太物おやじのブログ

福岡の片田舎に住み着く、釣り&バイク好きオヤジの戯言。

釣行記(馬渡島) 2007 1/25

2007年01月27日 | 釣行記

25日、「金盛丸」の船長へ大瀬での瀬泊まりの釣行をお願いしたが、26日から天候が崩れていくため、状況によっては途中で回収となるという事を前提にOKをもらった。。。

船中でいろんな話を聞かせてもらったが、人の命を預かる仕事だけに「判断」「決断」という部分で相当な苦労があるということを改めて感じた・・・  渡磯をお願いする我々釣人というのは、釣果を求めるがために危険なワガママをお願いする事も多く、その願いをどこまで受け入れるのかは船長判断として頭を痛めるところなのだろう。。。  俺みたいに単独での瀬泊まりなんて、あまり歓迎できない客なんだろうなぁ・・・ m(_ _)m ゴメン!船長。。    けど、無理なときはキッパリ「無理ばい!」と言ってくれるから信頼してますよ!!

という事で、25日の午前中の仕事を早々に終らせて、バタバタ~と名護屋港へ向かい、午後2時回収の釣り客と入れ替わりに船に乗り込む。。。  が、俺一人だけしか乗ってないし・・・(笑)  まぁ、明日は早朝からの予約も入っているので、特に船長の負担にはなってないと思うけど・・・感謝してます!船長っ!!  で、いつもの大瀬へ。。。(笑)

Imgp0149 明日まで西~南よりの風なので、風裏となる東側へ瀬上がりさせてもらうが、良い感じのサラシが出ており、期待は高まる。。。 前回の釣行の際は、他の常連さんがこの場所で49cmの口太グレを獲っているので、俺は50cmオーバーを獲っちゃる! と気合を入れてスタートする。 潮は動いてないが、Imgp0151 サラシの払い出しに乗せて沖まで流していると、本日一発目のアタリが! けど、重くない・・・ で、上がってきたのは30cmほどのイサキ。。。  今度は仕掛けを少し軽くして流すと、竿引きのアタリが!! で、浮いてきたのは、40cmに少し足りない口太グレ。。。 Imgp0153 おっしゃあ!夕マズメ突入じゃあ~  と思ったら、それ以降ピタッとアタリがない・・・ 仕掛けを変えても、ポイント変えてもアタリはなく、そのまま日が暮れてしまった。。。 これって・・ 殺気の出しすぎで魚が散ったのか???

夕マズメが不完全燃焼で終ったので、普段はヤらない夜釣りを試す。。。 大瀬のフカセの夜釣りポイントはここしかない! と言われる東のワンドを攻めるが、サラシで押される潮で仕掛けがフラフラしており、どうもしっくりこない・・・ 際ベタを探っていると、根掛りのようなアタリでアワセてみると、30cmオーバーのりっぱなアラカブ(カサゴ)が浮いてきた~ やったー!大物釣ったぞ~  ・・・って、ウレシくない・・・(涙)   この一尾により、なおさら殺気めいてしまったのか、その後もまったくアタリが出ないので、夜10時で本日の釣りを終了。。。

Imgp0157 今回の寝床は西風を避けるために瀬の中央のワレの場所へ決定。 厳しい夜露から身を守るために新しく用意したのは、「防水シュラフカバー」。 3000円以下で手に入れた安物ではあるが、コイツのお蔭で夜露のみならず、夜中に風向きが変わり風に晒される状況になっても、無事に熟睡することができたのである・・・ よかったよかった。(笑)

翌日は夜明け前の4時半に起きて状況を確認するが、南寄りの風とウネリが酷くなってきているが、風裏にあたる北のカドのこの場所は、まだ十分釣りができる。 5時の便でやってきた船長に無事な姿を見せようと立ち上がったら、「そこに一人上げてよかね~?」とマイクで確認・・・ OKサインを出して、一名瀬上がりしてきたのだが、西のワレで釣りたいと言っていたのを「波を被る場所だから無理だ」と引き止め、一緒に釣ることにする。  二人並んで釣るが、全くアタリが無い・・・ やっと捕らえたアタリは20cmほどのウリ坊(イサキの子)。。。もちろんリリース(笑)   そうこうしているうちに雨が降り出し、船長がやってきて「瀬変わりしますから用意して~!」  バタバタっと片付けて船に乗り込み、船長曰く「今の時期の雨は急に時化ることが多いから、早めに風裏へ移動させとかないと回収出来なくなる」との判断だ。

