というタイトルで、ＮＨＫ教育テレビの趣味工房シリーズ（水曜日、再放送も水曜日の昼）が始まりました。先日本屋に行った時に偶然テキストを見つけ、即買い。講師が仲道郁代で、特別付録のＣＤに番組の課題曲であるアレンジバージョンの他に、ナショナル・エディションが収録されていて（テキストの中にもナショナル・エディションの楽譜が入っている）、なんと破格の1365円とは！ ちなみに生徒が弾く曲は、プレリュード第15番「雨だれ」（op.28-15）、ノクターン第２番（op.9-2）、ポロネーズ第３番「軍隊」（op.40-1）、プレリュード第７番（op.28-7）という、おいおいピアノ初心者には大丈夫かなーという構成ですが、家に帰ってテキストを読んだところ、番組内で使用するアレンジバージョンの楽譜は全てハ長調に転調されていました。ここで、ピアノをやってらっしゃる方は、ハ長調に転調すると曲の雰囲気が変わってしまうのではないか、と思われるでしょうが、そこはそれ、あくまでも初心者にやさしい作りになっているため、ということで……（物足りない方のために、ナショナル・エディションの楽譜も収録されてますしね）。ただ、最後のプレリュード第７番（太田胃散でおなじみの）は、元々16小節しかないし、卒業試験ということで、最初からイ長調で弾かせてみてもよかったのでは？と思いました。
内容も、初心者向けとはいえ、ピアノを習っている人にも「なるほど！」と思わせるようなものが目白押しで、基礎からTipsまで丁寧に教えてくれるので、とても良い、と思います。これから10月までの２ヶ月間、毎週楽しみです(*^_^*) （←既にエレキギターから離れている……）
会社の近所の楽器屋さんで、「大人の夏、一ヶ月体験コース」なるものがあると知り、早速いそいそと申し込んでみました。なんと１ヶ月12600円で、期間中なら何度でも30分のピアノレッスンが受けられる、という超お得な料金設定！……しかし、「悲愴」の第二楽章を持って、いざレッスンという段になり、ピアノが「電子ピアノ」である事実にしばし呆然。いや、当たり前ですよね。そんな料金でアコースティックピアノのレッスンが受けられたらみんなが殺到するもの。
というわけで、この一ヶ月間、タイトなスケジュールをやりくりして、ピアノ教室に久々に通いました。先生はとっても……いい先生。えー、ここでなぜ言いよどんだかというと、先生はレッスン内容によって人が変わるからです（笑）。私の前の生徒さんには「とりあえず楽譜に「シ」が出てきたら、全部フラットにしてくださいね～」などと笑顔で語りかけているのですが、私のレッスンになったら態度が豹変。笑顔は「残念な笑顔」しか出してくれません。１レッスン中進むのが１段だけということもしばしば（このため、必死こいて次回の予約を取りました。そうしなければ一ヶ月の間に、曲の最後まで見ていただくことができなくなってしまうからです）。家に帰って練習し、レッスンで見ていただき、また家に帰って練習……という地獄のサイクルが続きます。なんでそこまで……普通にお教室に通えばいいのに、というお声も聞こえてきそうですが、なんせお金が無いのでｗ、この一ヶ月で集中的に見ていただけるところは見ていただこうというこちらもセコい作戦です。
そしてようやく先日、最後のレッスンの日になりました。一応通して弾くことができ（楽譜見ながらっていうのがアレなんですが……しかも弾き間違い多いし）、若くて美人の先生からいただいたアドバイスは、
「あなた手の形が悪いわよー……親指が外向いてる。はい、お手々、タマゴの形にして、ハノン（指の体操の本）の１番弾いて」
はいーッ？！
そういう大事なことは、レッスンの初日に言ってほしいです……orz
というわけで、「また来てね～待ってるからｖｖ」という笑顔と共に、レッスン修了。これってもしかして、作戦？（笑）
この一ヶ月間で学んだことは、長い期間、ピアノを中断した事によって、あまりにも失ったものが大きかった、ということです。ずっとレッスンを続けていれば、ド下手くそにもならず、ただの下手くそでいられたのに……ピアノは、自転車のように途中ずっとお休みしていても「すぐ乗れる」ものではなく、全くの白紙に戻ってしまうので、思うように弾けないくやしさは、今回のことでよくわかりました。今後は、自宅で細々と練習しつつ、生命保険の満期（10月）が来たら、少しお金が手に入るので、再度レッスンに通おう、と思っています。せっかく小さい頃、親に習わせてもらったおかげで五線譜が読めるようになったんだもの、もったいないですよね。
あ、あと、「電子ピアノ」なんですが、これがあなどることなかれ、いい加減な打鍵は思いっきり拾ってくれますｗｗ さすがヤマハの最高機種だけあるわ～最後まで自宅のアップライトピアノとの違和感はぬぐい去れませんでしたが……（だってボリュームつまみで音量調整ができるんだよ！音量絞ったらピアノとフォルテの幅が無くなるってことでしょ……これは問題だと思う）
遅まきながらのご報告ですが、先月入ったボーナスで、メモリを増設しました。特に違和感は感じていなかったのですが、現在居間にあるMacが2008年モデルなので、そろそろいいタイミングかな……と思い、PCデポという近所のパソコン屋さんに行き、バルク品のメモリを（アイ・オー・データのは価格が倍すると言われ、びびってしまったのです）買ってきました。家にあるWin７のミニノート用も合わせて、しめて２万円のお買い上げなり。
では、早速作業にとりかかります。この一体型のiMacはメモリを取り付ける場所が本体の下側にあるので、座布団を使って裏返します。メモリの増設なんて３～４年ぶりなんじゃないかなあ。現在１GB×２枚のところ、２GB×２枚の計４GB（Max４GBしか載らない）にしました。で、体感速度なんですが、フォトショ（エレメンツ）で試したのですが……あまり変わらなかったです。うーん。この作業って意味あったのかなあ(^_^;)
ちなみに、ミニノートも１GB×１枚のところ、２GB×１枚に換装しましたが、特に起動やログイン（遅いマシンのくせに顔で認識させるという……）が早くなるといったこともなく、「あれ～？」って感じでした。果たして２万円の効果はあったのでしょうか？まあ、劇的に変わることはない、って知っていたので、これで両機とも少しは安定してくれればいいな……と思います。
で、「スランプ」の方なんですが、現在、深刻な「ナルミツ不足」に見舞われておりまして、全然小説（らしきもの）が書けない状態が続いております。一応ゴットリはクリアしたので（←ゲームしていたんかい！！）、DSのカートリッジに「逆転裁判３」を入れているのですが、これが手つかず。小説（らしきもの）も、妄想が足らず、下書きが途中放置。ピンキーに至っては、金を出して材料をかき集めたものの、暑くてやる気なし……。うーん、いかんなあ、と思いながら会社に通っております。「ヤマなし、オチなし、意味なし」と世間ではよく言われるんですが、「ヤマなし、オチなし、でも意味はちょっとあり」みたいなのが書きたいので、それが筆を止めている要因かも。あと絶対的に時間が足りない。家に帰ってくるのが遅いので、必然的にその後のスケジュールが押せ押せになり、ピアノの練習もしなくてはならないので、そうするとすぐに寝る時間に……（歳をとったので、早寝しなくては翌日の体力がもたない）ああん、３億円当たって専業主婦になれればいいのになー……！そしたらまず部屋の掃除から(^_^;)
はっ。愚痴ってしまった。いかんいかん。とりあえず、目の前の課題、「ピアノの練習」から片付けねばっ。（←でもこれって課題、じゃなくて一生の問題ですよね……）
