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NSAIDsの消化器系の障害により、アメリカでは年間10万件の入院と1万6500人の死者

2020年01月08日 20時53分32秒 | 医学の大罪: 医療公害・医療犯罪から家族の命を守る

NSAIDsの消化器系の障害により、アメリカでは年間10万件の入院と1万6500人の死者

 

既にブログに書いたように、非ステロイド抗炎症薬NSAIDsは、心臓発作・脳卒中のリスクを上昇させ、癌死亡、全原因死亡を上昇させます。

 

「アスピリン 癌死亡と全原因死亡を有意に増加、NEJM プラセボコントロール無作為化試験」

https://blog.goo.ne.jp/gadamski/e/f7b16ca3808f1ae2b082cb9231336d89

「非アスピリン NSAID:心臓発作・脳卒中のリスク上昇に関する警告を FDA が強化」

https://blog.goo.ne.jp/gadamski/e/1e23b224cd06516e31d3393b6faa1d53

 

これ以外にNSAIDsは、消化器系の障害を起こします。

 

2015年のアメリカ消化器学会の声明では、NSAIDsの消化器系の障害により、アメリカでは年間10万件の入院と1万6500人の死者が発生しています。

この膨大な被害からもわかるように、町のドラッグストアーでも当たり前に売っているNSAIDsは、非常に有害な殺人薬です。

 

NSAIDsと同様に良く使用されるアセトアミノフェンも有害であり、アセトアミノフェン過量服用に関連する入院が毎年2万6000件、死亡400人超であると報告されています。

 

このように、町のドラッグストアーで売っているNSAIDsやアセトアミノフェンの正体は、非常に有害な殺人薬です。

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https://www.m3.com/clinical/news/295562

NSAID関連死1万超で学会声明【米国消化器学会】

OTCの過量服用に学会が注意喚起

m3.com米国学会短信2015年2月17日 (火)

 

 米国消化器学会(AGA)は2月3日、市販薬(OTC)の過量服用に注意を促す声明を発表した。

 

 風邪やインフルエンザが流行する時期となり、解熱鎮痛のためにOTCを使う機会が増えるが、OTC過量服用の弊害については十分に周知されていない。

たとえばアセトアミノフェン過量服用は肝障害を、NSAID過量服用は胃腸障害を引き起こす。

 

米国では、アセトアミノフェン過量服用に関連する入院が毎年2万6000件、死亡400件超、

NSAIDに関連した消化器合併症による入院が毎年10万件、死亡は1万6500件と推定されている。

 

解熱鎮痛に用いる多くのOTCには同じ有効成分が含まれていることも多く、薬剤ラベルを読まずに複数のOTCを使うことで過量服用となる場合があるという。

 

 AGAはOTCの過量服用を防ぐため、指定された用量用法に従うことや服用している複数の処方薬やOTCに同じ有効成分が含まれていないか調べることを推奨。特に大切な点として、(1)薬剤ラベルを読む、(2)アセトアミノフェンやNSAIDを含む薬剤は1度に1製品のみ使う、(3)薬剤の用量や成分、代替薬の有無などについて、医療関係者に相談する――ことを挙げている。

 

 OTCの安全な使用を推進するため、AGAはキャンペーン「Get Check: Know Your Medicine(チェックしよう:薬を知ろう)」を主催。OTCの不適切な使用が引き起こす深刻な健康被害に注意を呼びかけている。

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