グローバル観光戦略

GaijinPotの主なユーザー層は中長期で滞在している外国人がメインだが、先日の
海外採用パックでも紹介したように実はこれらのユーザーが本国帰国後もサイトを使って積極的な情報の収集や交換を行っている。みんなまた日本に来たいという人ばかりである。しかも、短期の旅行者と異なり、生活体験があるので日本文化に対する造詣が深い人も多い。国土交通省の※グローバル観光戦略によると『関係省庁、地方公共団体、民間企業等、認識・目標を共有し官民一体となった国家戦略と位置づけ推進を図る』となっているが、この中に外国人の存在を上手に利用できないだろうか?新聞やテレビを見ていると各自治体や民間企業が町おこしや産業の活性化のために英語研修を行なったり、様々なイベントを行なっているという記事を目にする。この外国からの観光客誘致に関して日本にすでにいる外国人や日本での滞在経験のある外国人を活用するというのはどうだろうか?


※グローバル観光戦略

『国際観光は1995～2000年において年平均６%の伸びを示し、2000年以降においてはさらに拡大するものと見込まれております。
しかしながら、外国から我が国を訪れる旅行者は、４７７万人（2001年実績）と日本人の海外旅行者数の４分の１に過ぎず、諸外国と比較しても３４位（2000年）、アジアにおいても中国、タイ、インドネシア、韓国等にも劣っている現状です。
外国人旅行者の訪日は、国際相互理解の促進、経済活性化の起爆剤として、また、地域における経済効果、活性化にも大きく寄与することが期待されます。
このようなことから、国土交通省では従来より、外客誘致法による施策や経済界からの提言による、2007年までに外国人旅行者受入数を800万人台とする「新ウェルカムプラン２１」などの推進を図ってきております。
今般、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2002」（平成１４年６月２５日閣議決定）の中の経済活性化のためのアクションプログラムとして、「グローバル観光戦略」の策定を図り、更なる外国人旅行者の訪日促進を推進することとなりました。
本戦略のスタートの年にあたる２００３年を「訪日ツーリズム元年」（仮称）とし、関係省庁、地方公共団体、民間企業等、認識・目標を共有し官民一体となった国家戦略と位置づけ推進を図ることとしております。』

参照：国土交通省ホームページ
「世界に開かれた観光大国」を目指す！
～グローバル観光戦略の構築について～
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha02/01/011224_3_.html