ふれ炭会狭山丘陵いきものふれあいの里炭焼きの会

所沢市狭山丘陵ふれあいの里センターにて煙の出ない炭焼きの活動中

11.9.28 作業内容

2011年09月28日 | 2005年1月
11.9.28(水)晴れ 気温18度 さわやかな秋晴れ 参加者16名
本日の作業内容は次のとおりでした。
1 3号窯(竹)の火入れ
2 「地域の自然を考える会」の皆様ががふれ炭会を訪問・見学
3 所沢祭りの出店準備作業(継続)
4 ミーテイング

1 3号窯(竹)の火入れは9時点火、13時30分ネラシとなった。窯の調子は良好。良い竹炭ができていること祈ります!

2 本日来訪された「地域の自然を考える会」のメンバーは会長、稲井副会長、亀山様の説明により、炭焼きの全工程を見学された。このメンバーは、所沢で2年間の市民大学講座を優秀な成績で卒業された方が、所沢クラブの1支部としての「地域の自然を考える会」に所属されている方たちです。炭焼きの説明を受け、一部実習をされたことにより、炭焼きに対してご理解されたことと思います。支援にあたっていただいた皆さんお疲れ様でした。本日の見学者の中で会員になってくださる人が何名かいるといいですね。
 9時、見学者到着。会長による全般説明が始まった。
地下倉庫へご案内。炭材確保の必要性と保管状況、新旧ドラム缶の比較などの説明が行われた。この写真は約1年半で交代となった新旧ドラム缶。
 稲井様による炭焼き状態の説明。(ネラシに入る直前の窯の状態です)。輝くような火の状態と煙突から出る煙の色・においなどに目を注いでいました。
 亀山様による「液」の説明。名ブリーフィングに皆さんは酔っていました。
 男性の作業体験(薪割り)。とても上手でした。
 女子の作業体験(炭入れかご作り)。みなさんとても器用で、素晴らしい籠の材料が整いました。
 研修終了。楽しい一日でした。またお越しください。「先生さようなら」。「みなさんさようなら」

3 所沢祭りの出店準備作業は、前回に続いて行いました。特に、本日は見学者から質問を受けたりで、緊張感があり、よりいい作品になりそうです。

4 ミーテイングは会長から次のお話がありました。
① 11.10.5(水)は活動日としますので、ご参加ください。
② 11.11.2(水)は、台風のため延期となった、新座市の炭焼きメンバーの見学の日とします。

写真はクリックすると拡大されます。            (担当:阿部、澤田)

11.9.24 作業内容

2011年09月24日 | 2005年1月
11.9.24(土)晴れ、気温26度、すがすがしい気持ちのよい天気。参加者14名
本日の作業は次のとおりでした。
① 2号窯の竹炭出し及び竹材の詰め込み
② 所沢祭り出店準備
③ 台風による木々の清掃と処理
④ ミーテイング

1 2号窯の炭出しは、水曜日に180度で窯を閉めてネラシに入ったため出来具合が心配でした。やはり、窯の前列は何とか炭になったものの、後列は、未炭化の状態でした。原因は、ロストルの足が折れて、ドラム缶の床に接触していたため、空気の流れが寸断されたのだと推定されます。それでも前列の半分で8キロのいい竹炭ができました。後列の未炭化分は、もう一度焼くように、お祈りしながらドラム缶窯に入れ直しました。次回はきっと良い炭になるでしょう。
 窯の後列は未炭化の感じがするようだ。ロストルがぺちゃんこになっているのがよくわかる。悔しいな~。
 前列の良い竹炭をかき集めた(8キロ)。
 やっぱり、後列は未炭化だった。アチャ!原因はロストルか!
 今回失敗した未炭化の炭も含めて、新しい竹材を仕込む名人二人。

2 所沢出店準備は、前回に引き続き炭製品、竹細工などめいめいがそれぞれに準備を進めました。良い作品が次々に出来上がっています。
 カッポン作りの名人。人呼んでカッポンおじさん。
 竹の花入れは並大抵のセンスでできるものではない。生け花に精通した技術者が成し得る技である。
 可愛い!この栗ちゃんどうなるの?

