タミフルとゾフルーザは殺人薬: 異常行動と死亡危険度の増加
製薬会社から1円も金を受け取っていない医薬ビジランスセンターの浜六郎理事長が、タミフルとゾフルーザ: 異常行動と死亡危険度の増加に関して、最新の解析結果を発表されました。
https://npojip.org/chk_tip/No87-f06.pdf
(1)10 代の異常行動後の死亡
タミフルの危険度は他剤の約 120 倍と推定されます(オッズ比 119.2、p<0.0001)(図の 2018/19)。
直近3年間を総合解析した場合でも約 65 倍の危険度
(2)死亡の危険度は、吸入剤に比較してタミフルは 33 倍、ゾフルーザは 52 倍
タミフルもゾフルーザも突然死と敗血症が多い
詳しくは、以下の速報版にまとめられています
(2019.11.15号)『薬のチェック』速報No180
タミフル:10代解禁で異常行動死が増加 他の薬剤の120倍に 異常行動は他剤の10倍
他剤の服用後でも起こるが、タミフルは特に多い
NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック) 浜 六郎
https://npojip.org/sokuho/191115.html
(2019.12.15号)『薬のチェック』速報No181
タミフルもゾフルーザも死亡リスクが重大 ゾフルーザは高齢者が特に危険
NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック) 浜 六郎
まとめ
安全対策調査会(2019.10.29)の資料を詳しく検討した結果、死亡例の報告は、リレンザやイナビルなど吸入剤では294万人中0件でしたが、タミフルは257万人中14件、ゾフルーザは427万人中37件でした。タミフルは18万人に1人(10代では3万人に1人)、ゾフルーザは12万人に1人の死亡でした。
死亡の危険を吸入剤と比較すると、タミフルは33倍、ゾフルーザが52倍でした。
タミフルによる死亡に至る機序としては、突然死や異常行動後の死亡、敗血症などですが、ゾフルーザでは敗血症など感染症や突然死が多く、特に高齢者で多いことが目立ちます。
タミフルは、脳中に移行して脳を興奮させることによる異常行動と、脳機能を抑制して呼吸停止させる突然死と、生体のノイラミニダーゼ阻害による敗血症など、薬物の性質そのものが害反応(副作用)と関係しています。
一方ゾフルーザは、生体の細胞増殖や修復に必須の物質エンドヌクレアーゼの働きを阻害している可能性が強く疑われます。その結果、ゾフルーザの濃度が高い腸管内で、腸の細胞機能や再生が阻害され、下痢、消化管出血、敗血症、多臓器不全を起こす可能性があります。ゾフルーザの害も薬物の性質そのものが関係しているでしょう。
インフルエンザは自然治癒する感染症です。基本的に抗ウイルス剤は不要で、十分な休養と水分補給が最善の治療方法です。高齢者などハイリスクの人ではゾフルーザやタミフルの害による死亡の危険が大きいため、ゾフルーザもタミフルも使い道がありません。使うべきではありません。