2020年6月3日(水) 世界経済フォーラム
絶好の機会：チャールズ英皇太子や世界のリーダーたちが臨む「グレート・リセット」
「グレート・リセット」の発表において、チャールズ英皇太子、国際通貨基金（IMF）のクリスタリナ・ゲオルギエバ専務理事、アントニオ・グテーレス国連事務総長、国際労働組合連合（ITUC）のシャラン・バロウ書記長が、声明を発表した
https://jp.weforum.org/agenda/2020/06/no-cha-ruzu-wohajimetosururi-da-tachiga-gure-to-risetto-ni-mu/
ウィリアム･イングドール：新型コロナの次はグレート･リセット(ダボス世界経済フォーラム)
『政治の世界では、何事も偶然に起こるということはない。もし何かが起こったならば、それは前もって、そうなるように図られていたのだ。
フランクリン・D・ルーズベルト(アメリカ第32代大統領)』
要約と解析
新型コロナCovid-19による全地球的な社会経済戦争(超限戦)の後に続くものは、世界経済フォーラムが議題として提示した「グレート・リセット」により資本主義をリセットして持続可能な社会・経済体制を作ることです。
億万長者のカナダ人オイルマンであり、アメリカの帝王デイビッド・ロックフェラーの親友であるモーリス・ストロングの見解
「工業化された文明が崩壊することが、この惑星に対する唯一の希望ではありませんか? それをもたらすことが我々の責任ではないでしょうか?」
「食肉の大量摂取、化石燃料の使用、家電製品、エアコン、郊外住宅など、裕福な中産階級の現在のライフスタイルと消費パターンは持続可能ではない」
要約すると、金融権力が表面に出た部分である世界経済フォーラムの述べる「持続可能」とは、「裕福な中産階級の現在のライフスタイルと消費パターンは持続可能ではないため、それを破壊して持続可能とするために、工業化された文明を崩壊させることがこの惑星に対する唯一の希望であり、それをもたらすことが我々の責任である」というものです。
その戦略の一部としては、ビル・ゲイツが公言し実行してきた
『招待客限定のTED2010会議 ビル・ゲイツの講演 PEOPLE: 人を減らしCO2を減らす
「何よりも人口が先だ。現在、世界の人口は68億人である。これから90億まで増えようとしている。そんな今、我々が新しいワクチン、医療、生殖に関する衛生サービスに真剣に取り組めば、およそ10～15％は減らすことができるだろう。」
TED2010, 動画4分30秒から http://www.ted.com/talks/bill_gates』
があります。
今回の新型コロナCovid-19危機は、インフルエンザよりも弱いコロナを強いものであると偽装して全世界を騙してロックダウンを行い、社会経済的な破壊戦争により、1930年以来最悪の世界恐慌を作り出して地球市民を大量虐殺して、その屍の上にグレート・リセットされた金融権力の支配するディストピアを作るために計画的に生み出されたものです。
それが証拠に2020年6月の世界経済フォーラムのグレート・リセットは、新型コロナの5年前の2015年の国連の「世界を変える：持続可能な開発のための2030議題」と同じ内容です。
全ては計画的に仕組まれています。仕組んだのは、金融権力の連中です。
2020年6月3日(水) 世界経済フォーラムは、『絶好の機会』と述べて、「グレート・リセット」の発表をしているのです。
資本主義をリセットして共産主義にするのでしょうか? アメリカの対極にあった金融権力の作ったソビエトは崩壊し、ベルリンの壁は消滅しました。共産中国は、今では世界経済を動かす資本主義国です。
グレート・リセットは、グローバル企業が主導しますから、新しい新世界秩序は資本共産主義とでも名付けるべきでしょうか?