Imgp0162 次に上げてもらったのは、寒の時期の一級ポイント「白岳」。   ここは、ワンドの奥に位置する場所ながら、50cmクラスのグレや、大型のマダイの実績があるポイントなのだ。。。 早速、仕掛けを用意して釣りを再開。 二投目に早くもアタリを捕らえアワセを入れると・・・ かなりデカイ!! って止める間もなく道糸からの高切れによるバラシ。。。  う~む・・・ 不意を突かれたとはいえ、大物に絞って3号通しで臨んでいたのに・・・ 恐らく沈み瀬に触れたのだろう。。。  というか、またヤッちまったよオレ・・・   _| ̄|○   もう、立ち直れないかも。。。  Imgp0158  その心境を察したのか、釣れるのは20cm~25cmほどのリッパなフグばかり・・・(笑)   あと、手の平サイズのコッパが数枚釣れたのだが、土砂降り&強風となって予定より早い12時に回収となり、終了。。。

Imgp0161 今回も反省だらけの釣行となったが、今年一のサイズのクロが釣れてよかった。  さて、クロの刺身と、アラカブの味噌汁&イサキの塩焼きで、単独反省会でもするか(笑)


・・・ な釣行記(馬渡島) 2007 1/16

2007年01月17日 | 釣行記

先日の完全ボーズのストレスを払拭すべく、16日に釣友(師匠?)と共に馬渡島の「大瀬」への釣行に臨んだのだが・・・

波1.5m・南東~南の風5m。 船長には南の船付きで釣る事を薦められたが、事前の釣友との戦略会議(笑)で、「今回は大瀬の西のワレを攻める」と決定していたので、船長のアドバイスを振り切り、瀬の西側へ上げてもらう。。。  というか、強い向い風になるから南側でのフカセ釣りは無理だっつーに(笑)  

Imgp0110 ちなみに、西のワレ付近は魚が居つくには格好の根が張り出しており、さらに瀬の先は急激に深くなるため、間違いなく大型のグレが潜んでいる と言われるポイントなのだが、瀬の下はエグレた状況のため、バラシ続発の取り込み難い難所でもある・・・   という事で、まだ夜が明けきれない頃から3号の竿に道糸5号&ハリス5号でスタートするが、やはりアタリがない・・・ サラシやすい場所なので、道糸5号では馴染みきれないと判断し、1.75号の竿+道糸3号&ハリス4号に変更する。 が、やっぱりアタリはない。。。(笑)  追い風となるポイントに変更し、やや遠投気味に探っていると、ググッと軽い竿引きのアタリが・・・ アワセたとたんに強烈な勢いで真下に突っ込んでいく~~ って、こらえきれずに糸を送りながらなんとか止めようとするが、道糸が瀬に触れて痛恨のバラシ・・・  またまたヤッちまったよ。。。(苦笑)  おそらくヒラマサだと思われるが、むっちゃ悔しい!! その後、アタリは無いが餌が取られるという渋い状況が続くため、浮きを感度の高い遠矢グレに変え、深く探っているとス~っとトップが入ったとたんにビシッと即アワセ! グ~っと竿に乗ったが、あまりデカくない・・・ というかナンか違う・・・  Imgp0113 浮いてきたのはグレではなく32cmのウマズラだった。  今度は釣友に大物のアタリが! しかし、同じく真下に突っ込まれ、瀬ズレでのバラシ。。。   俺達の反対側の北のカドで釣ってた常連さんが様子を見にきたのだが、向こうでは大型尾長らしきアタリをバラシてしまったなどと話してる途中に釣友が竿を曲げている! なかなかの良型のようだが痛恨の針はずれ。。。 ん~残念!

