ぎんがはい

オフラインでは二人サークル「銀河夜光」、個人サークル「銀河灰」で活動しています。
ナルミツを愛でてます。

サライ、サラワレ 覚え書き

2018-10-20 22:54:29 | オフライン
 法廷で逢おう6(於:東京ビッグサイト)に参加させていただきました。

 新刊「サライ、サラワレ」がすごく薄い本になってしまって、ちょっと恥ずかしいです。元々、長いお話は書けなくて、1万字も書けたら自分の中では長いほうなのですが、全然ダメでした。
 構想としては、世紀の大怪盗を捕まえるために、御剣と成歩堂が成り行きで協力…… 展示場のトイレで御剣が背後から襲われ戦線離脱、怪盗は御剣になりすますも、成歩堂が宝石が盗まれる直前、御剣がニセ者であることを看破、怪盗を取り逃すも御剣の愛車の後部トランクから彼を救出…… など色々あったのですが、どうもしっくりこない。自分の中で書き出すGOサインが出ないまま時が過ぎ、いよいよ印刷所の締切限界、というところでようやく気づきました。「あれ、これ成歩堂関係ない話だwww」成歩堂がそもそも捜査チームに入る理由が考えつかなかったんですねー。

 そんないきさつの、薄々の新刊でした。結局最後までタイトルも決まらなくて、内容に即していない感じになってしまいましたし……
 次回はまた何か考えます。

 そんな拙本ですが、新刊・既刊ともにとらのあなさんで通信販売のお取り扱いをしております。サンプルも掲載していますので、ご興味のある方はのぞいてみてください。よろしくお願いいたします。

 さて、次回のイベント予定ですが、2019/1/27の、UNLIMITED EX2(海外ゲームオンリー)にジャンル:Detroit: Become Humanでサークル参加の予定となっております。 逆転裁判のイベントにつきましては、洋ゲーオンリー以降の参加となります。逆裁以外でイベント出るのは初めてなので、緊張しております……

小説アンソロジー「ごめんね、好き」に参加させていただきました

2018-01-08 00:14:11 | オフライン

 新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 ブログを書くのも久しぶりすぎて、そして最近面白い近況がそんなに無いので、またしても放置していたのですが。

 あ、そんなことはない。年末にお友達と明治村に行きました。大逆転裁判の推理イベントのためだったのですが、12月になると、捜査終了の締切時間が更に早まってしまうんですよね。スタートの午前11時から、締切の15時半までの4時間半で、成歩堂編・ホームズ編両方をクリアして、更にスタンプラリー2種もクリアする(そしてその間にお昼休憩でコラボメニューのカレーを食べる)という、地獄のスケジュールを達成しました。これはお友達が、以前も明治村に行ったことがあったため、建物の位置関係を知っている、地理的に優位だったという特殊事情があったからこそ、なし得た技でしたが。それにしても、明治村は広大な上に高低差がすごかったですね。家に帰ったら一日で22000歩、階段相当数49階とスマホに出ていたのには驚きました。

 さて、前回の裁き31では、初めてオフラインアンソロジーに参加させていただきました。元々、文章を書くというコトを殆どしていない中で、主催のNさんにお声がけいただいた時は、本当に書けるのだろうか? 書けたとしても、原稿の出来的に、他の寄稿者様にご迷惑をかけてしまうのではないか、とビビリながらの参加となりましたが、何とか提出できて、ホッとしてます。Nさんは、励ましをいただく他、校正指示への即時対応など、本当に気がつく方で、感謝するばかりです。

 作中では、法律に関連した小ネタを入れてはいますが、基本的に、逆転裁判の世界は「日本ではない」ので、私も割とザックリと書いてます。(まあ、不勉強なのも大きいのですが………) その中でも、一応触れておいたほうがいいかな、というのがありましたので、ここで言い訳(?)などしておきます。それは、「無罪(有罪)で結審」する、という部分でして、日本の裁判だと、最終陳述で「結審」した後、裁判官が判決文を書いて「判決」となるので、「無罪(有罪)で結審」することはありません。しかし、逆転裁判における序審法廷では、被告人側が無実を立証できない場合、即座に「有罪」の判決が下されます。つまり結審した瞬間には、「有罪」か「無罪」かが決定していることから、作中では「無罪で結審」という表現を使いました。

 去年はクリスマスWebアンソロジーにも参加させていただいておりまして(引き続きNさんにお世話になりました)、これは近々pixivにアップするつもりです。


ナルミツカレンダー企画のテキストについて

2015-06-20 16:44:01 | オフライン
 この数ヶ月が余りにも怒濤で、仕事と家庭が色々詰まりすぎていまして‥‥‥特に睡眠時間の確保が厳しいところです。寝ないと何事もダメになってしまうんですけどね。