いずれにせよ、その世界はユートピアではなく、金融権力が専制的に独占支配するディストピアの予感がします。
ディストピア 出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
ディストピアの主な特徴: Wikipediaより引用
平等で秩序正しく、貧困や紛争もない理想的な社会に見えるが、実態は徹底的な管理・統制が敷かれ、自由も外見のみであったり、人としての尊厳や人間性がどこかで否定されている。その描写は作品毎に異なるが、典型的なパターンとして以下のような問題点がやがて描き出されていく。
粛清がある。体制（指導者）が自らの政治体制をプロパガンダで「理想社会」に見せかけ国民を洗脳し、体制に反抗する者には治安組織（準軍事組織）が制裁を加え社会から排除する。
表現の自由が損なわれており、社会に有害と見なされた出版物は発禁・焚書・没収されることがある。
格差社会が存在する。社会の担い手と認められた市民階級の下に、人間扱いされない貧困階級・が存在し、事実上は貧富の差が激しい社会となっている。
市民社会では貧困の根絶が達成されたことになっているが、実際には社会の統制の枠から爪弾きにされた者たちが極貧層となる。それらの者たちによりスラムが形成されるも、中央政府によって市民の目の届かぬ地域に隔離されている。
社会の枠の中で暮らす市民階級について、体制が市民階級を血統やDNAのレベルで把握・管理している。
産児制限が行なわれる。強制的に人口を調整ないし維持する必要があり、市民の家族計画、さらには恋愛・性行為や妊娠・出産など人類の繁殖にまつわる部分さえ社会によって管理されている。
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Now Comes the Davos Global Economy “Great Reset”. What Happens After the Covid-19 Pandemic?
今度はダボスのグローバル経済「グレート・リセット」がやって来る、Covid-19パンデミックの後に何が起きるか?
https://www.globalresearch.ca/davos-great-reset/5715515
By F. William Engdahl 著者F.ウィリアム･イングドール
(訳注: 著者はビル・ゲイツと金融権力やアメリカ政府・ロックフェラー財閥の研究家、邦訳された著作4冊は、https://www.amazon.co.jp/s?k=%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%EF%BD%A5%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%AB&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&ref=nb_sb_noss)
Global Research, June 10, 2020、グローバルリサーチ、2020年6月10日
Region: Europe
Theme: Global Economy
For those wondering what will come after the Covid19 pandemic has successfully all but shut down the entire world economy, spreading the worst depression since the 1930s, the leaders of the premier globalization NGO, Davos World Economic Forum, have just unveiled the outlines of what we can expect next.
Covid19のパンデミックが世界経済全体をほぼ完全にシャットダウンし、1930年代以来最悪の不況を広めた後、何が起こるのか不思議に思う人々のために、最高のグローバル化NGOであるダボス世界経済フォーラムのリーダーは、次に期待できることの概要を明らかにしたところです。
These people have decided to use this crisis as an opportunity.
これらの人々はこの危機を機会として利用することを決定しました。
On June 3 via their website, the Davos World Economic Forum (WEF) unveiled the outlines of their upcoming January 2021 forum.
6月3日、ウェブサイトを介してダボス世界経済フォーラム（WEF）は、2021年1月のフォーラムの概要を発表しました。
They call it “The Great Reset.”
彼らはそれを「グレート・リセット」と呼んでいます。
It entails taking advantage of the staggering impact of the coronavirus to advance a very specific agenda.
これは、コロナウイルスの驚異的な影響を利用して、非常に具体的な議題を進めることを伴います。
Notably enough, that agenda dovetails perfectly with another specific agenda, namely the 2015 UN Agenda 2030.
特に、その議題は別の特定の議題、つまり2015年の国連アジェンダ2030と完全に一致しています。
The irony of the world’s leading big business forum, the one that has advanced the corporate globalization agenda since the 1990s, now embracing what they call sustainable development ,is huge.
1990年代から企業のグローバリゼーション議題を推進してきた世界有数の巨大ビジネスフォーラムの皮肉は、現在持続可能な開発と呼ばれているものを採用していることであり、非常に大きなものです。
That gives us a hint that this agenda is not quite about what WEF and partners claim.
これは、このアジェンダがWEFとパートナーが主張するものについて完全ではないというヒントを示唆しています。
訳注
ダボス世界経済フォーラム（WEF）による日本語公式声明
「グレート・リセット（The Great Reset）」ツイン・サミット形式で2021年に始動
https://jp.weforum.org/press/2020/06/the-great-reset
The Great Resetグレート・リセット
On June 3 WEF chairman Klaus Schwab released a video announcing the annual theme for 2021, The Great Reset.
6月3日、WEFの会長であるクラウス・シュワブは、2021年のグレート・リセットの年間テーマを発表するビデオを公開しました。
It seems to be nothing less than promoting a global agenda of restructuring the world economy along very specific lines, not surprisingly much like that advocated by the IPCC, by Greta from Sweden and her corporate friends such as Al Gore or Blackwater’s Larry Fink.
