がちゃ三毛庵~猫よ、花よ~

東京の一角。ご近所から次々合流してきたネコたちと暮らす・・・いけばな徒然日記

愛しの茶トラ

2013-04-12 | Weblog
ネコというイキモノ、やっぱりルーツは「茶トラ」だと思っています。
茶色で、トラ模様なのである。
遺伝子のことはサッパリわからないが、地球上、全てのイキモノの中で、
トラ模様は「ネコ科」しか見たことがない。
トラ模様を見ると「ネコっぽい!」と思って、ワクワクする!

みたらしチャンはオスの[虎の子]。

とにかく気が小さい。
ピンチになると巨体を揺らして逃げ回る。
でも、誰にでも寛大でとても優しい。

そしてイイ子イイ子してもらうことが、だ~いスキである。

外で暮らしている頃は自慢の「虎の子」だったが、
すっかり「どらの子(=江戸時代の言葉、どら息子のこと)」になってしまった。


くるみチャンはメスの[虎の子]。
あまりにも臆病者で、クローゼットで暮らしている。

飯の気配がすると、顔を出してヒトを呼ぶ。


くるみチャン人生、何が狂ってヒトと暮す羽目になったのか、と思うと、
お気の毒に思えるほど、ホントウは人間と暮したくなんてない!に違いない。
生粋のネコ社会の野良ネコなのである。

最初は、ヒトの顔が近づくと、ツバをペッと吐きかけて威嚇していた。
シャーと言っても通じない時には、引っ掻いた。
トイレをするのが怖い時には、寝床をトイレにして、自分は冷たくても我慢して寝ていた。

でも、一緒に暮らしている間に、彼女の一番好きなことは、
「飯だ!」ということがわかった。
≪人間は美味しい飯を提供してくれる存在≫だと思ってもらえれば、
きっと、仲良くなれるかもしれないなぁ。。。

そして、、、少しずつ、くるみちゃんと飯の時間を共有することにして、

最近は膝で飯を食べることができるようになった。
飯の最中だけ、チョッと頭を触れるようになった。
(まだ、コレだけなんだけど・・・)


これは、
くるみチャンに嫌われてでも、憎まれてでも、
どうしても、くるみチャンを捕まえなければならない事態になったとき、
(避難するか、どうしようもない事情が勃発したとき)
最後の手段として、くるみチャンをとっ捕まえる時のための訓練。

純粋な茶トラの基本は「とっても怖がり」だと思っている。
怖いから逃げ回るか。
怖いから威嚇するか。

怖いから甘えん坊になるか。
怖いから引っ込むか。

いずれにしても約9,500年前も前からニンゲンと暮しているイエネコ。
君たちは、
何のご縁か因縁か、出会ってしまったものは仕方が無い、と諦めていただき、
これからもどうぞ、ニンゲンと仲良くしてやって下さいね~


本日もご訪問ありがとうございました!

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