3 台風15号により落ちた木々の清掃と処理は、思ったよりも沢山散乱していたため、一か所に集めたり、太めの枝は燃材にするなど区分けした結果、きれいな作業場に戻りました。皆様お疲れ様でした。
 集めた枝木は燃やして灰に。当分は焚き木に困らないでしょう。

4 ミーテイングは、会長のお話がありました。
① 台風で延期になった新座市の炭焼き会員のお一人(高橋様)が、近くに来られたということで、本日、ふれ炭会の現場にお越しいただき、状況を見ていただきました。
② 中村鉄工様が所有する竹林(ふれ炭会のすぐ近くの竹林です。)へは当分立ち入らないようにとのご指示がありましたので、皆様にお伝えいたします。
③ 9月に発行予定の瓦版の原稿締め切りは本日ですが、来週水曜日までお待ちしますので、寄稿予定の方はご準備ください。
④ 気になってしょうがない10時のおやつpart3、part4は、お久しぶりに顔を出された藤田様からおいしい洋菓子が、公私ともにお忙しい中村様から「八丈島特産のくさや」が差し入れされました。ごちそうさまでした。あまりのおいしさに、写真を撮るのを忘れてしまいました。申し訳ありません。


                                    (担当:阿部、澤田)

11.9.21 作業内容

2011年09月21日 | 2005年1月
11.9.21(水) 時々強い雨、気温16度(肌寒い)。参加者8名。9時に作業中止の決定により解散。

本日は、台風の影響で、朝から雨、時々1時間に30ミリ以上と推定される強い雨のため、会長のご決断により作業は中止となりました。折角、澤田さんが計画、準備された新座市の炭焼きメンバーの見学も延期となりました。それでも、雨の中を8名の有志が参加され、恨めしい雨を見つめながら、炭について激論を交わし、10時30分解散しました。

1時間に30ミリを超えるような土砂降り。豪雨の中を調整に走り回られる会長。


作業中止のあとも、参加者は「炭のあり方」について激論を交わしています。屋根の延伸が終わった作業場は極めて快適です。


写真をクリックすると拡大されます。

                                     (担当:阿部、澤田)

11.9.18 作業内容

2011年09月18日 | 2005年1月
11.9.18(日)晴れ、気温30度(山は28度前後)。風が涼しい一日。本日の作業は次のとおりでした。(参加者16名)
1 会長のお話
① 11.9.21(水)新座市の炭焼き予定者見学会は、台風15号の影響が少ない限り予定通り行います。
8時50分~10時45分のい間に炭焼きの全工程を見学していただく予定です。担当にあたられる方は宜しくお願いします。
② 11.10.29(土)、30(日)の所沢市民フェステイバル出店場所の確定と準備作業の説明がありました。準備作業に参加できる方はよろしくお願いします。
所沢フェステイバルの準備説明会。息が詰まるほど真剣そのものである。
 気になってしょうがない10時のおやつpart2:澤田様に差し入れていただいたおいしい「ブドウ」です。澤田様ごちそうさまでした。他の皆さんは、次は柿がいい、リンゴがいい・・・・などと勝手なことを言っていました。

2 炭焼き作業の状況
① 3号窯の竹炭は心配されていたほど消耗はなく、約10キログラムができあがりました。次回は、新座市メンバー見学のために、竹材を仕込んでの準備を終えました。
心配された竹炭。約10キロで安産でした。どこへ里子に出されるのでしょう。

② 2号窯(竹)は、温度がなかなか上がらず、15時でやっと180度まで上昇。念のため、煙突を外したところ、煙はほぼ透明だったため、やむなくネラシに入りました。次回の炭出しの際は未炭化の炭があるかもしれません。2号窯の特定健診が必要です。とりあえず、来週の見学の際は、炭の取り出しと炭材入れをこの2号窯で行う予定です。
どこから見ても問題ないように見えるのに、どこが病気なの?MRI検査受けてみる?

