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ワクチン薬害、祈りの科学的研究、人体構成分子によるオーソモレキュラー医学、医学の大罪、太陽系惑星文明の科学的証拠

2020/01/07追記: 非アスピリン NSAID:心臓発作・脳卒中のリスク上昇に関する警告を FDA が強化

2020年01月07日 21時18分33秒 | 医学の大罪: 医療公害・医療犯罪から家族の命を守る

注意 

このリストには、ロキソプロフェンが書かれていません。 

ロキソプロフェン(Loxoprofen)は、プロピオン酸系の消炎鎮痛剤。商品名はロキソニン(Loxonin)で、第一三共が発売し、後発医薬品も各社から発売されている。現在、日本・メキシコ・ブラジルでよく使用されている抗炎症薬の一つである。


人体が生きるために必要であるから作り出している正常分子(オ-ソモレキュラー)である酵素シクロオキシゲナーゼCOX(COX1COX22種が存在)の活動を、非ステロイド抗炎症薬NSAIDsで無理やり止めてしまえば、人体の細胞が正常に機能できなくなって、心臓発作や脳卒中が増加してしまいます。

つまり、NSAIDsは、殺人薬、毒薬です。 

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2020/01/07追記 

ブログ記事 

「アスピリン 癌死亡と全原因死亡を有意に増加、NEJM プラセボコントロール無作為化試験」 

https://blog.goo.ne.jp/gadamski/e/f7b16ca3808f1ae2b082cb9231336d89

 には次のような情報があります。 

19114人が参加したアスピリン100mg/日を投与するプラセボコントロール無作為化試験において、アスピリンによる癌死亡(ハザード比1.3195%信頼区間1.10-1.56)と全原因死亡(ハザード比1.1495%信頼区間1.01-1.29)の有意な増加が、インパクトファクターNo.1New England Journal of Medicineに発表されましたので、要旨を翻訳してご紹介します。 

最も古くから全世界で使用されている非ステロイド抗炎症薬NSAIDsであるアスピリンで実施されたこの試験は、交絡因子の影響を受ける危険性のある疫学研究ではなく、合計1.91万人が参加した極めて大規模なプラセボコントロールの無作為化介入試験ですから、信頼性は高いと考えられます。』 

アスピリンもアスピリン以外の全ての非ステロイド抗炎症剤NSAIDsもシクロオキシゲナーゼCOXを阻害しますから、作用メカニズムはすべて同じです。 

薬剤疫学では、作用メカニズムが同じ薬物は同じ効果を生み出す1つのクラスとみなして評価します。

つまり、アスピリンで癌死亡と全原因死亡の有意な増加が観察されれば、必然的に、他の全てのNSAIDsでも同様に癌死亡と全原因死亡の増加が起きると考えられます。 

このため、全てのNSAIDsは、癌死亡と全原因死亡の増加をもたらす、悪魔の毒薬と考えられます。

  

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非アスピリン NSAID:心臓発作・脳卒中のリスク上昇に関する警告を FDA が強化

(NSAID: 非ステロイド抗炎症剤)

医薬品安全性情報 Vol.13 No.17(2015/08/27)

国立医薬品食品衛生研究所  安全情報部

http://www.nihs.go.jp/dig/sireport/weekly13/17150827.pdf

 

•非アスピリン NSAID:心臓発作・脳卒中のリスク上昇に関する警告を FDA が強化

FDA strengthens warning that non-aspirin nonsteroidal anti-inflammatory drugs (NSAIDs) can cause heart attacks or strokes

Drug Safety Communication、通知日:2015/07/09

http://www.fda.gov/downloads/Drugs/DrugSafety/UCM453941.pdf

http://www.fda.gov/Drugs/DrugSafety/ucm451800.htm

 

非アスピリンNSAIDの使用に伴う心臓発作や脳卒中のリスクについて,FDAは,製品表示に既に記載されている警告を強化する作業を行っている。

FDAは,新たな安全性情報を包括的にレビューした結果,すべてのNSAID処方箋薬の製品表示を強化するよう要求している。

OTC薬のNSAIDについても,製品表示に既に記載されている心臓発作と脳卒中のリスクに関する警告の強化を求める予定である。

 

(備考: 以下,「非アスピリンNSAID」を,原文に’non-aspirin NSAID’と記載されている場合も含め,単に「NSAID」と記載する。本記事の「NSAID」はすべて,「非アスピリンNSAID」のことである。)

 

NSAID処方箋薬の製品表示は以下の情報を盛り込んで改訂される予定である。

• NSAIDの使用に伴う心臓発作や脳卒中のリスクは,使用開始後早くも数週間以内に上昇することがある。NSAIDを長期に使用するほど,このリスクは高くなると考えられる。

• 高用量ほどこのリスクは高まる傾向がある。

• 以前には,どのNSAIDのリスクも同程度であると考えられていた。新たな情報から,心臓発作や脳卒中のリスクがすべてのNSAIDで同程度かは,曖昧になっている。しかしながら,NSAIDの中でどれが他よりもリスクが明らかに高いか(または低いか)をFDAが判断するには,この新たな情報は不十分である。

• NSAIDは,心疾患やそのリスク因子のある患者,ない患者のいずれにおいても,心臓発作や脳卒中のリスクを高める可能性がある。多数の研究によりこの見解が支持されている。推定されているリスク上昇の程度は,研究対象の医薬品や用量によりさまざまである。

• 一般に,心疾患やそのリスク因子のある患者は,これらのリスク因子のない患者に比べ,ベースラインでのリスクが高いことから,NSAIDの使用後に心臓発作や脳卒中が発現する可能性も高い。

