6/1 「2012国際尺八フェスティバルin京都」 に出演してきました。
全国の尺八愛好家が集い、プロ・アマ問わずガンガン吹きまくっており、(さすがはプロとすごい刺激を受けてきましたが)、尺八だけでこれだけの舞台が出来るのだと、変にに感心したり、外人さんが多く、紋付袴姿で、素晴しい音色を聞くと、未だ私は負けているなぁーとミヨウに反省したり、熱気溢れる舞台でした。
今日からはプロの演奏が続きますが、詳しくはこららをご覧ください。
ボランティアやライブでのねた作り、話芸とまでは行きませんが何かと話す内容は普段から持っていないと・・・必要性を感じているのですが・・・。そこでネタつくりの積もりで「尺八説法」と称してネタを書き綴っていきます。どこまで続くか解りませんが、尺八関係を含め、説法になるような話題を書き綴っていきます。
「尺八説法」としましてはとりあえず「尺八」とは・・から始めます。
尺八(しゃくはち)は日本の伝統的な木管楽器の一種である。リードしないエアリード楽器に分類される。中国の唐を起源とし、日本に伝来したが、その後空白期間を経て、鎌倉時代~江戸時代頃に現在の形の祖形が成立した。
名称は、標準の管長が一尺八寸(約54.5cm)であることに由来する[1]。語源に関する有力な説は、『旧唐書』列伝の「呂才伝」の記事によるもので、7世紀はじめの唐の楽人である呂才が、筒音を十二律にあわせた立笛を作った際、中国の標準音の黄鐘(日本の十二律では壱越:西洋音階のD)の音を出すものが一尺八寸であったためと伝えられている[2]。演奏者のあいだでは単に竹とも呼ばれる。英語ではshakuhachiあるいは、Bamboo Fluteとも呼ばれる。
真竹の根元を使い、7個の竹の節を含むようにして作るものが一般的である。上部の歌口に息を吹きつけて音を出す。一般的に手孔は前面に4つ、背面に1つある。
尺八に似た楽器として、西洋のフルートや南米のケーナがある。これらは、フィップル(ブロック)を持たないエアリード楽器である。
写真中 上は 如水作 一尺八寸管 有名で今では古菅に属するでしょう
下は 精華堂 一尺六寸管 30年前の尺八です。
平年の10倍とも言われるここ数日の雪。家内が頑張って何回か玄関ドアから道路まででも、長靴で通れるように・・・せめて郵便受けから新聞が取れるように・・・とカッパ姿も勇ましくスコップを振り回していますが、深深と降る、或いは吹雪いてくる雪の力には勝てないようです。
ここ数日家に籠ったままで、降り積もる雪を眺めて、ため息と共に、でも在る物を食べて楽しんでいます。
今日は久しぶりに午後から雪は止むようです。今日は結婚記念日、45年経つようです。
雪が止んだら、ケーキを買いに行こう・・・家内はそう言ってます・・・・。

大雪です。車を掘り出す作業をしましたが、やっと車を道路まで出すのに大汗をかいてしまい、着替えるだけで出かける気力はありませんでした。「今日は除雪車も未だ来てないし・・・」勝手な理屈をつけて家に籠ってしまいました。
尺八でも・・と思いましたが、三月まで演奏予定もナシ。したがって三曲合奏のための尺八はともかく、精神修養の為の明暗尺八を・・・。

「虚空」「奥州鈴慕」「阿字観」「如意」「三谷」「心月」・・・・。
最近怒りっぽくなって・・・欲求不満がたまって・・・何とか心を落ち着かせようと、一心に吹いているのですが・・・欲がありすぎて・・・年寄りらしく・・・落ち着くのは難しいですね・・・深深と降る雪の中、無心の音色を響かすのは・・・難しいですね・・。
今年六月七日から使い始めた゛最もお気に入り゛の竹弓、14kカーボン入りに笄が出た!!
一昨日、練習しているとき会で゛ぺキッ!゛と不気味な音・・・いやな予感はしていたのですが、何も気づかず、仲間から4射2回の練習試合を申し込まれ、そのまま8射をしました。何の違和感も無く結果は OXXO OOOOで鼻高々で引き上げてきました。
今日午前中いつもの通り一人稽古で道場へ・・弓を取り出してみると、手に引っ掛かりが・・・しっかり笄が出ていました!! 折角今年のこの暑い夏の間、週に4~5回は通い、この弓がもっとも今の私にぴったり適応、的中率も6割7割と上がりつつある時の、この笄・・ショックです。
何で今・・? 明後日に試合を控えて何で・・?
仕方が無いので気持ちを切り替えて、以前に使っていた15Kと12Kの竹弓を引っ張り出してきました。
まず12Kで試してみましたが、どうしても矢勢がいまいち・・ということで、皆から弓力に負けていると酷評された15.5Kのカーボン入り竹弓を今後のメインに使用する事にしました。
皆から酷評されないように、肩甲骨を寄せた、胸を開いた引き分けが出来るよう注意しながら、そしてこの際しっかり竹矢を楽しもうと27gの竹矢(もう羽も磨耗が来ているのですが)で30射必死になって練習してきました。中々胸が開かず苦労しながらですが、なんとか四割の的中率でした。
少しこのセットで練習を重ねてみます。明後日の「湖都大津弓道大会」はどうなることやら・・・??
この二月はまさに忍耐期間でした。例年にない大雪で閉じ込められていたのはともかくとして、尺八関係では演奏会も無く、都山流講習会も欠席、じっと篭って音色の研究、特に明暗流の各寸尺八の音色と響き方、地無管の追求に夢中でした。
弓道関係は新弓を買っての馴らし期間、週30射を超えないように調整していたため、新弓では1日6射程度に抑えていました。勿論もう一振りの弓で矢数は重ねていましたが、じっと我慢の二月です。
もうすぐ三月、春間近です。尺八関係は演奏会・リハ・イベントも毎週ぐらい予定されています。弓道関係は新弓の馴らしから開放され、本格的に練習できます。当分筋肉痛に悩まされるでしょうが・・・。「ねんりんピック」の予選も始まります。
そして70歳になります。この厳しい二月を乗り越えられたことに感謝しつつ、次への脱皮を図りたいものです・・・・前向きに。