カエルのひとりごと

その日の出来事、新しいお菓子との出会いなどなど

会ってきた

2011年12月01日 19時41分34秒 | Weblog
友達と待ち合わせしてに乗って乗り替えをして某駅へ。

そこから会場までタクシー。

ところがどっこいタクシーの運転手さんはその場所を知らないとおっしゃるじゃあ~りませんか

住所を伝えても、本当にそこか?と何度も走りながら聞かれるし、おまけに運転は下手だし…

友達が駅から会場までの地図を持っていたからそれを見せると、な~んだって感じで

連れて行ってくれた。

「あ~、ここねえここは元々○○だったんだよ。葬祭場になったのか~。

1つ覚えたよ。おりがとうね

だって…

こっちはめちゃくちゃあせりましたけど

とりあえず充分時間には間に合った



受付をすませ、顔を見に行くと眠っているかのように安らかな表情をしていた。

まわりには好きなお菓子、よくへ着てきたあの服。

こばれなかったけれど、目がうるんだ。

その姿を見ながら生前の様子がうつったスクリーンを交互に見た。


その後、近づいてくる男の人が。

もしかして…と思い、声をかけると彼氏さんだった。

土曜日はデートしていたんだね

いろいろ話を聞いて調子を取り戻していたようだったと分かった。

それなのにこんな姿で…

昨日も言ったけど、結婚式に有給を使うつもりだったんだからね

それがお葬式になるなんて…




ゼミの先生も、パパと慕っていた先生も来てくれたね

最後のお別れの前に花を置いて耳元でそっと言った。

「明日、ちいちゃんといけちいが来るからね」

そして、火葬場へと行くのを見送り、私達は帰った。




結局、実感がわかなくて私は涙が出なかった。

まわりから見たら冷たい人と思われたのかもしれないけれど。

もう骨になっちゃったね。

骨を見たら実感がわいたのかもしれないけれど

見たらつらくなりそうだったから帰った。





生きていれば嫌なこともある。

あ~あ、嫌だな、こんな世の中…と思うこともある。

それでも生きていれば何かしらいいことがある。

そう、何かしら、ささやかでも。

それが特別なことといつか気づくことだって。

だから、それを楽しみに、それを見つけるために生きてみようと思う。

DSのあなたと一緒に歳をとっていく。






最後のお別れができて良かった


たくさんの楽しい思い出をありがとう


これからもあなたは友達には変わりないよ

コメント (2)
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