ふみ日記

観たいものがどんどん増えてえらいことに。

「真夜中の弥次さん喜多さん」

2005-05-04 | 映画・TV関連
4/27(水)に「真夜中の弥次さん喜多さん」を観ました。
@シネマライズ 20:00~ Aちゃん・Eちゃんと。

いやぁ、笑った笑った。
クドカンらしくありえねぇ~~~っていう設定に登場人物。
暗く重いテーマをよくここまで笑える映像にしたもんです。

智也の男らしい弥次さん。
バカなくらい真っ直ぐな男前でしたねぇ。
「クドカンがメントレで言ってた、会議室の窓をガタガタさせちゃったシーンはコレかな?」とか思ったり(^^)
でも喜多さんと引き離されて、子供みたいに「うぇ~~んっ」って泣いてるとこにはメロメロしちゃいましたvv
「喜多さぁぁぁん」って可愛すぎですから。

七之助くんの喜多さんも、女の私が見ても守ってあげたくなるような華奢で可愛い喜多さんでした。
女子高生の中に混じっても一番可愛かったぞ?どういうこと?(^^;
歌舞伎では観たことないですけど、七之助くんもやっぱり基礎が出来てる人ですよね。
動きがキレイで発声も上手い。


ただ、ねぇ。
あんなに笑ったのに、観終わった後イマイチすっきりしなかったんですよね。
なんかモヤモヤが残っちゃった感じ。
すぐに感想を書けなかったのは、このモヤモヤがあったから。
ホモネタは全然OKだしなぁ。ここに拒絶反応を示したわけではなく
コロコロ変わる場面に酔っちゃったわけでもない。
むしろ江戸と現代が違和感なくクロスしちゃってるところに感心したくらい。
喜多さんのリヤルもはっきりしたし、最後には切なくてホロリとさせられるシーンもあったし。
面白い映画だと思う。
ならなんで?としばし考えちゃいました。

思い当たるのはただ一つ。
濃ゆい脇キャラに過剰な期待を持っていたのです。これが原因かな。
公開前からイロイロな雑誌で特集を組まれて、何冊か買いました。
そこにはキャラの紹介やら役者さんへのインタビューやら載っていて
この濃い脇キャラがどうやって弥次喜多に絡むんだろう~~ってワクワクしてたんですよ。
クドカンが作る脇キャラ大好きだし。
そしたら「えっ?これだけ??」って思うくらい少しだけのキャラが多くて
「これって出オチじゃん?」って思っちゃったんだよね。
だから観終わった直後は「これは1回観ればいいや」って思ってしまいました。

でも「そっか」と気付いたので、もう1回観に行ってみようと思います。
今度は弥次喜多ワールドにずっぽりハマれると思う。
コメント
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