それは、非常に具体的な線に沿って世界経済を再構築するというグローバルな議題を促進することに他ならないようです、
IPCC、スウェーデンのGreta、アルゴアやブラックウォーターのラリーフィンクなどの彼女の企業の友人によって提唱されたものと驚くほど似ていることはおどろくことではありません。
Interesting is that WEF spokespeople frame the “reset” of the world economy in the context of the coronavirus and the ensuing collapse of the world industrial economy.
興味深いことに、WEFのスポークスパーソンは、コロナウイルスとそれに続く世界の産業経済の崩壊という文脈の中で、世界経済の「リセット」の枠組みを形成しています。
The WEF website states, “There are many reasons to pursue a Great Reset, but the most urgent is COVID-19.”
WEFのWebサイトには、「グレート・リセットを追求する理由はたくさんありますが、最も緊急なのはCOVID-19です」とあります。
So the Great Reset of the global economy flows from covid19 and the “opportunity” it presents.
したがって、世界経済のグレート・リセットは、covid19とそれがもたらす「機会」から流れ出るものです。
In announcing the 2021 theme, WEF founder Schwab then said, cleverly shifting the agenda:
2021年のテーマを発表するにあたり、WEFの創設者であるシュワブ氏は次のように述べ、議題を巧みに変更しました。
“We only have one planet and we know that climate change could be the next global disaster with even more dramatic consequences for humankind.”
「私たちには惑星が1つしかなく、気候変動が人類にさらに劇的な結果をもたらす次の地球規模の災害になる可能性があることを知っています。」
The implication is that climate change is the underlying reason for the coronavirus pandemic catastrophe.
言外の意味は、気候変動がコロナウイルスのパンデミック災害の根本的な理由であることです。
To underscore their green “sustainable” agenda, WEF then has an appearance by the would-be King of England, Prince Charles.
彼らの緑の「持続可能な」議題を強調するために、WEFはその後、イギリスの王となるチャールズ皇太子を登場させました。
Referring to the global covid19 catastrophe, the Prince of Wales says,
プリンスオブウェールズは、世界的なcovid19の大惨事について言及し、
“If there is one critical lesson to learn from this crisis, it is that we need to put nature at the heart of how we operate. We simply can’t waste more time.”
「この危機から学ぶべき重要な教訓があるとすれば、私たちは自然を私たちの運営方法の中心に置く必要があるということです。 時間を無駄にすることはできません。」
On board with Schwab and the Prince is the Secretary-General of the UN, Antonio Guterres. He states,
シュワブと王子に同席しているのは、国連事務総長のアントニオ・グテレスです。 彼は述べています
“We must build more equal, inclusive and sustainable economies and societies that are more resilient in the face of pandemics, climate change and the many other global changes we face.”
「私たちは、パンデミック、気候変動、および私たちが直面する他の多くの地球規模の変化に直面しても、より回復力のある、より平等で包括的な持続可能な経済と社会を構築する必要があります。」
Note his talk of “sustainable economies and societies”—more on that later.
彼の「持続可能な経済と社会」の話に注意してください—詳細は後ほど。
The new head of the IMF, Kristalina Georgieva, also endorsed The Great Reset.
IMFの新責任者であるKristalina Georgievaもグレート・リセットを支持した。
Other WEF resetters included Ma Jun, the chairman of the Green Finance Committee at the China Society for Finance and Banking and a member of the Monetary Policy Committee of the People’s Bank of China; Bernard Looney, CEO of BP; Ajay Banga, CEO of Mastercard; Bradford Smith, president of Microsoft.
他のWEFリセッターには、中国金融銀行協会のグリーンファイナンス委員会の委員長であり、中国人民銀行の金融政策委員会の委員であるマ・ジュン、BPのCEOバーナード・ルーニー、MastercardのCEOのAjay Banga氏、マイクロソフト社長ブラッドフォード・スミスが含まれます。
Make no mistake, the Great Reset is no spur-of-the moment idea of Schwab and friends.
間違いなく、グレートリセットはシュワブとその友人たちによる一瞬の発想ではありません。
The WEF website states, “COVID-19 lockdowns may be gradually easing, but anxiety about the world’s social and economic prospects is only intensifying.
WEFのウェブサイトには、「COVID-19の封鎖は徐々に緩和される可能性がありますが、世界の社会的および経済的見通しに対する不安は強まっているにすぎません。
There is good reason to worry: a sharp economic downturn has already begun, and we could be facing the worst depression since the 1930s.
心配するのには十分な理由があります。すでに急激な景気後退が始まっており、1930年代以来最悪の不況に直面している可能性があります。
But, while this outcome is likely, it is not unavoidable.”