3 所沢祭り、所沢市民フェステイバル出店準備
前回同様、液作り、竹炭の枠づくり、竹細工、樫材のハンマー作りなど継続して作業を行いました。なかなかいい作品ができています。
雄大な自然の中での作業は気持ちがいいです。
木工班。なた、のこぎり、やすり、ハンマーが大活躍。設計図は作りながら決める。
竹細工班。電動穴あけ機、やすり、ナイフが必需品。1/1000㎜未満の誤差が目標である。
炭入れかご作成班。この工程で売り上げが決定付けられる。
炭詰め班:もちろん主役はこの方たち。顔を炭だらけにして竹炭のカットと袋詰め作業です。いよいよ具体的な販売準備が始まりました。去年よりも多目に入っているかもしれません。

写真をクリックすると拡大されます。

                                     (担当:阿部、澤田)

  

11.9.14 作業内容

2011年09月14日 | 2005年1月
11.9.14(水)晴れ、気温31度、山は28度くらいでしょうか? 本日の作業内容は次のとおりでした。
① 3号窯(竹)の火入れ。8時20分火入れ、13時30分ネラシに入る。
 温度の上昇は極めて順調。ネラシの時期には、焚き口に近い竹は焼け焦げていた。煙がなかなか透き通らない。奥の竹が盛んに燃えていた。いい竹炭ができても量は少なめか?心配なところです。

② 3号窯の液作り。
 煙からの液は極めて早く採取できた。そして、いい液ができました。

③ 所沢祭りの出店準備。炭の俵作り、竹炭の裁断、竹細工作り、樫の木槌作り、竹細工の燻製など。
 竹細工に動力は欠かせません。二人の呼吸がぴったりです。
ふれ炭会の名物「樫の木槌」作り。樫の木は日がたつにつれてどんどん固くなります。それにもめげず、集中力と剛腕で、すいすいと切り刻んでいきます。

④ 会長からの伝達事項。
11.9.21(水)終日、新座市で発足予定の炭焼きメンバー約15名がふれ炭会を見学される予定です。火入れ、液作りなどの工程を見ていただく予定です。当日出席予定の皆様、ご支援、ご協力をお願いします。
 気になってしょうがない10時のおやつ:初栗(稲井奥様ごちそうさまでした。)。皆様、栗を食べた後は一斉に東を向いて大笑いし、心穏やかに会長のお話に耳を傾けていました。

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(担当:阿部、澤田)



11.9.10 作業内容

2011年09月13日 | 2005年1月
11.9.10(土)晴れ、参加者14名。本日は火入れなしの作業日でした。内容は次のとおりです。
① 11.9.7の炭の取り出し。木炭の結果が出ました。重量約10㎏、いい炭が焼けました。焚き口の空気の流入の悪いことにいち早く気づいて、酸素を多量に送り込んだのが良かったのでしょうか?とにかく、温度上昇のトラブルのため2週にわたってしまいましたが、結果は上々でした。焚き口の日の焚き方と酸素の送り方が今後の課題でしょう。また、新しく更新した3号窯に炭材(木)を詰め込み、炭焼き準備が完了しました。11.9.14(水)に点火予定です。
2回の火入れで完全に炭になりました。いい炭でした。

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② 10月に行われる所沢祭りの出店準備を行いました。皆様、それぞれ炭の入れ物作り、竹細工、いけばな等自信作を作りました。完売!お見事!これが当面の目標です。

                                         (阿部、澤田) 

