はだかの木 はるのはっぱを よういする
と詠ったのは、
ワタシの大学時代の友人であり、ミュージシャンでもある、
「そしきあや」の息子、小学1年生である。
この感覚の豊かさ…。この子の将来が楽しみでならないカマ叔母(勝手に親族)である。
朝早く、久々立ち寄った近所の公園の樹を見て、
新しい季節のサイクルが始まる気配を感じる。
そんな、「そしきあや」で始まった一日。
*****
夜間飛行。
レコード棚が設置されたので、ウチにあるレコードを大量に搬入した。
久しぶりに聴くレコードばかりで、改めて聴いてみると新鮮だ。
「音楽は寝かすと良い」というけれど、本当だな。
こんなイイ歌、あったんだ~…郷ひろみ…。
「君にお月さまをあげたい」宇野誠一郎センセー作曲のヒップな歌謡曲。
こんな名曲を眠らせていたなんて…(ま、唄えないけど)と、
大音量でかけているも、お客は誰も来ない…。サンデーナイト。
フと一枚のレコード「Yuming brand」が目に入る。
普段は歌謡曲ばかりで、ニューミュージックはかけないけれど、
まぁ、今日は誰も居ないしイイかぁ~しかもコレ、いいアルバムなんだよなぁ~、
と針を落とす。
そう言えばこのLPは、大学時代に、そしきあやから借りたまま、
返しそびれてたヤツなんだよな…と思い出しながらユーミンに浸っていると、
ダンダンダン…と階段を登ってくる音が!
そしきあや、登場。ギャァァァ!
開口一番「あ!グッドタイミング!」
とあやが言うので、「え!?(あたふた…)」と聞き返すと、
「最近、ユーミンのカヴァーやろうと思って聴いてたの」
と言うので検討違いだったが、ワタシは動揺を押さえられず、
「いや、グッド(バッド?)タイミングなのはこちらのほうで…」
と、借りたままでいた事を懺悔した。
そうして、久々に聴いたユーミンは、
両面に一度だけ針を落としただけで、あやの元へ返っていった。
*****
店を閉めて、ウチのテレビを久々に付けると、
ユーミン×アンダルシアという番組をやっていた。
シンクロは、続く…。