前回のサフェーサー塗装編の続きです。
いよいよ、ウレタン塗料の1液型でブラック塗装を施工して行きますが、自動車の補修塗装と大きく異なるは、艇は大きいので塗装ブースに入れて塗装をする事が出来ません。
従って、天候が良く風の無い乾燥した日に本塗装をする必要が有り、天候の様子を見ながらの作業になります。
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ブラック系の塗料は隠蔽性は高いので、垂れや埃、塗りムラに気を付けながら数回に別けて塗装をして行きます。
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次に、半ウエット状態でも塗装が出来る2Kタイプのクリアー2液型ウレタン塗装をして行きます。
2液タイプですので、クリアと硬化剤との割合、基本2対1の使用でクリア塗料を作って行きます。
しかし、冬場は気温が低い事から、塗膜の硬化時間も遅くなる為、硬化剤も冬用の硬化時間が早くなる物を使ったり、硬化剤の割合を若干変える等、天候に合わせた作業になるので、塗装屋さんの経験値が物を言います。
クリア塗装の塗膜が硬化後、マスキングを外していきますが、写真はクリア塗装直後のです。
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これでブラックハルの塗り上がりですが、仕上げは乾燥後には埃や小さなゴミが付着している所を手作業にてペーパーで落とし、最後にバフ磨き後、マスキングを取り外しブラックハルの完成です。
なお、本艇は係留保管をしますので、船底塗装もして行きます。
船艇塗料の塗装
今回使用した船艇塗料は、NKMコーティングス株式会社 ニュープラドールZ(加水分解型船底防汚塗料(銅タイプ))
私自身いろいろと船艇塗料を試して使用してきましたが、瀬戸内では大変防汚に効果があると感じた商品ですので、オススメです。
この度、塗装に関しては、現在自動車板金塗装業をしエアロパーツの取り付けなども手掛け、FRPの修正なども熟知されている、友人にお手伝いして頂きました。
今後、ハルの塗装したい方がおられましたらお気軽に兵庫エリア 担当の小札までご連絡下さい。
大変ご納得いく価格とクオリティを提供します。
船ネットドットコムHP
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