G-HORIKAWAの想い

日々の想いを書き連ねていきます。

日韓基本条約の「密約」

2007年03月20日 | Weblog
「竹島問題、棚上げ合意」 国交正常化前に“密約”存在 韓国誌が紹介(産経新聞) - goo ニュース

当時の状況についてリアルタイムで経験したわけではない。勉強不足もあるかもしれないことを先にお断りして。こういうネタは、さすがに産経新聞!記事の中身が濃いですね~。

日本と韓国の間には、20年間「戦後処理」問題が残されていた。賠償問題と領土問題が大きな壁に。

日・米・韓三国の連携というアメリカのアジア戦略上の要求から、日本政府はいろいろな問題を先送りするなかで「戦後処理」の決着を図った。

先日のブログにも書きましたが、最近韓国側の「歴史の見直し」作業の中でいろいろな情報が公開されている。今回は交渉当事者に近い者からの証言です。

政府は早速そんな「密約はない」という官房長官の談話を発表したようですが、日本側の情報公開作業は遅々として進んでいない。特に日米・日韓など近年公開基準に達しても隠したままだ。

いろいろと議論のある問題だが、それだからこそ日韓両国政府が基本的な情報をそれぞれの国民に公開するべきだと思う。そこから、まともな議論が行われる。感情的な議論だけでは、解決することはないと私は思いますが、いかがでしょう?

「賠償問題」と「領土問題」はいまだにアジア外交のネックになっている。アメリカのアジア戦略を優先し韓国の「独裁」政権と癒着してきた日本の政治家や利権に群がってきた人たちの責任は大きい。その彼らが自民党の中でも「民族派」とみなされてきた事が、今から思うとなんか変ですね。

とは言え、「民族派」の末裔たちが『憲法改正』を政治の日程に載せようとしてきているわけですから・・・。

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