仏典、聖書、ジョージ・アダムスキー氏により伝えられた宇宙精神文明(空=言葉=天の父=宇宙の英知=真如=法・ダルマ=灯明)

ワクチン薬害、祈りの科学的研究、人体構成分子によるオーソモレキュラー医学、医学の大罪、太陽系惑星文明の科学的証拠

フロイト及びフロイト派の悪業と大罪

2020年01月10日 18時00分58秒 | 医学の大罪: 医療公害・医療犯罪から家族の命を守る

フロイト及びフロイト派の悪業と大罪

フロイトは、心の苦悩が「性的本能の抑圧」の結果であることを強調する心理学を築き、フロイトに言わせれば、無意識とは病的な欲求と抑圧された夢想の貯蔵庫だそうです。

この考えを極端に応用して、「性の解放」を唱える一派が出現し、性と性行為を強調する文学、絵画、映画、ドラマ、アニメ、演劇、雑誌、書籍、ファッションが世界に氾濫し、特に、性を強調する言葉と映像がマスコミによりばら撒かれて、世界中の人を洗脳しています。
21世紀の今では、同性愛や性転換を強調する時代になっています。

しかし、人というものを性的本能という面だけからとらえるのは、あまりにも狭い極端でグロテスクで、人というものを矮小化したものの見方であり、人というものをほとんど説明できていないように思われ、私はフロイトを支持することはできません。

有名な心理学者のユングは、最初はフロイトと共同歩調をとっていましたが、後にその限界を知り、たもとを分かって独自の道を歩んでいます。

仏教では、人の心身の作用を次のような広範な要素により説明しており、フロイトの説明とは全く異なります。

(a)有為・縁起・現象相

五蘊: 色・受・想・行・識
六根: 眼・耳・鼻・舌・身・意
六境: 色・声・香・味・触・法
六識: 眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識

十二因縁: 人間の心身を変化させる十二の要素および人間の心身を構成する十二の要素
出典: 仏陀が説かれた真理、沢辺悟明・沢辺恭一著、三学出版、p.148
・無明: 縁に依存しなければ存在できないと思っている無知なる本質
・行: 有為の存在を生じせしめ維持し変化させ消滅させる機能
・識: 一様の諸行を識別する機能、識別された性質、認識、遺伝
・名色: 仮に個人として存在させる個別機能、個性、利己作用
・六入: 心身に内在する五官の根、意識の根
・触: 心身に内在する外界との因縁和合作用
・受: 意識・無意識にわたる心身の記憶機能および記憶
・愛: 次々と欲望の対象を生み出す心身の機能
・取: 欲望の対象を取得しようとする心身の機能
・有: 有為法の世界に生存しようとする心身の機能
・生: 心身の無意識作用を顕在化する機能。誕生作用
・老死憂悲苦悩: 顕在化した心身の状態

苦集滅道: 「苦諦」・「集諦」・「滅諦」・「道諦」の四諦
・苦諦: 人生が苦である
・集諦: 苦の原因は無明である
・滅諦: 苦の根源の無明を滅すれば苦は滅する
・道諦: そのためには、その方法、道がある、八正道を実践せよ。
正見、正思、正語、正命、正業、正精進、正念(思念を正しく使う)、正定(正しい瞑想)

(b)無為・空・本質相
宇宙の万物は本質相では空という一つの統一体(根源体)であり、空の中には縁起・現象相の性質は全くなく、時間・空間もない。
空の中には、五蘊、六根、六境、六識、十二因縁、苦集滅道もない(これは般若心経の有名な一節に記載されている)。
空の放つ(思う)無数の個別化された言葉により縁起・現象相の万物は作られ動かされる。
言葉までは空の性質を持ち、時間・空間がなく、縁起・現象相に現象を生み出す。
人の心身も、空の言葉により創造された被造物である。
有為(縁起・現象相)と無為(空・本質相)は、別々の2つのものがあるのではなく、一つのものを2つの面から捉えて説明しているのであり、両者は2相一体である。
(この部分は、空を縁起・現象相で説明しようとする仏教界の常識・定説とは異なる少数派の見解のため、私のブログの調査報告を参照)