• 最初の心臓発作後にNSAIDで治療を受けた患者は,最初の心臓発作後にNSAIDで治療を受けなかった患者に比べ,その心臓発作から1年以内に死亡する率が高かった。

• NSAIDの使用に伴い,心不全のリスクが上昇する。

 

◇背 景

NSAIDの使用に伴う心臓発作や脳卒中(いずれも致死性となり得る)のリスクは,2005年に,処方箋薬の製品表示「枠組み警告」および「警告および使用上の注意」の項に初めて記載された。その後,NSAIDの処方箋薬およびOTC薬に関するさまざまな新たな安全性情報についてFDAはレビューを行い,2014年2月10~11日に行われたArthritis Advisory Committee(関節炎諮問委員会)とDrug Safety and Risk Management Advisory Committee(医薬品安全性・リスク管理諮問委員会)との合同会議でも討議された。

 

◇推 奨

患者および医療従事者は,NSAIDを使用している全期間中,心臓関連の副作用に対する警戒を怠らないようすべきである。NSAIDを使用中の患者は,胸痛,息切れや呼吸困難,身体のある部位や片側の脱力,不明瞭発語などの症状が発現した場合,直ちに医師の診察を受けるべきである。

 

◇データの要約

FDAは,NSAIDの使用に伴う心血管事象および上部消化管事象に関する無作為化臨床試験のメタアナリシスをレビューした。このメタアナリシスは,オックスフォード大学のClinical Trial Service and Epidemiological Studies UnitsのCoxib and traditional NSAID Trialists’ (CNT) Collaboration2)により実施された。FDAは,観察研究,および他の医学論文1)もレビューした。これらの研究の結果は,2014年2月10~11日に行われたArthritis Advisory Committee(関節炎諮問委員会)とDrug Safety and Risk Management Advisory Committee(医薬品安全性・リスク管理諮問委員会)との合同会議で討議された。

 

FDAの包括的レビュー,および諮問委員会の助言にもとづき,以下の結論を盛り込むため,FDAは製品表示の改訂を求めている。

• NSAIDが重篤な血栓性心血管事象のリスクを上昇させる可能性があることは,多数の研究により支持されている。推定されたリスク上昇の程度はさまざまである。相対リスクの上昇は,研究対象の医薬品や用量に応じて,10~50%以上と推定されている。

• いくつかの観察研究では,NSAIDの使用開始後数日~数週間以内に,有意な心血管リスクの上昇がみられている。また,一部のデータは,NSAIDによる治療期間が長期になるほどリスクが高まることを示している。

• 観察研究のデータで,NSAIDの使用による血栓性心血管リスクが用量依存性であることを示すデータがある。Celecoxibの臨床試験にも,この用量反応効果を示すエビデンスがある。

• 一部の観察研究,およびCNTのメタアナリシスから,naproxenは他のNSAIDに比べ,血栓性心血管事象のリスクが低い可能性があることが示唆された。しかしながら,これらの観察研究と,CNTメタアナリシスで用いられた間接的な比較には限界があり,解釈に影響を及ぼす可能性があった。妥当な比較を行うためには,患者のリスク因子,併存疾患,併用薬や薬物相互作用,使用量,治療期間などにおけるばらつきも,考慮に入れる必要がある。重要なことは,これらの研究が,あるNSAIDが他のNSAIDより安全性が高いことを示すためにデザインされたものではなかったことである。

• 患者は,健康そうであっても,NSAIDの使用に伴い心血管リスクが上昇するというエビデンスが示されている。CNTメタアナリシス,個々の無作為化比較試験,および観察研究のデータから,NSAID使用に伴う血栓性心血管リスクのベースラインからの相対的な上昇は,既知の心血管疾患またはそのリスク因子のある患者,ない患者で同程度であることが示されている。しかしながら,既知の心血管疾患またはそのリスク因子のある患者では,血栓性心血管事象のベースライン発生率が高かったため,血栓性心血管事象の過剰絶対リスクが高かった。

• CNTメタアナリシスでは,COX-2選択的阻害薬のNSAID,非選択的NSAIDのいずれを使用した場合でも,心不全による入院が約2倍増加したことが示された。心不全患者に関するデンマークの全国的レジストリによる研究では,NSAIDの使用により,心筋梗塞,心不全による入院,および死亡のリスクが上昇した。

 

PRECISION試験Fは,心血管リスクの高い患者をcelecoxib,naproxen,ibuprofenのいずれかに無作為に割り付けて心血管事象の発生率を比較する大規模な無作為化安全性試験であり,現在も進行中である。この試験も2014年2月の諮問委員会の会議で検討されたが,今後さらに新たな安全性情報が得られることが期待されている。

 

参考情報

*1:COX-2選択的阻害薬(コキシブ系薬),非選択的NSAID:

NSAIDはステロイド以外の抗炎症・鎮痛・解熱作用を持つ医薬品の総称で,一般に,プロスタグランジン産生に関与する酵素cyclooxygenase(COX)を阻害することにより,作用を発揮する。COXには2つのアイソザイム(COX-1とCOX-2)があり,COX-1は消化管粘膜保護や止血等に関係するプロスタグランジン,COX-2 は炎症反応に関係するプロスタグランジンの産生に関与する。COX-1とCOX-2の両方を阻害する従来のNSAIDは,COX-1の阻害により胃腸への有害作用(潰瘍,出血等)を起こすことがある。そのためCOX-2を選択的に阻害するよう開発されたのがCOX-2選択的阻害薬(コキシブ系薬)であり,胃腸への有害作用が少ないとされている。

COX-2選択的阻害薬(コキシブ系薬)に対して,COX-1とCOX-2の両方を阻害するNSAID(Diclofenac,naproxenなど)は,非選択的NSAIDと呼ばれる。

 

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