その後はツケ餌が取られることも無くなり、仕掛けを変更して潮に乗せて流しても、上潮だけが流れ底潮は動かないという状況の潮に苦戦し、結局はウマズラ一枚という情けない釣果で納竿となった。。。

北のカドでは、常連さんが49cmの口太グレを釣ってたのだが・・・ やっぱ、寒の時期に西のワレを選択したのが敗因なのかなぁ。。。 反省(笑)Imgp0111


ボボボーな釣行記(馬渡島) 2007 1/14

2007年01月15日 | 釣行記

14日、突然の思いつきで馬渡島への単独釣行となった。

日曜日のため、釣り客が多いとは分かっていたが、案の定の大賑わい・・・ で、瀬上がりした大瀬も満員御礼状態で、我先にと場所取りする人達が落ち着いて後、空いてる場所を探したら波を被る大サラシのトコしか空いてない。。。 Imgp0096  Imgp0097_1 まぁいいか・・ と釣りを始めるが、気温が低いせいでサラシ回りは水温が極度に下がっているのか、一向にアタリが無い・・・ おまけにサラシのヨレで仕掛けが全然馴染まない・・・ で、完全ボーズなワケなのだが。。。(笑)   

まぁ、こんな日もあるさ・・・_| ̄|○   

そういえばトンビも飛んでたなぁ・・・ と現実逃避モードに突入する俺。。。(笑)Imgp0105   


初釣り釣行記(馬渡島) 2007 1/4

2007年01月06日 | 釣行記

1月4日、釣友(師匠?)と共に、午後2時30分出船の「金盛丸」に乗り込み、馬渡島へ初釣りに行った。。。 船長の話だと、大瀬はヒラゴ(ヒラマサの子)が多く、グレの釣果はあまり良くないらしい・・・ しかし、去年の暮れには48cmの良型尾長が出ているので、迷うことなく「大瀬へ!」(笑)

波2.5m・北東の風6mの中、馬渡島へ向かう。 他の釣り客を島の風裏側にあたる「コン川」へ瀬下ろしした後、我々2人は大瀬へ。 大瀬は馬渡島の西側に位置するのでウネリの直撃はないのだが、島の南西側のベタ凪無風状態に比べると、けっこうウネリが回ってきており、特に独立礁のため風は直撃となって釣り辛いのは必至なのだが、それだけに大物の潜んでいる「空気」を感じる・・・のは俺だけ?(笑)  

大瀬の北側は向い風で無理なので南の船付き付近でスタートするが、横からの強風で四苦八苦しながら釣っていると、瀬の南西側で釣っていた釣友が竿を曲げている。 釣れたのは30cmチョイの尾長だが、しばらくすると俺にもアタリが! Imgp0072 で、釣れたのは同サイズの尾長グレ。しかし後が続かない・・・ すると、釣友がタモの中に45cmオーバーの口太グレを入れて来た! それが尾長だったのなら、すかさず場所移動するのだが(笑)、もうしばらく此処で様子を見るつもりで釣っていると、釣友が大物をバラシたとの事!  釣友の誘いを受け、場所を移動して一緒に釣っていると、釣友に大物のアタリが! 慎重にやりとりして浮かせると60cmを超えるヒラマサだった。「なんじゃあ!ヒラゴかい!」と、青物と分かったとたんにやりとりが雑になってるよ・・・師匠(笑)  って、今度は俺にも大物のアタリが! しかし、痛恨のバラシ・・・ さらにヒラマサのアタリを捕らえるが、今度は慎重にやりとりし、何とかタモに納めた。 やはり船長の言った通りヒラマサが瀬の近くまで寄っているようだ。。。   Imgp0077結局、日が暮れるまでヒラマサと戯れ、お互いに65cm前後のヒラマサを2本ずつ上げて本日の釣りは終了。 写真はフカセ竿を豪快に曲げてヒラマサと戯れる釣友。。。

翌日は夜が明ける前から釣りをスタート。しかし、相変わらず風が強く釣り辛い・・・  Imgp0079やっと捕らえたアタリは40cmほどの「サンノジ」。 次にヒラマサらしきアタリを捕らえたが、これまた瀬切れによる痛恨のバラシ・・・ しかし、釣友はヒラマサを上手く遊動しながら瀬をかわし、70cmほどの良型をタモに納めた・・・さすが師匠だ。。。 その後、早い上げ潮の当て潮となり、その中で四苦八苦していると、瀬を転々と釣り探っていた釣友が40cmほどの口太グレを釣って来た。 Imgp0081 足場が低く、モロに強風を受ける場所なのだが、ウネリがずいぶん収まっていたのと、潮が引き何とか釣りができる状況となっていたので、そこへ移動し本流へ乗せて尾長を狙うが、潮が早すぎて「あっ」というまにスプールの道糸が空っぽになってしまう激流だ・・・  釣友が瀬の潮裏側からの引かれ潮を狙っていると、ヒラマサらしき大物のアタリを捕らえるが、今回は瀬をかわす事ができずにバラシ。。。  50cmオーバーの尾長を狙う俺としては、本流狙い一本に絞り最後まで頑張るが、やはり淡い夢として散ってしまった。。。(笑)

