縄責め

2006-04-11 12:11:28 | コラム
「映画」を映画館であまり観る事の少ないワタシですが、
唯一ポルノ映画はチマチマと見に行くクセは5年ほど前から変わらない。
大抵が90年代以降に作られたモノばかりだが、
たまに「おっ」と思わせる作品に出会うこともある。
といってもこれまで観まくってて、たった1.2本くらいだけど。
昨日もフラリと観に行ったところ、
珍しく70年代の香りのするいわゆる「ロマンポルノ」が流れている…。
いつもよりもグッと集中して鑑賞している中、
男女が海辺を駈けてじゃれあうシーンで流れてた曲、それが素晴らしかった!
ずーっと聴いていると、加藤登紀子であることは認識出来たのだが、
最後のエンドロールにもその曲名や歌手名までもクレジットされてなく、
「原作/団鬼六」という情報だけを入手出来た。
映画館を出るときに受け付けのオジさんに「一本前の映画、何ていうんですか?」と聞くと、
「縄責め」と手書きで書いてあるパネルを指差してくれたので、
その2つの情報をもとにインターネットで「縄責め」「加藤登紀子」と検索。
加藤登紀子にとっては屈辱的な検索でしょう…。
しかし、曲名はどのページでも見つからなかった。
あぁ…誰か知りませんか?
ゴールデン街あたりの詳しい人に聞けば分かりそうだけど、欲しいなぁーレコード。
ああいうのって映画だけのものでレコードにはなってないのかしら。
イイですね、にっかつの映画音楽って。
その素晴らしさを映画館で偶然体験出来たのは、ちょっとしたラッキーディ。

さてさて、もうすぐ連休がやってきます。
5月の連休といえば・・・?みなさん、憶えてますか?毎年恒例「STAGE 505」!!
今年もやってきますとも!ええ。
そしてなんと、いつも5月5日開催でしたが今年は5月6日(土)の異例の開催日。
みなさん、間違えないでね、5月6日ですよ!
もう一ヶ月を切ってるのですが、告知がかなり遅くなってしまってます。ごめんなさいネ。
毎年来て下さってるお客さま。
それから噂が噂を呼んで今年遊びに行こうと思ってくださってる貴方。
今年も盛り上がること間違いナシでございます。
今年はボックス席の確保が出来るよう予約システムを導入。
早く並んで席を奪い合うような事は今年はありませんので、
ゆっくり楽しみたい方は、近日開設される「STAGE 505 WEB」にて予約してくださいネ!
たくさんのお越しをお待ちしております。


喝采

2006-04-05 12:14:52 | コラム
掲示板を設置したものの、誰も書き込みをしてくれない…。
コレって、公開羞恥プレイじゃない?もーバカバカ!
何でみんな掲示板出来ても無視なのよぉー!
ここでひっそりと閉鎖したら、まさに公開羞恥プレイのフィナーレを見事に飾ることになるので、
ここは頑張って残します。

…って、言ってる意味分かる?

「ぴりっとQ」という番組を御存知ですか?
NHK教育(またかよ…)で、少し「ウゴウゴルーガ」を思わせる5分程度の番組があるのですが、
ここで流れる曲が、ワタシの中で今ときめきなのです。
「たま」の知久さんが唄う「ニッポンのたぬ き」や、
影山ヒロノブが唄う「イカスミダ タコスミダ」などに刺激を受け、
ワタシはCDを買ってしまいました。
ズーっとウチで聴くには耐え難いものがあるのだが、お勉強になります。
キース・ヘイングって人が唄う「愛のウンチ」って唄とか、超~歌ウマくて聴かせるんだけど、
「ウンチ~食べて~」とか言ってるの。
でも生態系のお勉強を兼ねた歌だから、真面目なのよ。
片言の発音で「ウンチ~」とか唄ってるのを聴くと、
アグネスを思い出させて切なくなります。
他にもなかなか聴かせる曲が満載で、単純に面白いです。
時間に余裕がある方は是非。

最近、「星屑スキャット」のスキャット3人娘でのお仕事が多くなってきたのですが、
先日憧れのグランドキャバレー「クラブハイツ」のステージに立ってきました。
もう、ホンットに最高!でした。
何よりも心地よい緊張感と、
夢のような時間を噛み締める幸福感で満たされながら唄うのは格別なもので、
ワタシは兼ねてクラブハイツで曲を選ぶなら、と決めていた「喝采」を唄ったのですが、
こんなに「喝采」という曲の「生き物」が伸び伸びと行き渡ったステージは、
ワタシにとってなかったと思われるほど、気持ちよく唄えました。
「喝采」は色んなところでも唄うのですが、
毎回最後の歌詞の「ふりそそぐライトのその中」というフレーズを唄う瞬間にフと我に返るんです。
目の前の会場を眺め、目をあげるとライトが照らされていて、
ステージで唄ってる今まさにココに自分が居て…というトリップ的な感覚があって、
それが大きかろうが小さかろうが、どこのステージでも感じるものがあるのです。
しかし「歌」というものは唄われて息を吹き返すといいますか、生き続けるというのでしょうか、
「喝采」ちゃんが、今日もまた息を吹き返し現在という空間に響く時(大袈裟やなぁ~)、
「喝采」ちゃんが、活き活きと響いてたような気がして、
「喝采」ちゃん、クラブハイツの中で響けてよかったなぁ~、
と思えたのです。
その響かせる責任はまさにこのワタシなわけで、その緊張感ったらタマラナイわけです。
なおさらワタシも精進すべく歌に息吹を…といった感じです。
ミッツさんもメイリーさんも、本当に素晴らしく、
袖で観ていてもこの3人でステージ立てるって本当に幸せだなーと感じてしまいます。
二人ともそれぞれ芸達者で唄も素晴らしく、
ミッツさんは「ブルーライト・ヨコハマ」でディナーショーばりのトークとステージング、
メイリーさんは「不思議な太陽」でライブ感溢れるノリと立ち振るまい、
どれをとっても素晴らしい。
それなのにみんなバラバラの個性で、よく出来てるなぁーと我ながら感心いたします。
益々活躍の場を広げていければなぁと、3人の野望は尽きないのであります。

一方ワタクシ個人としては、
8月に、詳しい話はまだ先にしますが、リサイタルを予定してます。
4年間唄ってきて、今回これが初めてです。
今までワタシが出会ってきた人たち、これからワタシという歌手と出会ってくれる人たちに、
本当に心の底から聴いてほしい…。
このリサイタルが、「歌手」としても、ワタシの「人生」としても、
大きなターニングポイントになるのだろう、と決意しています。
一人残さずワタシの唄を聴きに来て欲しい、そう願ってます。
ワタシの人生に華を添えてくださったみなさまへ…。
気合い十分です。来てね!!