しかし、この結果は起こりそうですが、避けられないことではありません。」
The WEF sponsors have big plans:
WEFスポンサーには大きな計画があります。
”…the world must act jointly and swiftly to revamp all aspects of our societies and economies, from education to social contracts and working conditions.
「世界は、教育から社会契約、労働条件に至るまで、私たちの社会や経済のあらゆる側面を刷新するために、共同で迅速に行動しなければなりません。
Every country, from the United States to China, must participate, and every industry, from oil and gas to tech, must be transformed.
米国から中国に至るまで、あらゆる国が参加しなければならず、石油やガスからテクノロジーに至るまで、あらゆる産業が変革されなければなりません。
In short, we need a “Great Reset” of capitalism.”
つまり、資本主義の「グレート・リセット」が必要です。」
This is big stuff.
これは大きなものです。
Radical changes根本的な変化
Schwab reveals more of the coming agenda:
シュワブは次の議題の多くを明らかにします：
“…one silver lining of the pandemic is that it has shown how quickly we can make radical changes to our lifestyles.
「…パンデミックの銀色の裏地の1つは、ライフスタイルを根本的に変えることができる速さを示しています。
Almost instantly, the crisis forced businesses and individuals to abandon practices long claimed to be essential, from frequent air travel to working in an office.”
ほぼ瞬時に、この危機により、企業や個人は、頻繁な空の旅からオフィスでの作業まで、本質的であると長らく主張されていた慣行を放棄しました。」
These are supposed to be silver linings?
これらは銀の裏地ですか？
He suggests that those radical changes be extended:
彼はそれらの根本的な変更が拡張されることを提案します：
“The Great Reset agenda would have three main components.
「グレート・リセットの議題には3つの主要な要素があります。
The first would steer the market toward fairer outcomes.
1つ目は、市場をより公正な結果に導くだろう。
To this end, governments should improve coordination… and create the conditions for a “stakeholder economy…”
このため、政府は調整を改善し、「利害関係者経済」の条件を作成する必要があります。
It would include “changes to wealth taxes, the withdrawal of fossil-fuel subsidies, and new rules governing intellectual property, trade, and competition.”
それには、「資産税の変更、化石燃料補助金の撤回、知的財産、貿易、競争を管理する新しいルール」が含まれます。
The second component of the Great Reset agenda would ensure that, “investments advance shared goals, such as equality and sustainability.”
グレート・リセット議題の2番目のコンポーネントは、「投資が平等や持続可能性などの共有目標を前進させる」ことを保証します。
Here the WEF head states that the recent huge economic stimulus budgets from the EU, USA, China and elsewhere be used to create a new economy, “more resilient, equitable, and sustainable in the long run.
ここでWEFの責任者は、EU、米国、中国などからの最近の巨大な景気刺激策予算を使用して、「より弾力性があり、公平で、長期的に持続可能な、新しい経済を生み出すと述べています。
This means, for example, building ‘green’ urban infrastructure and creating incentives for industries to improve their track record on environmental, social, and governance (ESG) metrics.”
これは、たとえば、「環境に配慮した」都市インフラを構築し、環境、社会、ガバナンス（ESG）指標に関する実績を改善するための産業へのインセンティブを作成することを意味します。」
Finally the third leg of this Great Reset will be implementing one of Schwab’s pet projects, the Fourth Industrial Revolution:
最後に、このグレート・リセットの3番目の段階では、シュワブの愛好するプロジェクトの1つである第4次産業革命を実施します。
“The third and final priority of a Great Reset agenda is to harness the innovations of the Fourth Industrial Revolution to support the public good, especially by addressing health and social challenges.
「グレート・リセット議題の3番目で最後の優先事項は、第4次産業革命のイノベーションを利用して、特に健康と社会の課題に取り組むことで大衆の幸福をサポートすることです。
During the COVID-19 crisis, companies, universities, and others have joined forces to develop diagnostics, therapeutics, and possible vaccines; establish testing centers; create mechanisms for tracing infections; and deliver telemedicine.
COVID-19危機の間、企業、大学、その他が力を合わせて、診断、治療、および可能なワクチンを開発し、試験センターを設置し、 感染を追跡するメカニズムを作成し、遠隔医療を提供しました。
Imagine what could be possible if similar concerted efforts were made in every sector.”
すべての部門で同様の協調的な取り組みが行われた場合、何が可能になるか想像してみてください。」
The Fourth Industrial Revolution includes gene-editing biotech, 5G telecommunications, Artificial Intelligence and the like.