 ナルミツカレンダー企画のテキストについて、今更すぎるのですが、反省しておこうと思います。
いよいよ締切が迫ってきたのに書けなくて、元々、人様のイラストにお話を添えさせていただくとか経験が無くて、どーしよーと思いながら定時間際、会社の法務部でサボってました。本来、法務部とか絶対行きたくない場所なんですけど、御剣の執務室ばりに天井まで本がいっぱいあるんですよ。あと古本屋のような紙の匂い。で、仕事がどうしても煮詰まった時、年に1回、1時間くらい行って勉強(と称して仕事と関係ないジャンルの本を読むフリをしてダラダラ過ごす)してるんです。
 その日、たまたま刑事訴訟法のコンメンタールを、字が小っさいなーとか思いながら見てて‥‥‥それにプラスして、昼休みに見たヤフーニュースの談合の記事とか(談合ではネタにならないので、カテゴリ(?)が同じカルテルに差し替えました)、色々カオスに詰め込んでみたのですが‥‥‥‥‥‥

 ‥‥‥‥‥‥「軽く巨悪をヒネってみました」的成歩堂を書きたかったのですが、逐条解説はネタにならないという教訓を得ることができました(^_^;)
とても素敵な柔らかい雰囲気のイラストを描かれた瑠菜さんに本当に申し訳なく思っております。はぁ‥‥‥‥‥‥
 インプット(読書)の経験が無ければ、やはり書くのはムリだなあ、とガクっと落ち込みました。以前に京極夏彦氏が講演会で、「読みやすい文章というのは、頭の中が整理されているということ」という旨の発言をされていて、いち文書く度に、えらい時間のかかる身としては、非常に恥ずかしかったのも思い出し、更に落ち込む毎日です。
 ホント、自分がアホすぎて困るわ‥‥‥‥‥‥


 最近パソコンの調子がとみに悪くなり(というか私の使っているISPがメール送信の鯖規制を今更やり出して‥‥‥どういう意図なんだよーまー想像できるけど)、メーラーの再設定が必要になっているのですが、まとまった時間がとれず、人様からいただいたメールの返信に2ヶ月かかる有様です(^_^;)

Close to me, Close to you 覚え書き

2014-10-31 07:01:33 | オフライン

 さて、「尋問開始」で、初めての個人誌(本自体も2冊目なのですが)を出させていただきました。
 2008年に(昔のファイルの更新日を見てびっくり)、オンラインで事件モノっぽいものを 書かせていただいてから実に6年ぶり2回目の「ラブラブ以外の要素がある」ナルミツになりました。内容が相変わらずの「無いよう」なので、またやっちまった感満載なのですが、反省用に覚え書きなど書いておこうかと思います。

  こういったお話を書く時に、私が一番気をつけているのが「自分がこう思っているから、ほかの人もこう読んでくれるだろう(推測してくれるだろう)」という 思い込み……と言っていいんでしょうか、そういう考えに陥らないように気をつけています(そういうつもりです)。数学のように、答えは一つなのですが、そこに至る解法は複数存在する場合があるのとも異なり、「解答及び解法は一つしかなく、かつ誰もがその解法に納得できるような」ものでなくてはならない、と思うのです。
ここをよく考えないと、推理クイズを作る時、あれこれヒントを出したはいいが、しかし解くほうが間違った結論に達してしまい、「問題の作り方が悪かったんじゃないか」と言われる原因になるのではないか、と。自分以外の人が解けないような問題を作ってしまっては、推理クイズの意味がありませんよね。
しかしながら、まだまだ、私も書きはじめたばかりで、さじ加減が分からないので、「ここがよく分からなかった」「ここは破綻している」といった点がございましたら、ご指摘いただければ幸いです。

 最初に書いたオンラインのやつが、確か相続法の入門も入門の部分だったと思います。今回は多少ミリタリーの要素が入りましたが、基本的に「国際関係論のうち、非常に初歩的な部分」を取り上げたつもりです。知識や一般常識については、私はこの歳になっても大変薄くて、稚拙なものしか無いのですが、読み手さんの中には「全くこの分野については不十分」という方もいらっしゃると思いますので、文中でできるだけ丁寧な「説明」をするよう、心がけています。今後書くものにつきましても、基本的(基礎的)な部分しか取り上げないようにしますが、法令、判例(日本では確定判決)及び通説は当然時代により変化いたしますので、この点は「書いた時点で」ということで、ご容赦いただければ幸いです。