ぎんがはい

オフラインでは二人サークル「銀河夜光」、個人サークル「銀河灰」で活動しています。
ナルミツを愛でてます。

演奏会三連発!

2010-07-19 22:30:00 | 雑記

Luisada  ゴットリジュースの作り方を覚えて以来、アホのように自宅でゴットリジュースを飲む毎日ですが(集めた材料が余っている)、皆様、ご機嫌いかがでしょうか。
 さて、この度、クラシックの演奏を連続して聴く機会に恵まれました。まず、「ショパン、シューマン生誕200年記念に寄せて」珠玉の室内楽。仲道郁代がピアノを弾くのになんと3000円という奇跡の価格設定。主催者に直接連絡して、良席を入手することができました。えーと、この「良席」なんですが、私の場合、前列左側、つまり「ピアニストが弾く手の動き」が見える位置、ということです。腕の動き、指の鍵盤への下ろし方、ペダルワーク……見てもため息が出るだけなんですが、同じ金額なら見たいよね(笑)演目は、モーツァルト弦楽四重奏K387(春)、ヘンデルのパッサカリア(Vn、Va二重奏)、そしてシューマンのピアノ五重奏作品44(変ホ長調)にピアノソロがついてくるという、豪華なもの。普段弦楽を間近で聴くことが少ないので、もう初めから舞台をガン見です。指揮者もいないのによく息がぴったりと合うなー……なんて、子供のような感想を抱いてしまいました。個人的に聴きたかったピアノ、ショパンのノクターン第13番(op.48-1)は「個人的にいつか弾いてみたい曲」のうちの1曲なんですが、今回演奏を聴いて、やはり、あまりの難度の高さに、涙を飲むのでした……。←もちろん家帰ってから楽譜開きましたけどね!基本がブルグミュラー25の第2番「アラベスク」で四週連続ダメ出しくらった人間なんで(^_^;)
 続きまして、はぐれ黒助さんが賛助出演されるという墨田区交響楽団へ(黒助さん、誘って下さってありがとうございますv)。墨田区は国技館での「第九」など、音楽に関心の高い土地柄で、区民オケといっても、演奏は素晴らしいのです。演目はモーツァルト「イドメネオ」序曲KV.366にベートーヴェンの交響曲第1番と第8番。イドメネオは今回初めて聴きましたが、心が洗われる、本当に素晴らしい曲です。あとベートーヴェンですが、指揮者が「斬・新・だ!」というくらい新境地を見せてくれました。オケもよくこの指揮者に喰らいついていってる、という感じで、火花が散る、素晴らしい演奏でした。帰りに錦糸町でサンダル2足買って5000円也。やっぱり錦糸町物価安いよww
 最後は世界的に有名なピアニスト、ジャン=マルク・ルイサダのピアノリサイタル。紀尾井ホールにバッチリサマードレスを着て、いざ出陣!演目はフォーレの夜想曲11番、2番、6番にショパンのバラード1~3番(全曲演奏のはずだったが、都合により4番は演奏中止)、シューマンの蝶々Op.2、ラストはショパンの「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」でした。席も事前に電子チケットぴあで確認して買ったので、またしても良席に恵まれ、前から4列目の左側でした。惜しくも前の人の頭でペダルワークは逃したものの、指先から腕の動きがはっきり見ることができ、完璧なテクニックの上に乗せられた表現は最早ため息を通り越して……という感じでした。もう神の手か!!というしかありません。最後に、紀尾井ホールは大ホールでもあまり人数が入らないということで、特別にサイン会なるものが催され、多くの人が行列に並んだのでした。もちろん私もその一人ww(しかし、演奏中から少し思っていたんですが、もしかしてルイサダ氏、体調思わしくなかったのかな……崩れ、弾き飛ばしにはちょっとびっくりしました。アンコールはもう天にも昇る勢いで弾き上げましたけど。サイン会の途中でも「疲れた」って言ってたのには心配です)プログラムの裏にサインをしていただき、更に握手まで!!でもフランス語しゃべれないからつたない英語で会話wwみたいなwww で、家に戻って気がついたんですが、

 完璧なメイクと服装で行ったはずが……
 眉毛、描き忘れてた……

 あああ、最前列でアロハシャツ着てたオッサン(しかも遅れてきた)より恥ずかしい失態を……!!(笑)
 という訳で、初夏の演奏会三連発でしたが、やはりクラシックはいいですね! 自分の演奏は天と地があるとすれば、地べたを這っているわけですが、それでも、「ああ、ピアノ弾こう」って気になりますもの。

 ↓遅くなりました。拍手のお返事です。

> 07/04  カオリンバイン様
 お返事遅くなりましたーごめんなさいね! ピンキーミツ見て下さってありがとうございますv あのギリギリTシャツは、上からのアングルでしか撮れないんですよww(下はパンツしか穿いてないので……) また今後とも、よろしくお願いいたします。