今回、我々「甲州街道コネクション(K先輩、I先輩、僕)」は秋の訪れを肌で感じるべく、お外でバーベキューの巻です*
尚、I先輩におかれましては、屋外にて炭火等によって炙られた食材を食した経験が無いとの事!?
即ち今回がBBQデビューに御座います。
千歳烏山にて合流し、K先輩の愛車に乗り込んで一路武蔵野公園へ…。
途中の道すがら、目に入ったスーパーを片っ端から攻めて食材を買い込みます。肉は既にあるので、魚介と野菜を中心に…。
そして、最初のスーパーにてサザエの壷焼き案が浮上。
満場一致で可決されたので、行く先々で躍起になって殻付きサザエを探しますが、その様な代物がおいそれと転がっている訳は無い様で…
結局殻付きの蛤に落ち着きます。
ならば、とK先輩よりプチトマトを対象とした焼きトマト化計画が発案されました。
反対する要因が見つかりません。
そうして駆け込んだスーパーマーケットには「駐車料金を払いたく無ければ、500円以上の買い物をすべし」という掟がありました。
でも、そこには手頃な大きさのプチトマトが無いのです…
仕方無く、ひとまわり大きいトマトを購入します。
「なんだか我慢してばっかりだな」
とK先輩。楽しい日に我慢をするのはとても癪な事です。
「じゃあ、妥協じゃなくて敢えてこっちを選んだ事にしようぜ」
とK先輩。
流石です。この日に限っては、全ての事象は前向きに進行していくのです。
そして、一通りの食材を積み込んだ車は目的地へと到着。
木陰に陣取り、厳かにBBQの火蓋が切って落とされました。
K先輩は火熾し番長。I先輩は下拵え番長。僕はせめてもの力添え、とジャガイモの泥をこそぎ落とします。
食材を切り終わり、炭火も……まあ、良いか。という事で、いよいよ網が敷かれ、その上に肉が投入されます。
…が、功を焦りました。
日頃炭火等に縁の無い我々現代っ子に猛り狂う炎が牙を剥いたのです。
網の上で炎に包まれる肉やら野菜やらを目の当たりにし、決死の救出を試みますが…
「その大きさの炎は危ないよ」
と、本能が叫んでいます。
その後、現代っ子にも扱える程度の火勢に落ち着くまで、尚四半時を要しました。ゾロアスター教徒であれば、こんな失敗は冒さなかったでしょうに…。
その後、和やかにBBQは進行していきますが…ふと、魚介の存在を忘れていた事に気付きました。
ここで、酒のアテの鉄人Iシェフの登場です。
アルミホイルの上に敷いた鮭の切り身に塩胡椒し、その上に刻んだ玉葱を並べオリーブオイルを少量垂らし、バターを乗せてそのままホイルで包んで網の上へ……。充分に蒸し焼きにした後、仕上げに醤油を適量。
Iシェフ特製の鮭のホイル包みバター焼き…
絶品で御座りました*
そんな最中も、貝殻をはじけさせて断末魔の抵抗を試みる殻付き蛤。
本当にちょっと危険でした…。
思いの他お腹が満たされるのが早く、予定していた焼きそばまでは辿り着きませんでしたが…
子供の頃「火遊びするとオネショをするぞ」等と言われた事を思い出しながら、しばし静かな時の流れに浸ります。
そして、締めの一杯にと炭火で沸かしたお湯と持参したフィルターでC・W・ニコル張りに珈琲を淹れるK先輩…。
ナイスです。
苦いのが苦手なお子様舌は、違いの分かる大人を羨望の眼差しで見つめるのでした…。
尚、I先輩におかれましては、屋外にて炭火等によって炙られた食材を食した経験が無いとの事!?
即ち今回がBBQデビューに御座います。
千歳烏山にて合流し、K先輩の愛車に乗り込んで一路武蔵野公園へ…。
途中の道すがら、目に入ったスーパーを片っ端から攻めて食材を買い込みます。肉は既にあるので、魚介と野菜を中心に…。
そして、最初のスーパーにてサザエの壷焼き案が浮上。
満場一致で可決されたので、行く先々で躍起になって殻付きサザエを探しますが、その様な代物がおいそれと転がっている訳は無い様で…
結局殻付きの蛤に落ち着きます。
ならば、とK先輩よりプチトマトを対象とした焼きトマト化計画が発案されました。
反対する要因が見つかりません。
そうして駆け込んだスーパーマーケットには「駐車料金を払いたく無ければ、500円以上の買い物をすべし」という掟がありました。
でも、そこには手頃な大きさのプチトマトが無いのです…
仕方無く、ひとまわり大きいトマトを購入します。
「なんだか我慢してばっかりだな」
とK先輩。楽しい日に我慢をするのはとても癪な事です。
「じゃあ、妥協じゃなくて敢えてこっちを選んだ事にしようぜ」
とK先輩。
流石です。この日に限っては、全ての事象は前向きに進行していくのです。
そして、一通りの食材を積み込んだ車は目的地へと到着。
木陰に陣取り、厳かにBBQの火蓋が切って落とされました。
K先輩は火熾し番長。I先輩は下拵え番長。僕はせめてもの力添え、とジャガイモの泥をこそぎ落とします。
食材を切り終わり、炭火も……まあ、良いか。という事で、いよいよ網が敷かれ、その上に肉が投入されます。
…が、功を焦りました。
日頃炭火等に縁の無い我々現代っ子に猛り狂う炎が牙を剥いたのです。
網の上で炎に包まれる肉やら野菜やらを目の当たりにし、決死の救出を試みますが…
「その大きさの炎は危ないよ」
と、本能が叫んでいます。
その後、現代っ子にも扱える程度の火勢に落ち着くまで、尚四半時を要しました。ゾロアスター教徒であれば、こんな失敗は冒さなかったでしょうに…。
その後、和やかにBBQは進行していきますが…ふと、魚介の存在を忘れていた事に気付きました。
ここで、酒のアテの鉄人Iシェフの登場です。
アルミホイルの上に敷いた鮭の切り身に塩胡椒し、その上に刻んだ玉葱を並べオリーブオイルを少量垂らし、バターを乗せてそのままホイルで包んで網の上へ……。充分に蒸し焼きにした後、仕上げに醤油を適量。
Iシェフ特製の鮭のホイル包みバター焼き…
絶品で御座りました*
そんな最中も、貝殻をはじけさせて断末魔の抵抗を試みる殻付き蛤。
本当にちょっと危険でした…。
思いの他お腹が満たされるのが早く、予定していた焼きそばまでは辿り着きませんでしたが…
子供の頃「火遊びするとオネショをするぞ」等と言われた事を思い出しながら、しばし静かな時の流れに浸ります。
そして、締めの一杯にと炭火で沸かしたお湯と持参したフィルターでC・W・ニコル張りに珈琲を淹れるK先輩…。
ナイスです。
苦いのが苦手なお子様舌は、違いの分かる大人を羨望の眼差しで見つめるのでした…。