第4次産業革命には、遺伝子編集バイオテクノロジー、5G電気通信、人工知能などが含まれます。
UN Agenda 2030 and the Great Reset国連議題2030とグレート・リセット
If we compare the details of the 2015 UN Agenda 2030 with the WEF Great Reset we find both dovetail very neatly.
2015年の国連議題2030の詳細とWEFグレート・リセットを比較すると、両者は非常にきれいに一致しています。
The theme of Agenda2030 is a “sustainable world” which is defined as one with income equality, gender equality, vaccines for all under the WHO and the Coalition for Epidemic Preparedness Innovations (CEPI) which was launched in 2017 by the WEF along with the Bill & Melinda Gates Foundation.
議題2030のテーマは「持続可能な世界」であり、所得の平等、性の平等、WHOおよびビル＆メリンダゲイツ財団と共にWEFが2017年に立ち上げた疫病予防イノベーション連合（CEPI）に基づくすべてのワクチンとして定義されます。
In 2015 the UN issued a document, “Transforming our world: the 2030 Agenda for Sustainable Development.”
2015年、国連は「世界を変える：持続可能な開発のための2030議題」という文書を発行しました。
The Obama Administration never submitted it to the Senate for ratification knowing it would fail.
オバマ政権はそれが失敗することを知っていたため、承認のために上院に決してそれを提出しませんでした。
Yet it is being advanced globally. It includes 17 Sustainable Development Goals, extending an earlier Agenda21.
それでも世界的に進んでいます。 これには17の持続可能な開発目標が含まれており、以前の議題21を拡張しています。
The 17 include “to end poverty and hunger, in all their forms and dimensions… to protect the planet from degradation, including through sustainable consumption and production, sustainably managing its natural resources and taking urgent action on climate change…“
17には、「あらゆる形態と次元で貧困と飢餓を終わらせるために…持続可能な消費と生産、持続可能な天然資源の管理、気候変動への緊急の行動などを通じて、地球を劣化から守るために…」が含まれます。
It calls for sustainable economic growth, sustainable agriculture (GMO), sustainable and modern energy (wind, solar), sustainable cities, sustainable industrialization…
持続可能な経済成長、持続可能な農業（GMO）、持続可能な現代エネルギー（風力、太陽光）、持続可能な都市、持続可能な工業化などが求められています…
The word sustainable is the key word.
持続可能なという言葉がキーワードです。
If we dig deeper it is clear it is code-word for a reorganization of world wealth via means such as punitive carbon taxes that will dramatically reduce air and vehicle travel.
さらに深く掘り下げれば、懲罰的炭素税などの手段によって世界の富を再編成し、飛行機や車の移動を劇的に削減することが、それがコードワードであることは明らかです。
The less-developed world will not rise to the developed, rather the other way, the advanced civilizations must go down in their living standards to become “sustainable.”
発展途上国は先進国に発展せず、逆に言えば、先進文明は生活水準を下げて「持続可能」になる必要があります。
訳注
Maurice Strong
From Wikipedia, the free encyclopedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Maurice_Strong (訳注終わり)
Maurice Strongモーリス・ストロング
To understand the double-speak use of sustainable, we need to go back to Maurice Strong, a billionaire Canadian oilman and close friend of David Rockefeller, the man who played a central role back in the 1970s for the idea that man-made CO2 emissions were making the world unsustainable.
持続可能性のダブルスピーク(二重語法)の使用を理解するには、億万長者のカナダ人オイルマンであり、デイビッド・ロックフェラーの親友であるモーリス・ストロングに戻る必要があります。彼は、1970年代に人為的なCO2排出が世界を持続不可能にしているという考えのために中心的な役割を果たしました。
Strong created the UN Environment Program, and in 1988, the UN Intergovernmental Panel for Climate Change (IPCC) to exclusively study manmade CO2.
ストロングは国連環境計画を作成し、1988年には、人工的なCO2のみを研究するための国連気候変動政府間パネル（IPCC）を設立しました。
In 1992 Strong stated,1992年にストロングは述べています
“Isn’t the only hope for the planet that the industrialized civilizations collapse?
「工業化された文明が崩壊することが、この惑星に対する唯一の希望ではありませんか?
Isn’t it our responsibility to bring that about?”
