VAMOS卒業生 佐藤大地21才の訃報

2015-05-10 18:20:28 | 自分史
VAMOSを卒業後、帝京可児高校、現在四日市大学の3年生であった佐藤大地21才が、このGWの5月3日に、交通事故によって命を落としました。
コンビニのバイトの夜勤明けの休みに、夜の名神高速道路を運転中に、居眠り運転からかガードレールに衝突して亡くなったことを5月5日の夜に卒業生の藤橋お母さんから連絡が入りました。
私は、中学2年生の知多の遠征に参加をして、宿舎の部屋に入ったところでした。
彼の中学3年間をVAMOSサッカーの中で、いろんな経験を積み、帝京可児高校にサッカー推薦で進み、さらに、四日市大学へ進学してサッカーに打ち込み、サッカーに情熱をもって今まで取り組んで来て、これからという時に、本人は悔しいだろうなと思います。
これから社会人となって、いろんな人生経験するところであったと思うし、何といってもお母さんや家族の方に感謝することがこれ以上出来ないことなど、悔いが残ることだろうと思います。
とにかく、VAMOS出身の若い貴重な命が亡くなったことは、非常に残念です。
6日のお通夜には、佐藤大地と関わったVAMOS、帝京可児、四日市大の選手と親さん方などのあふれるぐらいの方々の参列があり、7日の葬儀にも、多くの方の悲しみのお別れをしました。

彼のVAMOS時代での活躍を思い出します。
足が速く、ジャンプ力があり、抜群の身体能力の高い勇気のある選手でした。
DFとして、大変期待されていた選手の1人でした。
佐藤大地のプレーで、忘れられない1番の思い出は、 東海大会でのグループリーグ最終戦に、決勝ト―ナメント進出をかけての劇的な逆転からのゴールシーンである。
3年生の時のクラブ選手権東海大会のグループリーグの最終戦、清水鈴与グランドでLIBERO.FC(静岡県2位)との試合の時でした。
勝つと2位、負けると3位となり、決勝トーナメントをかけた試合で、相手に先行され、後半の途中に、
武藤コーチが指揮していたが、私が、DFである佐藤大地をFWに使わないかと提案して、後半途中からトップに入ったら、彼の能力の高さと馬力を発揮してくれて、得点して2点に絡み、スーパーサブ振りを発揮し、逆転して歓喜の勝利を挙げたのでした。
決勝トーナメント1回戦に、グランパスに0-1と惜敗して、残念ながら全国大会には出場できなかったのですが、あの佐藤大地の活躍が、素晴らしい感動を与えてくれました。
彼のプレーが目に焼き付いて、今でも忘れられません。

佐藤大地の生前の活躍に感謝するとともに、個人の功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。        
   
    一般社団法人 スポーツクラブ岐阜VAMOS 代表 井上昭二

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