てんまりさんの掲示板に モネさんのゆすら梅の画像がありました。
それを見て・・・ある日の午後を思い出しました。
娘が小学校にあがったばかりの頃。
ただいま~と赤いランドセルをゆさゆさと揺らせながら帰ってきた。
おかえりなさいと ふりむくと・・・
「ねね、、ママ めつぶって! お手手だしてて!」と
言われるとおり手をだして目をつぶっていると
あたしの手になにかのせたようだった・・・
「いいよ おめめひらいて!」
目をひらくと
あたしの手に 赤い小さな実が なん粒か乗っていた。
「かわいいでしょ?おいしそうでしょ?」
「あそこの分かれ道の角のお家の前にいっぱい落ちていたの!」
「ねえねえ なんの実かなあ~?」
さあ なんでしょうね?
おじいちゃんに聞いてごらん。
「うん!」といって、さっそく父に聞きに行くと。
ああ あそこの家のあれか・・・「ゆすら梅」っていうんじゃなかったかな。
「そうなんだ~ ねえ? 食べれる?」
食べれると思うが、すっぱいんじゃないのか?
ひとくち 口にいれると 「きゃ~すっぱい!」
そのあと 娘は、がさごそと何かを探して持ってきた。
和菓子がはいっていた 小さな3センチほどの竹かごを手に・・・
「あのさ~まだ赤い実がいっぱい落ちているんだよね~」
そうなの?
「うん!でさ、拾ってきてもいいかな?」
いいんじゃない?そのかごに入れてくるの?
「うんうん!そうそう!」
「けどさ・・・
もしお家の人が見て、赤い実がなくなってても・・・
きっと 風が・・・
風のしわざかもって思うよね!」
笑顔満面でそういいながら 出て行った娘を見送りながら。
風のしわざ・・・・
なんてかわいいことを言うんだろう。
春の光の中で ゆすら梅を拾っている娘が
まるで 春風の妖精のように・・・
そんな風に感じて、とても爽やかで幸せだった。
あたしにも こんな日が
こんな穏やかな午後があったんだなあと・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/1f/7e5af2be5643ceb848f04a9460262373.jpg)
それを見て・・・ある日の午後を思い出しました。
娘が小学校にあがったばかりの頃。
ただいま~と赤いランドセルをゆさゆさと揺らせながら帰ってきた。
おかえりなさいと ふりむくと・・・
「ねね、、ママ めつぶって! お手手だしてて!」と
言われるとおり手をだして目をつぶっていると
あたしの手になにかのせたようだった・・・
「いいよ おめめひらいて!」
目をひらくと
あたしの手に 赤い小さな実が なん粒か乗っていた。
「かわいいでしょ?おいしそうでしょ?」
「あそこの分かれ道の角のお家の前にいっぱい落ちていたの!」
「ねえねえ なんの実かなあ~?」
さあ なんでしょうね?
おじいちゃんに聞いてごらん。
「うん!」といって、さっそく父に聞きに行くと。
ああ あそこの家のあれか・・・「ゆすら梅」っていうんじゃなかったかな。
「そうなんだ~ ねえ? 食べれる?」
食べれると思うが、すっぱいんじゃないのか?
ひとくち 口にいれると 「きゃ~すっぱい!」
そのあと 娘は、がさごそと何かを探して持ってきた。
和菓子がはいっていた 小さな3センチほどの竹かごを手に・・・
「あのさ~まだ赤い実がいっぱい落ちているんだよね~」
そうなの?
「うん!でさ、拾ってきてもいいかな?」
いいんじゃない?そのかごに入れてくるの?
「うんうん!そうそう!」
「けどさ・・・
もしお家の人が見て、赤い実がなくなってても・・・
きっと 風が・・・
風のしわざかもって思うよね!」
笑顔満面でそういいながら 出て行った娘を見送りながら。
風のしわざ・・・・
なんてかわいいことを言うんだろう。
春の光の中で ゆすら梅を拾っている娘が
まるで 春風の妖精のように・・・
そんな風に感じて、とても爽やかで幸せだった。
あたしにも こんな日が
こんな穏やかな午後があったんだなあと・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/1f/7e5af2be5643ceb848f04a9460262373.jpg)