として東京散策マニアには人気のスポット。
直角に交わった道が少なく、いつのまにかぐるりと一周してもとに場所へ戻っていることいたり、人馴れした猫に誘われて路地奥へ入ったら、そのまま他の道へと抜けてしまってもとに戻れなくなったり。
路地の魔力が充満している街です。
そうそうこの路地裏探検、三茶からスタートしたはずなのに、探検を経てたどり着く場所が下北沢や中目黒という人気タウンだというのも魅力の一つなんです。
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