急きょ、福岡のお仕事をTAMAYO姐さんに頂く。
今年の御盆も実家に帰れそうもないな…、と嘆いていたところのグッドタイミング。
しかも唄のお仕事なもんで、故郷でステージを踏むのが初めてだという喜びもある。
とうとう、ワタシは故郷に錦を!!
…と素直に喜びたいのだがその反面、
家族にワタシの素性をどこまで明かせばよいのかが悩みの種であった。
女装で唄っている、なんてハッキリとはまだ伝えていないし、
「女装」なんてキーワードを言ったものなら、
とくにその辺りに敏感な母親の吟線に触れてしまい、
「貴女は、ゲイですか?(涙目)」という流れになってしまう。
おぉぉ、それだけは勘弁。
両親にワタシがゲイであるという事は、「時」が来るまでは絶対に知らせない、
その時が来るまで…と思春期の頃から強く思っており、
それがワタシにとっての親切であった。
(「親切」とは「親」を「切る」と書くのか…フーム…複雑。)
しかしもしかすると、今回がその「時」になってしまうのか!?
…今回の帰省の喜びには、この不安がどうしても拭い切れず、
福岡初舞台にも関わらず何だか気が重かった。
そんな旅立ちの前夜、バーソワレで衣装やら小道具を用意しながらソワレ氏とその事を話す。
「どうも気掛かりでして…、何だか気が重いのデス。
もし親にゲイだとカミングアウトしなくてはいけなくなった時、
冷静に話が出来るかどうか…。」
「フミフミ、じゃぁワタシが親になるのでシュミレーションしましょう」
「OKです、分かりました。『 実はね、ボクはゲイなんだ』」
「『え!?オーイオイオイオーイ…(号泣)』」
「『いや、確かにショックかも知れないけど、
でも、ボクにとっては15年前からこの事をずーっと抱えて生きて来たんだ、
お母さんにとっては初めて聞いてショックかも知れないけど』(非常に冷静に、涙ひとつ見せず)」
などなどと小芝居を続けてシュミレーション。
ソワレさんと話していると、なんやかんや言って楽しくなってしまうので(イイ意味で)、
気分は持ち直し、とりあえず福岡に帰れる喜びを胸に抱き、次の日に備えウチへ帰る。
ー続くー
今年の御盆も実家に帰れそうもないな…、と嘆いていたところのグッドタイミング。
しかも唄のお仕事なもんで、故郷でステージを踏むのが初めてだという喜びもある。
とうとう、ワタシは故郷に錦を!!
…と素直に喜びたいのだがその反面、
家族にワタシの素性をどこまで明かせばよいのかが悩みの種であった。
女装で唄っている、なんてハッキリとはまだ伝えていないし、
「女装」なんてキーワードを言ったものなら、
とくにその辺りに敏感な母親の吟線に触れてしまい、
「貴女は、ゲイですか?(涙目)」という流れになってしまう。
おぉぉ、それだけは勘弁。
両親にワタシがゲイであるという事は、「時」が来るまでは絶対に知らせない、
その時が来るまで…と思春期の頃から強く思っており、
それがワタシにとっての親切であった。
(「親切」とは「親」を「切る」と書くのか…フーム…複雑。)
しかしもしかすると、今回がその「時」になってしまうのか!?
…今回の帰省の喜びには、この不安がどうしても拭い切れず、
福岡初舞台にも関わらず何だか気が重かった。
そんな旅立ちの前夜、バーソワレで衣装やら小道具を用意しながらソワレ氏とその事を話す。
「どうも気掛かりでして…、何だか気が重いのデス。
もし親にゲイだとカミングアウトしなくてはいけなくなった時、
冷静に話が出来るかどうか…。」
「フミフミ、じゃぁワタシが親になるのでシュミレーションしましょう」
「OKです、分かりました。『 実はね、ボクはゲイなんだ』」
「『え!?オーイオイオイオーイ…(号泣)』」
「『いや、確かにショックかも知れないけど、
でも、ボクにとっては15年前からこの事をずーっと抱えて生きて来たんだ、
お母さんにとっては初めて聞いてショックかも知れないけど』(非常に冷静に、涙ひとつ見せず)」
などなどと小芝居を続けてシュミレーション。
ソワレさんと話していると、なんやかんや言って楽しくなってしまうので(イイ意味で)、
気分は持ち直し、とりあえず福岡に帰れる喜びを胸に抱き、次の日に備えウチへ帰る。
ー続くー