情報に値段がつく時代の国勢調査

国勢調査は散々
おいしいおいしい個人情報です。これで金儲けするやついるのかな、と思ったのですが、こんないると思いませんでした。
悪い人たちの考えることはみんな一緒なんですね。

ふと国勢調査の歴史を紐解いてみた。
国勢調査という名前ではなかなか記録がないです、戸籍ということで探してみたところこんな感じでした。
欧州最古の国勢調査はおそらくローマでしょうか、ギリシャポリス諸都市辺りでしょうかそれともエジプトでしょうか？おそらく版図の広さと租税の公正さを求められる点からローマが可能性高そうですが、ローマ人の物語を読んでみると実際にローマでは行われていたとされていますが、最古かどうかは・・・・
しかしローマの官僚のトップである財務官が担当していたことを考えると相当重視されていたことのようです。

中国は自身がないですが春秋戦国の斉か秦のどちらか、と思っていたのですが意外にも前漢の平帝の元始２年(西暦２年)に作った戸籍があるためそのときの調査が最古のようです。秦辺りが最初だと思ったんですけどねえ、中国全土を統一しても国家の収入の安定化を図るためのシステムである戸籍を作らなかったというのは統一王朝としてはなかなか致命的だったのかもしれません。
ローマと秦、千年王朝と十五年王朝の大きな差はここにあったのかもしれません、

日本は奈良時代になりますが６７０年班田収授の法の関係から庚午年籍を作る際に行われたのが最初と思われます。
律令関係でもっと後だと思っていたんですけどねえ庚午年籍忘れてたわぃ

国家の収入の基本になる戸籍と国勢調査、増税増税言う前にもっとしっかりやって、さらにそれで金儲けを考えるやつには厳罰を与えてほしい限りです。
っていうか国勢調査のじゃまは国家に対する犯罪です相当な厳罰を与えても十分よろしいかと思います。
っていうか、そもそも何らかの対策を採るほうが優先事項ですね。
こういうことを起こしにくい状態を作らないとダメですね、
いちいち調査員が取りに行くというは激しく時代遅れじゃないかと思うのですが・・・
個人情報を扱う相手には今非常に慎重さが求められる時代、とりあえずもう少し時代にそぐうやり方を考えてほしいです。以前番号登録かなんかをやろうとしたときも反対が起こり、番号を返却する人が多数出たとか、ついでに言うと私も番号忘れたし・・・・
個人情報を扱うものとしてもう少し自覚がほしいなと思いました。