岡山の山登り@FF山岳部

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三坂山登山レポート

2006年09月23日 | 岡山県の山
三坂山 登山(2006年9月3日 晴れ)

<もうすぐ丸二年>
今日も暗いうちに家を出る。
昨日、星山から間近に見えた三坂山が今日の目標。
旧久世町樫西の谷に入ると平成16年の台風被害の復旧現場などが見られる。
未曾有の被害を出した台風から、もう二年、まだ二年。

足尾滝を過ぎ、林道山生線終点の広場に駐車。
しばらく歩き、新しい案内板の分岐を右手に。
本来は車も十分に通ることのできる舗装路が崩壊している。
今年の大雨、長雨の仕業のようだ。
登山道の取り付きからは下草が多く、スパッツをつける。

植林の中、七曲りを過ぎ大山道の稜線コルに出る。
ここにから北に下ると道祖神・湯原、西が三坂山といった案内板がある。
三坂山方面にと西に踏み跡を正直にたどる。
尾根筋ルートも見えたが、踏み跡の濃いほうに行ってみる。
すぐに湯原からの道に飛び出し、間違いルートだったことに気付く。
道の踏み具合からして、間違ったのは私だけではない様子。

<山頂へ急登>
道祖神のある旧街道三坂峠は十字路分岐になる。
西の斜面に取り付き、熊笹の茂った急坂を登る。
最近の恒例のように、下半身はびしょ濡れ。
間違えるようなルートではないが熊笹が結構強くかき分け進む。
山頂までは尾根沿いにしっかり楽しい急登が続く。

途中の850mピークからは三坂山山頂が迫って見える。
コルを過ぎ、山頂に向けての一気の登り。
木々につかまりながら登ったり、予想していたよりも随分ハードだ。
山頂は明るいが北面のガスが多く展望は微妙なところ。
のんびり眺めていると時折雲の隙間から大山なども顔を出す。

こじんまりとした山頂だが悪くない。
西に踏み跡らしいものがあり、少し突っ込んでみるが不明。
途中であきらめ、予定の南斜面のルートを下る。
すぐに大展望の岩場があり、しばらく眺める。

<大山道旧街道>
これまた急な植林の中をひたすら下り十国峠に。
十石茶屋跡に到着、各ガイド本に掲載の茶屋の建物を探すが、無い。
周辺を南に歩いたりウロウロしてみるが見つからず。
古いものと言われているので、ひょっとして解体されたのか、とか思う。

茶屋跡から北東に向かうが、倒木が多くルートの取り付きが分かりづらい。
倒木の多い地点を過ぎれば、いかにも旧街道といった雰囲気の道。
トラバースルートになるので高低差も少なくあっという間に三坂峠道祖神に到着。
さっき登ったばかりの尾根筋の反対側に取り付き、展望岩へ。
この展望岩が広い岩場で、岩遊びがしたくなるような場所。
天候は随分回復し展望もさらに広がり、楽しいひと時。

展望岩を北に下ると、先ほど間違えた分岐。
看板の三坂山というのは展望岩を通過してのコースのようだ。
納得し、登ってきたルートを駐車場所まで下る。
この山は雄大さは少ないが、イベントが多く楽しめる。
歩いていて退屈の無い山容、さすが旧街道、歴史を感じた。

車で足尾滝まで下り、参拝。
前にここを訪れたのは17年ほど前かなと思い出す。
懐かしいような、全然思い出せないような。
綺麗な滝で顔を洗い、心も洗われ、帰路についた。

<今回のコースタイム>
林道終点5:51-5:55案内板6:00-登山道取り付き6:05-七曲り6:17-大山みち分岐6:24-三坂峠道祖神9:29-6:52山頂7:11-岩場7:15-7:25十石茶屋跡7:30-道祖神7:42- 7:44展望岩7:57-8:10案内板

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