ドイツA代表アシスタントコーチ/ヨルグ・ダニエル氏特別スクール

■ドイツA代表アシスタントコーチ/ヨルグ・ダニエル氏特別スクール

３月の下旬に浜田市で、ドイツA代表アシスタントコーチ/ヨルグ・ダニエル氏をお迎えしての特別スクールがありましたのでお邪魔して来ました。
（社）島根県サッカー協会主催事業で、ゴールデン・エイジ年代の子供たちに、ドイツ・ナショナルコーチの指導を直接受けることにより、技術の習得、コミュニケーションの向上を目指す。また、指導者も、海外のトップレベルのコーチングを学ぶ場とすることを目的に開催されました。



参加者は、大田から浜田市までの小学校４～６年生の５９名が参加し、行なわれました。



ダニエル氏に今回のトレーニングの意図を確認したところ、ドイツではこの年代には技術（ボールテクニック）を習得させ向上させる。
ミニゲーム（４対４）を積極的に行うことで、ボールを触らせること。成功経験を得ること。様々な場面、状況での経験の習得。楽しみを得る。といったところを意識してさせているので、今回も短い時間ではあるが、その部分を意識的に行っていたようです。

また、日本同様にドイツでも「誉める」ということは非常に重要に考え、積極的に誉めることで子供たちの成長へ導いているようです。

今回のトレーニングは、短い時間ながらにもキックやボールタッチの手法、手段をバリエーションに富んで行い、段階的にレベルを上げ、子供たちに退屈感を与えず、探究心を引き出していましたね。
さすがです！







トレーニングは、２人一組であったり、大人数であったり、個人で行えるもので合ったりと今後の発展性を伺えるものでした。





浜田支部４種委員長のコメントによると
「普段、このような機会がなく、外国の有能なコーチにトレーニングをしていただけることは、子供たちにとって非常に新鮮で得るものが大きかったのではないかと感じています」
とのことした。
非常に見る側も新鮮さを受けました。

参加した子供たちは
「普段と違って高度なテクニックが学べた分とても良かった。自分でも今回やったトレーニングをやって行きたい」
と、早速効果があるような意見も伺えた。

まだまだ、今回の浜田にいていただいたのは二回目になるヨルグ・ダニエル氏に私の方から色々な質問をぶつけていますので、時間があれば記事にしていきたいと思います。

今回の開催にあたり、参加された子供たちと関係する保護者のみなさん、そしてサッカー関係者のみなさんお疲れ様でした。



きっと、このような地道な活動が時間を経過し、実になっていくのだと感じています。
お疲れ様でした！