11.9.7 本日の作業内容

2011年09月07日 | 2005年1月
11.9.7(水)すがすがしい風が肌寒いくらいのよい晴天。本日の作業内容は次のとおりでした。
1 2号窯の再点火(木材):先週の土曜日は吸い込みが悪く、温度が120度しか上がらなかったため中断。本日、再点火となりました。しかし、100度くらいから温度が上がらず、酸素が窯に入っていないと判断して、口焚の木材を遠ざけ、前面の空気扉を閉めて、空気は下部の狭い隙間からの勢いのよい空気の流れを期待した。この結果、徐々に温度が上がり、13時30分には350度となりました。ただ、煙から取れるはずの液が全然垂れてこなかった。きっと、前回の点火で木の水分がなくなってしまったのかもしれません。14時ネラシに入る。次に窯を開けるときはどんな炭になっているのだろう。2度焼いたのだから「こんがりコーン」でしょうか。結果が楽しみです。
 空気の取り入れ口を工夫して何とか温度上昇にこぎつけた。案内板のとおりに空気が流れて行ってくれました。
 ネラシの直前、いい焼け具合でした。まるで黒部の太陽でした。成功を祈る!

 
2 11.10.9(日)の所沢祭りの出店準備を行いました。炭を入れる籠つくり、竹細工作り、固い樫の木のハンマー作りなどなど。当分忙しくなりそうです。
 竹炭の裁断。1ミリの狂いもないきわめて緻密な作業である。ここ数年の血と、汗と、涙の結晶である。
 炭を入れるかご作り。地道な作業であるが、高度な技術が必要とされる。
 日本を代表するプロの竹細工作り。
 作業中でも次々訪れるお客様の対応に忙しい。竹酢液とご婦人には特別な因果関係があるようです。

                              
3 ミーテイング:会長から次のお話がありました。
① 新座市では、市役所の主導により運動公園で炭焼きを始める予定です。このため、メンバーの皆様がふれ炭会の炭焼きの現場を見学して今後の参考にしたい旨の申し入れがあり、ふれ炭会は受け入れる予定です(期日は未定)。皆様、仲良くご指導をお願いします。
② 11.9.28(水)高齢者大学の学生さんが炭焼きの研修に訪れる予定です。皆様、手とり、足とりご指導をよろしくお願いします。 
 ミーテイング風景。屋根の延伸のおかげで会議の場もゆったり広くなりました。 

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       (担当:阿部、澤田)

2学期開始!

2011年09月03日 | 2005年1月
2011.9.3(土)心配された台風12号は、四国方面へ進路をとったため、こちらでは弱い雨とやや強い風が吹いているものの作業ができる天気となりました。いよいよ今日から2学期のスタートです。
まずは、夏休みの間にたまった落ち葉、小枝の掃除からスタート。次いで埃だらけの机、椅子のぞうきんがけ、回転のこぎりの境目の竹に生えたカビの除去、埃がたまったやかん、コップ洗い、湿気たお菓子の整理・・・・などなど作業開始前の準備は結構大変でした。
8時50分2号窯の火入れ開始。一か月のブランクで窯の周辺はカビ臭い。きっと湿っているのでしょう。新聞紙は火が付きにくい。こんな時のための牛乳パックは最高、あっという間に点火しました。でも、小枝に火がつかない。このところの悪天で薪もすっかり湿っぽくなっている。それでも何とか点火し、2時にはネラシに入ることができました。
10月には、所沢祭りの出店が予定されているため、竹細工の燻製も始めました。7月から少しずついぶしてきたのでいい色になっています。あと1カ月半もすれば素晴らしい作品になるでしょう。
ふれ炭会のメンバーは100円ショップなどで竹細工を見つけると作業場に持ってきて、もっとよいものはできないかと議論したり、ハイキングなどに出かけた時などは撮影してきた作品応用するなどよい習慣があります。この結果がいい作品の誕生につながるのでしょう。
まずは、いい2学期のスタートでした。イベントに向けて、販売に向けて、いい炭、いい作品を沢山作りましょう!

2号窯の炭焼き状況(木材):原因不明で温度が120度でストップ。やむを得ず密封。

 いぶし銀、いや、いぶし竹細工がザックザク。所沢祭りが楽しみです。

 市販のアイデイア商品を参考に皆で議論して、より良いものをつくろうという研究熱心な会員ばかりです。(写真は100円ショップの製品)

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担当:阿部、澤田