多苦庵:枯れっぺ

趣味である、釣り、音楽、ウォーキング、読書などの話を中心に進めていきます。

前立腺癌 ダビンチでの手術 体験談(2)

2018年12月12日 | 日記
前立腺癌の治療に関することをブログにアップしようと思い立ったのは、webでいろんな前立腺癌の体験談を調べようとしたら、参考になる体験談が無かったことからです。
しかも、ロボットによる腹腔鏡手術の歴史はまだ新しいので、いま一番リアルな状況を出してみようと思い立ったのです。
===


2018.11.2.術後2日目

6:00過ぎに目が覚めていたが、麻酔と痛みで意識混濁。
午前中は全く動けず、夕方になって看護師の手を借りて立ってみた。

廊下に出て危なっかしい状態で少しだけ歩いてみた。
かなりヒドイ痛みではあったが我慢して歩いた。

夕食は七分粥だった。
一口だけ食べて残した。
まったく食欲無し。
食事のあと頭痛がひどくなって薬をもらった。
結局一晩中頭痛が続いて、熟睡できず。

医者からは手術は成功しているので、徐々に歩いて体力を回復しましょうと言われている。
この痛みの中で歩くのはつらい。

朦朧とした感じと、痛みを我慢することで長い一日が過ぎた。

2018.11.3.術後3日目

5:00くらいからベッドの上で朝が来るのを待っている。
腹が張って苦しい。
座薬をもらったが結局はガスしか出ない。

廊下を(回廊になっている)歩いてみる。
何とか歩ける。
便通は1回。

朝食はパン。
半分だけ食べた。

10時過ぎに点滴と傷口のドレーンを取る。
ドレーンはそんなに早く取っていいのか。
傷口から体液がにじみ出てきて、ガーゼを濡らし、パジャマも濡らしてしまった。
看護師が厚めのガーゼと防水処理をしてくれた。

看護師にカラダを拭いてもらう。
まだシャワーは無理のようだ。

2時過ぎに女房が着替えを持ってきた。
ありがたい。
コンビニで水、コーヒー、ヨーグルトを買ってきてもらう。

午後も散歩をするが、10分程度。
ついでにトイレも行くがガスのみ。

夕飯は、やはり御飯が多く、半分残す。
若い患者だったら全部食べるのだろな、と思う。


相変わらず隣の患者が電話をしていたので、看護師に注意するように依頼。
注意を受けて一応電話を切ったようだが、1時間もするとまた電話をかけ始めたので、私の方で
「病室での電話は遠慮してくれ。したければ電話室へ行ってくれ」
と注意。
これでやっと電話をしなくなった。
やれやれ。

隣の患者は50歳過ぎの男性で分別があるはずなのだが・・・。


寝る前に看護師に頼んでガーゼの交換をしてもらう。
点滴とドレーンが取れたので寝やすい。
隣の患者が照明を消さずに寝ているようだが、気にせず寝た。
久しぶりに熟睡できた感じ。

★今回の入院の必需品
前立腺を除去するとのことで、「痔」と同じように、座ると手術の痕が痛いのです。
そこで、入院時は旅行の電車やバスで使う空気枕を準備し、座った時に患部を圧迫しないようにしました。


退院後は、丸い座布団をライフ(スーパー)で購入し使用しています。
これを使った方が良い期間は、術後ひと月くらいです。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