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現状とこれから

2007-07-29 | Futsal
■現状とこれから

27(金)から開幕している第19回浜田マリンサッカーフェスティバルの指導者研修会の内容です。
地域のこれからの考えさせられるものだと思います。
浜田だけのことではなく、他地域でも照らし合わせ、今後の取り組みを改めて考えてみてはいかがでしょうか?
私はこの内容を読んで、力にはなれませんが最終日に顔を出してみようと思います。

<浜田マリンサッカーフェスティバルオフィシャルサイト>

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1.こどもを取り巻く様々な現状(社会、教育)

地方分権の名の下に生まれた、家庭環境の格差
自主性、規制緩和、三位一体改革、裁量権という言葉は地方分権のもとに生まれました。
頑張れば、上を目指す事ができる。とても聞こえはいい言葉だが、残念ながら、頑張っても、頑張っても手の届かないひとたちもたくさんいます。貧しい家庭の子どもたちや、ほったらかしにされているこどもたちは、そのうちの一人と言えます。
また、現在の教育も様々な問題点を抱えています。教育現場も裁量権や自主性の名の下に、教員の多忙化が進んでいると言われています。
(子どもと向き合う時間がとりにくい。総合的な学習や少人数指導、学校の評価制度 他)
それによって、子どもたちと向き合う時間がなかなか確保できず、また、深刻ないじめ問題や不登校問題。学力問題とあげればきりがなく、学校の教員だけの力ではどうしようもない現状があります。このように社会では、子どもたちを取り巻く社会の現状はめまぐるしく変化し、日々変わって行ってます。
このような社会の中で私たちは、こどもたちにどのような支援が必要かを探る必要があると思われます。

2.サッカーについては・・・

サッカーの世界でも、キャプテンズミッション(11のミッション)によって、様々な事業が展開されています。島根については、キッズ、フットサル、エリート、県協会活性化事業があります。また、情報量が多く、トレセン活動も頻繁に行われ、きめ細やかな指導も求められて来ています。これらをすべて全うしようとするなら、少人数のスタッフでは限界を感じます。やらなければ、いい。という問題でもないし、一つ一つの事業はそれなりに意義深いし、取り組んでいかないとなりません。。現場には、このような余裕があるのでしょうか?効率よく、取り組み、成果をあげていく手だてはないものでしょうか?
誰のために取り組むのか、何のために取り組むのかをはっきりさせていかないとなりません。ということで、明日の指導者研修で浜田支部のキッズの取り組みについて話されます。そこに繋げて行きたいと思います。

3.これらの現状を克服するために・・・

子どもを取り巻く環境が日々変化しているといっても、主役は選手、子どもたちです。これらの現状を把握・理解し浜田支部は、克服していかなければなりません。
・地域の重要性・・・地域との関わりが必要。学校教育や、社会教育、地元協会との連携
・まず、自分たちを知る。・・・地域の状況を把握する必要がある。歴史、人口、土地ハード面、練習会場、子どもの様子、家庭の様子、こどもたちの技術 他
・ひととつながる・・・困ったときに助け合える関係作り。しんどいと言える関係作り。指導者間や保護者、選手、等の関わってくれるひとたちすべてに感謝の気持ちを持つ。

4.これからのマリンサッカーについて

・来年度20回大会
・まず自分たちの地域を知る
・すべてリセットし、新たな気持ちと目標をもって取り組みたい。
来年度は節目の年。浜田の現状や問題点を整理し、地域のためのマリンサッカーフェスタにしていきたいと思います。
そのためには、私たちの身の回りをもっともっと知る事が必要だし、たくさんの方々に支援してもらいながら行うことが必要である。また、たくさんの方々と、同じ目線で物事を考え、大きな大きな目標を設定し、それに近づいていくことが必要であると考えます。たくさんの人たちと情報を共有し、大きな、大きなサッカーファミリーをこのマリンサッカーをとおして、建設していくことが重要であると考えます。

この3日間で、みなさんと共に考え、共に働くことのできる、マリンサッカーにしていきたい。このつながりを大事にして、社会の現状や、こどもの取り巻く環境は変化していますが、選手の目線にたった、選手が主役になるような取り組みを今までと変わらず、取り組んでいきたいと思います。

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