今年一年の釣運を占う「初釣り」であったが、何とか本命ボーズは避けれたし、ヒラマサとの格闘も楽しめたのだから、今年も楽しい釣りができると確信するノー天気な俺。。。(笑)  

Imgp0083 今回の俺の釣果は、尾長1枚とヒラマサ2本。 釣友(師匠?)は尾長1枚と口太3枚、それにヒラマサが3本。 完敗でござる。。。   しかしながら、Imgp0085 釣友のクーラーに入った口太グレがやたらと大きく見えるのだが・・・ もうチョイ大きなクーラー買って下さい!(笑) 


初詣もタイヘンだ。。。

2007年01月01日 | ブログ

Imgp0069今日、初詣に行ってきた。。。

ここ十数年、人混みを避けるために元日を避け、3日~4日頃に参っていた三社参りなのだが・・・  さすが元日・・・ 予想はしていたが、これほどの人混みとは。。 一日掛かりの初詣となってしまいました(疲)

元日の初詣って、今年で最後かも・・・(笑)


釣行記(甑島) 2006 12/30

2007年01月01日 | 釣行記

2006年の釣り納めは、50cmオーバー・・ いや、夢の60cm超えが狙える南の雄磯「甑島」。 釣友(師匠)親子の釣行に誘われ、初の甑遠征となったのだ。。。

12月30日、午前4時出船の渡船「ハーバーワン」に乗り込み、いちき串木野港から二時間弱ほどで下甑の鹿島西磯へ到着。 夜明け前の暗い中、釣友の友人A氏と二人で上磯したのは「定置奥」。すでに朝マズメの時間となっているため早々に竿を出すが、潮が殆ど動いておらず、餌取の反応すらない渋い状況の中、やっとウキに反応が・・・ スーっと軽く合わせを入れたとたんに強烈な引き込みが! しかし、またまたヤッてしまいました・・・痛恨のハリス切れ。。。(苦笑)   気を引き締めなおして再スタートするが、その後もツケ餌すらとられない状況が続き、仕掛けを重くして底付近を探っていると、ウキがジワ~っとシモっていく・・・ Imgp0050 しかし、釣れたのは41cmの「アカハタ」。  もう一度同じように探っていたら、またもや35cmのアカハタが釣れてしまう。。。  瀬の反対側を狙っていたA氏は30~40cm程の口太グレを数枚釣り上げているが、俺の方にはグレが寄ってこない・・・(笑)  というか、ワンド奥に位置する磯のせいか、ベターっとした海の状況があまり好きではないので、11時頃の見回りの際に瀬替わりする事に。。。

Imgp0053 次に上がった磯は、大型の尾長&口太が狙えるという「ニシドマリ」。 ここは潮通しの良い大場所のひとつのようで、絶好のロケーションで期待の高まる磯だ。  別の磯に上がっていた釣友親子も、隣の「西崎」へ瀬替わりしてきた・・・ どうやら同じように最初の磯が不発だったようだ(笑)  潮の動きは良くないが、良い状況のサラシが出ており、大物の期待を抱きつつ再スタート。 00号のウキで沈めながら探っていると、3投目に竿引きのアタリが! Imgp0049 なかなかの引きだが、期待の大型尾長ではなく、47cmの口太グレだった。 その後37cmの口太グレを追加するが、後が続かない・・・ お昼を過ぎた頃には同磯のA氏が50cm近い口太グレを釣り上げたが、その後は二人ともグレのアタリを捕らえる事なく納竿となった。。。Imgp0055 Imgp0057 (※写真はタモを小股に挟み、良型グレを制したA氏)   ちなみに、釣友親子も西崎で45cmオーバーの口太グレを筆頭に5~6枚の釣果であった。もちろん同じく大型バラシあり(笑)

Imgp0059 前日までの急激な冷え込みと、潮回りの悪い「若潮」ながら、ハリスを飛ばしてしまう程の大物と出会えた懐の深い「甑島」で今年の釣り納めができて本当に良かったと思う。。。Imgp0052_1 次回こそこそは50cmオーバーの尾長を釣り・・・たい(笑)