私には、フロイトの矮小で奇怪な性的本能説よりも、覚者であられるお釈迦様の説明の方が、真実であると思われます。

フロイト信者の方は驚かれると思いますが、医師としてのフロイトが、巨大製薬会社から金を受け取り、悲惨な大規模な薬害の原因を作り出した実状を記した文献をご紹介します。
この事実を読まれて、フロイトという医師を信頼するか否かを考えてみて下さい。
私には、金のためには手段を選ばない、悪魔メフィストに魂を売ったファウスト博士のように見えます。


出典: 新・医療ビジネスの闇:“病気産生”による日本崩壊の実態
学研パブリッシング (2013/5/21)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
崎谷博征: 1968年、奈良県生まれ。奈良県立医科大学・大学院卒業。脳神経外科専門医、ガンの研究で医学博士取得。総合内科医。臨床心理士。国立大阪南医療センター、医真会八尾病院を経て、私立病院の副院長に就任。現在は「みどりの杜クリニック」を開業。(アマゾンの情報より抜粋)

p.122
『精神の以上に対する薬剤療法の歴史は、19世紀に遡ります。
ヨーロッパの精神異常者収容所では、興奮を鎮めるために「モルヒネ」や「アヘン」(ケシの果皮を乾燥させたもの。モルヒネやコデインなど20種類以上のアルカロイドを含む)などが使用されていました。
20世紀に入ると、精神分析の創始者であるジークムント・フロイト(1856-1939)は、「コカイン」を精神の病だけでなく、あらゆる病気に効き、しかも中毒性がない万能薬として賞賛する論文を多数書きました。
これによって100年前に、ヨーロッパ全土でコカイン中毒が蔓延することになりました。
フロイトは本当にコカインであらゆる病気が治癒すると考えたのでしょうか。
ここには利害の衝突がありました。
コカインから抽出した医薬品を製造したビッグファーマのメルク社とパーク・デーヴィス社から、フロイトは資金提供を受けていたのです。
まもなく、コカインには中毒性および毒性があることが分かり、医薬品としては廃れていきました。』


また、アメリカのフロイト派が、エミール・クーエ氏の自己暗示法に猛反対して潰したことが、次の本に紹介されています。

出典: 暗示で心と体を癒しなさい!
エミール・クーエ (著), 林陽 (翻訳)、かんき出版 (2009/2/16)
訳者(林陽)前書き p.12

『クーエは晩年にアメリカに2度渡り、東部と西部で講演旅行をしました。
百科事典の説明によれば、アメリカではクーエの庶民的手法はフロイト派に猛反対されて、あまり根付かずに終わったそうです。
しかし、実際にはアメリカの軍部は彼の手法を大衆コントロールに利用してきたのですから、アメリカ政府はこの秘密兵器が庶民の手に渡るのを好まなかったのではないかと私は個人的に思っています。』


フロイト派の精神分析は、何度も継続的に行う必要があり、1回に高額な料金をとりますから、フロイト派の医師は大儲けができます。
1970年代や80年代までのアメリカ映画やドラマには、フロイト派の精神分析の様子が登場するものが数多くありますから、アメリカ社会に定着して広く行われていたのは確実です。

クーエ氏の自己暗示は、一度習ってしまえば3歳の子供でも自分だけでできる非常に簡単な方法ですから、医師が関わる必要はないため、医師は金は儲かりません。
フロイト派にとって、クーエ氏の自己暗示が広まれば、誰もフロイト派の精神分析療法を受けなくなって、クリニックは潰れてしまうので、金儲けのために真実が広まるのを阻止して潰したと考えられます。

この悪質な陰謀のため、アメリカ医学からクーエ氏の自己暗示が消えてしまいました。
今、世界の医学はアメリカ医学ですから、アメリカ医学から自己暗示が消えてしまったことは、アメリカ国民や世界の人々にとって、非常に不幸なことです。
フロイト派の大罪は許しがたいものです。
金のためには手段を選ばないフロイトとフロイト派は、人の心や命に関与する資格はないと私は思います。

補足: 医学におけるエミール・クーエ氏の無意識に対する自己暗示
エミール・クーエ氏が開発した自己暗示は、心身医学の暗示療法として使用されていることが、心身医学の世界的な権威者である池見酉次郎 九州大学名誉教授の医学の専門書籍『医学における暗示療法 (1965年)』に記載されています。
しかし、日本の医療の現場で使用されていません。
これは、日本の医学がアメリカ医学(ロックフェラー医学)になっているため、かつてアメリカのフロイト派がクーエ氏の自己暗示を抹殺したことが影響していると考えられます。

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