それをもたらすことが我々の責任ではないでしょうか?」
At the Rio Earth Summit Strong that same year he added, “Current lifestyles and consumption patterns of the affluent middle class – involving high meat intake, use of fossil fuels, appliances, air-conditioning, and suburban housing – are not sustainable.”
同年、リオ地球サミットで、ストロングは、「食肉の大量摂取、化石燃料の使用、家電製品、エアコン、郊外住宅など、裕福な中産階級の現在のライフスタイルと消費パターンは持続可能ではない」と付け加えました。
The decision to demonize CO2, one of the most essential compounds to sustain all life, human and plant, is not random.
人と植物のすべての生命を維持するために最も重要な化合物の1つであるCO2を悪魔化するという決定は、思いつきではありません。
As Prof. Richard Lindzen an MIT atmospheric physicist puts it,
MITの大気物理学者であるリチャード・リンツェン教授が述べているように、
“CO2 for different people has different attractions.
「人によってCO2の魅力は異なります。
After all, what is it? – it’s not a pollutant, it’s a product of every living creature’s breathing, it’s the product of all plant respiration, it is essential for plant life and photosynthesis, it’s a product of all industrial burning, it’s a product of driving – I mean, if you ever wanted a leverage point to control everything from exhalation to driving, this would be a dream.
結局、それは何ですか？ –それは汚染物質ではなく、すべての生き物の呼吸の産物であり、それはすべての植物の呼吸の産物であり、それは植物の生命と光合成に不可欠であり、それはすべての産業燃焼の産物であり、それは運転の産物です。 呼気から運転まですべてを制御するための「てこの支点」が欲しかったなら、これは夢でしょう。
So it has a kind of fundamental attractiveness to bureaucratic mentality.”
ですから、それは官僚的な考え方に対してある種の基本的な魅力を持っています。」
Lest we forget, the curiously well-timed New York pandemic exercise, Event 201 on October 18, 2019 was co-sponsored by the World Economic Forum and the Gates Foundation.
忘れることの無いように、好奇心旺盛なタイミングでニューヨークのパンデミック訓練である2019年10月18日のイベント201は、世界経済フォーラムとゲイツ財団によって後援されました。
It was based on the idea that, ”it is only a matter of time before one of these epidemics becomes global—a pandemic with potentially catastrophic consequences.
これは、次のような考えに基づいています。「これらの流行の1つが世界規模になり、壊滅的な結果をもたらす可能性のあるパンデミックになるのは時間の問題です。
A severe pandemic, which becomes “Event 201,” would require reliable cooperation among several industries, national governments, and key international institutions.”
「イベント201」になる深刻なパンデミックは、いくつかの産業、中央政府、および主要な国際機関の間の信頼できる協力を必要とするでしょう。」
The Event201 Scenario posited, “outbreak of a novel zoonotic coronavirus transmitted from bats to pigs to people that eventually becomes efficiently transmissible from person to person, leading to a severe pandemic.
Event 201シナリオはこう述べています。「コウモリからブタに人に伝染した新しい人獣共通感染症コロナウイルスの発生は、最終的には人から人に効率的に伝染し、ひどいパンデミックを引き起こします。
The pathogen and the disease it causes are modeled largely on SARS, but it is more transmissible in the community setting by people with mild symptoms.”
病原体とそれが引き起こす病気は主にSARSに基づいてモデル化されていますが、軽度の症状を持つ人々により地域社会でより伝染しやすくなっています。」
The declaration by the World Economic Forum to make a Great Reset is to all indications a thinly-veiled attempt to advance the Agenda 2030 “sustainable” dystopian model, a global “Green New Deal” in the wake of the covid19 pandemic measures.
グレート・リセットを行うという世界経済フォーラムの宣言は、covid19のパンデミック対策を受けて、議題2030の「持続可能な」ディストピアモデル、グローバルな「グリーンニューディール」を前進させるための薄いベールに覆われた試みの全ての兆候です。
Their close ties with Gates Foundation projects, with the WHO, and with the UN suggest we may soon face a far more sinister world after the covid19 pandemic fades.
ゲイツ財団のプロジェクト、WHO、および国連との密接な関係により、covid19のパンデミックが衰退した後、私たちは間もなくはるかに不吉な世界に直面するかもしれません。
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- William Engdahlis strategic risk consultant and lecturer, he holds a degree in politics from Princeton University and is a best-selling author on oil and geopolitics, exclusively for the online magazine “New Eastern Outlook”where this article was originally published. He is a Research Associate of the Centre for Research on Globalization.
