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カエルのひとりごと

その日の出来事、新しいお菓子との出会いなどなど

その日が、きた。②

2020年09月18日 23時45分43秒 | こども関係
ママとメタボの入院の手続きは

ただメタボを病棟へ置いてくるくらいですむかと思ったら

何か時間がかかり、これならが一旦帰ったのだから

私も待たずに帰ればよかったなあと思いながら痛みに耐えていた。

また診察を受けて、違ったらまた余分な出費だよと思いながら

まだ違うよな~って思いながらiPodを聴きながら座っていた。


しばらくしてママが来て一緒に帰った。

その後、心配だったので夕方までママのところにいることにした。

次第に痛みは増していき、ママは仕事で付き添ってくれそうにないので

タクシー会社にをして、乗せてもらおうかとも考えて

番号を調べるところまでした。

それでもタクシーが来るのにも距離がありそうな感じ。

しかもママがまたメタボの主治医から

手術の説明を聞きに夕方行くことが分かっていたので

それまで何とか耐えることにした。

動くのもつらい座っているのもつらい



夕方、病院にをすると

「せっかく来てくれてもまた帰ることになるといけないので

お風呂に入れたら入ったり、食事をとったりして

その状態がさらに1時間続いたらまた連絡ください。」

とのこと。

え~っ

こちらはこのまま夜を迎えるのが恐ろしいのに…

ママが病院へ向かう時間は近づいているのに

私は一緒に行けないのか…。

仕方ないのでの会社にして

残業をせずに早めに帰ってもらうことにした。

そして、ママは行ってしまい、1人でいる時間は長く感じた。

痛みはどんどん強くなっていく

一旦自分たちのに戻り、お風呂に入って軽くお菓子を食べた。

あまりおなかは空いていないし、食べたくなかったから。

それと、ネットに載っていた栄養補給のゼリーを。

飲みやすく、エネルギーの補給もできるから良いと書いてあった。


実は、ママが私を産む前に、あまり食べたくなくて口にできなかったらしく

その時に遊びに行った先の親戚が

「後から知ったけれど、出産に体力を使うから

無理やりにでも食べさせてあげたら良かった」

と言っていたので、何かしら食べられるものを口に入れとこうと思った。

から聞かれた前日の残りのカレーは食べる気分にはならず

私がと道中で口にしたのは

栄養補給ゼリー、チョコ、レーズンの食パン少々だった。


その後も痛みは変わりなく続いたので連絡すると、来てくださいとのことだった。


の中でも痛くてどうしようもなかった。

振動が体に響く。

また少しまた少しと病院へ近づくと安心した。

病院に着いて1時間ほど装置をつけている間に

子宮口が9cm開いたらしく、歩いて分娩室へ。

ネットだと出産中にもマスクの着用を強いる病院もあると

聞いていたので、恐る恐る聞いてみたら

「そんな過酷なことをさせないよ。私達がつけているから大丈夫」

と言ってくれて安心してマスクを外した

その後は、苦しみと痛みの連続で寄せては返す波のよう。

聞いたことのない自分の叫び声に

何だか獣になってしまっているようだった

途中、何度か痛みによる圧迫で気持ち悪くなり、嘔吐。

部屋に自分だけになってしまうときが何度もあり

それだけでとても心細かった。

もし、コロナなんてなければ、誰か家族が立ち合ってくれたはずなのに…。


分娩室に来てから4時間後、風船が破裂して流れるさま(破水)を感じ、

その後、産声を上げてが。

看護師さんからすると、スムーズな出産だったらしいけれど

自分からすると疑問…

1時間後に来てくださいとで言った看護師さんが後に現れた。

「私がさっき出たの。さっきは鬼のようなことを言ってごめんね

「いえいえ、その1時間のおかげで少し食べたり、お風呂に入ったりできたのでありがとうございます

すると、お風呂に入って体を温めたことがスムーズな出産になった要因の1つだったらしい。



2人ともきれいにしてもらい、その間待合場所で待っていてくれた

分娩室で30分だけ会うことができた。

きっと無理だろうと思っていたから、たとえ30分でも3人の時間があって

ありがたかったよ












コメント (2)
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